2003/01/02更新
この改造は私が勝手に行った物であり、もしかしたら、致命的な過ちを含むかもしれません。
また、メーカーが禁止する改造行為に当たりますので、メーカーのサポートや保証も受けられなくなります。
このページの内容を参考にした事によってなんらかの問題が発生したとしても、私は一切の責任を負いません。
それでももし参考にされるのであれば、全て自己責任において行って下さい。
用意したもの。
MicroATX電源 (東海理化販売MPW-200NH)
他、金鋸やテスターなど
元のAnの電源の中身を、以下のものを除き処分。
・マザーボードとのコネクタ(ケーブルを少し残して、切断。) W&X
・3ピンの コンセント部品 T−@
・サービスコンセントの部品 T−A
・8センチファン(私はフレームがアルミ製のものに取り替えましたが。) T−B
・電源スイッチ T−E
元の An の電源ケースの手入れ。
・ネジ止めの為の出っ張り切り取り。 T−C
・空気穴開け。 U−@
・4ピンケーブルを引っ張り出す為の穴開け。 U−A
・MicroATX電源を固定する為のネジ穴開け。 U−B
MicroATX電源側のケースの手入れ。
・切り取り。 V−@
・折り曲げ。 V−A
各種配線の接続。
・MicroATX電源のコンセント裏側に付いていたパーツを、Anのコンセント裏側へ移植。 T−D
・マザーボードとのコネクタ部分へ、Micro
ATX電源側から、コードを接続。 W&X
ATX 電源の、11番ピンに来ていたらしいケーブルを繋ぐ。
W−@
・MicroATX電源側のコードは、紫x1 白x1
灰x1 橙(3.3V)x1 緑(PS-ON)x1 黒(GND)x1 が余りますが、後の3つは、利用します。
電源入の方法。
1.100Vを電源に供給した状態でPS-ON(緑)とGND(黒)をスイッチで入れる方法。
2.PS-ON(緑)とGND(黒)をショートした状態で、100Vをスイッチで入れる方法。 T−E&V−B
の二種類があると思われますが、私は後者を選択しました。
An側 W ATX側 An側 X ATX側 ねじ 出っ張り 空 紫 5V 赤 黒 GND 黒 赤 5V 赤 黒 GND 黒 赤 5V 赤 黒 GND 黒 赤 5V 赤 黄 3.3V 橙 黒 GND 黒 橙 12V 黄 黒 GND 黒 仕切 仕切 青 -12V 青 黒 GND 黒 黄 3.3V 橙 橙 空 出っ張り ねじ
私の使用したMicroATX電源は、3.3V系に1A&5V系に3A&12V系に1Aと、それぞれ最低電流が設定されています。
この内、5V系と12V系は、おそらく最低電流分ぐらいは消費するであろうと思われますが、
3.3V系については、(CPUにNV4ゲタとK6−III+を使用している為)最低電流に達していないものと思われます。
・従って、5W/3.3Ωのセメント抵抗を付けて、3.3V系で1Aを無駄に消費させます。 V−C
電源の組み立て直前&本体への組み込み後
私は今回、サービスコンセントが連動する様に組み立てたつもりですが、元々のMicroATX電源は、その様な使用を想定していない筈です。
従って、サービスコンセントは利用しない方が良いかもしれません。
最近は、下記不具合は発生していません。NV4ゲタの設定を変更していますので、その辺りに問題があったのかもしれません。2003/01/02
現状では、特に問題なく動いていますが、時々CPUのクロックを正確に測れなくなるという不具合が発生する事があります。
原因がどこにあるのかは不明です。
(MicroATX電源化に問題があるとしたら、5V系と12V系の電力消費量が少なすぎるのかも。)