ごみっく日記
[ちばらき日記2002年07月] ほとんどゴミです(^^;
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今は亡きPCVAN SCOM#6の「ごみっく日記」&#7の「読書(予定)日記」の続きです。

7月1日(月)
冲方丁 , 微睡みのセフィロト , SF , 徳間書店 , 文庫
冒頭でSF者の好奇心に火をつけるようなギミック登場。「百万個(1億だったっけ)の立方体に生きたまま切り刻まれた身体」。たとえ竜頭蛇尾になったとしても、これで読まなきゃSF者じゃありません。(しかも主人公は美少女。じゅるっ)
読んだ結果、蛇尾には終わらなかったが、竜というよりはタツノオトシゴでしたな。
7月2日(火)
W・ハリスン , ローラーボール , SF , 早川書房 , 文庫
短編集。子供の頃、TVでローラーゲームというスポーツ?(プロレスもスポーツと言えるのであればですが)を放映していて、毎週TVにかじりついて観ていたのを思い出しました。表題作を含め暗いのばっか。
7月3日(水)
サンデー。アインシュタイン君に負けたユウキ。でもアインシュタイン君の受ける仕打ちを見て、ユウキは一歩成長。将棋愛。愛が無ければ勝てないことに気がついたのです。「モンキーターン」NEXTライバルはじゅん。さてさて。
高橋克彦 , 春信殺人事件 , ミステリ , 角川書店 , 文庫
浮世絵ミステリシリーズ(勝手に命名)。このシリーズなら安心して読めます。それ以外は、いつSFになるか、はたまたオカルトに走るか心配しながら読まなきゃいけない。
7月4日(木)
この春に、情報処理の資格試験を受けてみた。実は20年前に同じ資格(旧1種)を取っている。しかしその後のブランクが長いので今回1回で受かるとは毛頭も思ってはいなかった。運が良かったのか今日合格証書が届いてた。
大崎善生 , 聖の青春 , 伝記 , 講談社 , 文庫
明日会社があるのに一気読みしてしまいました。
尾田栄一郎 , ONE PIECE 24 , コミック , 集英社
史上初の初版2百何十万部というあおりの帯が...現在連載中というプラス要素があるとはいうものの、わたくし的には面白さは「ドラゴンボール」を越えていると断言。(とはいっても連載中という事はこの後どうなるかという危険のほうが大きいんだけどね)
7月5日(金)
会社を8時で終えて、8時40分からのレイトショー「スパイダーマン」鑑賞。あ、前売り券よりも安いんでやんの。なんか損した気分。(某お笑いパソコン日記のDVD予約価格の方が高かったという怒りがよく判ります。)これからはレイトショーで上映される映画は前売り券を買わない事にする。
入りのほうは少ない。そのほとんどがバカップルか女性同士。1人でも入らせる気になる映画じゃないとヒットしないと思うけどなあ。ヒーローは暗いしヒロインは私好みではないけど、アクション系としてはお薦めの部類に入るし、さぶいギャグ連発の「少林サッカー」よりもずっと面白いんだけど...最もヒロインがなぜスパイダーマンに変身していないほうの彼を選んだのか疑問。アメコミではここらあたりはどう処理しているのかな?
7月6日(土)
恩田陸 , 劫尽童女 , SF , 光文社 , 図書
話の展開が唐突すぎるし、全てを説明しきれていないし、恩田陸作品としては期待はずれでした。
7月7日(日)
暑くて3時頃目を覚ます。押入から壁掛け式扇風機を取り出し組立。眠れなくなったのでネットサーフィンをちょこっとと、↓を読み始める。昼間は家族サービス。夕食を食べたら睡魔が襲い、入力作業も行えず爆睡。
初野晴 , 水の時計 , ミステリ , 角川書店 , 図書
「幸福な王子」をモチーフとしたファンタジィサスペンス。横溝正史ミステリ大賞受賞作。あんまりミステリっぽくはなかったが、深夜というか早朝にほぼ一気読み。「幸福な王子」ずっとアンデルセン童話だと思っていたけど、オスカーワイルドだとは知らなかった。
7月8日(月)
読んでいる本は何冊かあるが、読み終えた本はなし。
ゴールデンウィークの直後、通勤用自転車を盗まれた。いつもはちゃんと鍵をかけているのだが、たまたま忘れてしまった。駐輪場から駅までの途中で気がついたのだが、戻ると電車に間に合わないのでリスク覚悟でそのまま会社に...マーフィの法則は正しいですね(涙)。
マンガや文庫を買う金はあっても、大金(1回で1万円以上の出費は身体が拒否反応を起こします。)はないので、ずっとバス通勤していたが、考えてみたら月20日としてバス代が1万。すでに2万円出費している。ママチャリなら充分買える金額になっていました。買うべきか買わざるべきか悶えていたら、バザーで5千円の中古自転車があったので、衝動買い。安物買いの銭失いになるかどうかはこれからのお話。
7月9日(火)
谷岡一郎 , 確率・統計であばくギャンブルのからくり , 専門書 , 講談社 , 新書
「ちんちろりん」は親が有利か子が有利か?とか、競馬は銀行レースよりは大穴狙いが有利というようなお話。そういえば、以前GINさん主催のML(メンバー4名:今はどうしているやら...)で話題になった、クラスに誕生日が同じペアのいる確率なんていうお話も書いてありました。
7月10日(水)
サンデー。ゴリラの次は人工知能と対戦。負けるなユウキ。
草上仁 , 無重力でも快適 , SF , 早川書房 , 文庫
古本屋でみっけた本。おっかし~な。草上仁は全部よんでた筈なんだけど、一編も内容に記憶無し。特に表題の短編は「下ネタ」なんで読んでたら忘れるわけがないのに ...
7月11日(木)
草上仁 , お喋りセッション , SF , 早川書房 , 文庫
おっかし~な。以下略。表題のタイトルは意志疎通はメールでしかできなくなった社会で、会話を聞かせる事が芸術...よく考えたら漫才と同じか。でも洒落たオチが秀逸。
7月12日(金)
今日のドジ。「エピソード1」がノーカット版で放映されるというのでVIDEO録画をセット。良い画質で録ろうとノーマルモードに設定。テープは120分。結果は恥ずかしくて言えねえよ
草上仁 , ゆっくりと南へ , SF , 早川書房 , 文庫
おっかし~な。以下略。表題のタイトルは、1年で何センチ(ミリ?)しか進まない生き物を助けるお話で「開発vs環境保護」がテーマかな。でも、オチのこれも南へ進む理由が割とほのぼのしてました。
7月13日(土)
MIB2鑑賞。私的には「少林」の笑いよりは「MIB2]の笑いのほうが好き。続編は質が落ちることが多いのであまり期待せずに入ったけど2時間弱ず~っと笑わせていただきました。マイケルってやっぱし宇宙人だったんだ(joke)
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 1 無責任艦長タイラー , SF , 富士見書房 , 文庫
ずいぶん昔、海王さんに「風邪ひきエスパー」を薦められた頃買っていた中古本。わたしゃ、植木等の性格は好きになれないので、あんまり身を入れては読まず。
山岸真 編 , 90年代SF傑作選 下 , SF , 早川書房 , 文庫
2ヶ月くらいかけてポチポチ読んでた本。SFにとっては不毛の90年代であるが、それでも傑作選を組めるくらいはあるわな。
7月14日(日)
昨夜から体調悪し。夏バテじゃ~。
という事で読書とビデオ鑑賞にいそしむ。ゴールデンボウルの最終回と一つ前。ほうほう。こうきたか。割と綺麗な終わり方じゃん。
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 2 明治一代無責任男 , SF , 富士見書房 , 文庫
2巻目で外伝とは...グインサーガより非道い。
椎名誠 , 新宿熱風どかどか団 , エッセイ , 朝日新聞社 , 図書
ダブリ。内容はほとんど忘れてはいたが...
半村良 , たそがれ酒場 , 一般文学 , 中央公論社 , 図書
半村良得意の人情物。安心して読めたけど、あまりにもご都合主義だよなあ
樋口明雄 , 武装酒場 , SF , 角川春樹事務所 , 新書
間違って奥さんを殺したと思いこんだ男と、サラ金から大きな借金をしている男と、振られてしまったと思いこんだ女が最後の一夜を明かすために入った酒場(赤提灯)で、後は酒が原因のドタバタコメディどす。
7月15日(月)
E・パティスン , シルクロードの鬼神 下 , ミステリ , 早川書房 , 文庫
上巻を読んだのが4月。鞄にずっと入れていて、通勤のお供にちょこちょこ読んではいたのだが、やっと読了。勿論ミステリを読んでいるつもりはなく、ただ主人公の心の動きをトレースするだけだったけど、疲れる小説でした。でも心地よい疲労に近かったかも
7月16日(火)
本の雑誌。あ、「吉野朔実劇場」があるではないか。連載終了と思ったのは私の勘違いでした。さて4冊目の題名、父・母・弟のつぎはなんとなるのだろ...
7月17日(水)
サンデーの日。
作者が断言しているから将棋マンガに間違いない「365歩のユウキ」。人工知能にユウキは勝てるか?
「じゃぱん」。緑色の亀パンvs竜パン。芸術点は共に最高点。味はマンガ家の採点はどちらも同じ音量。決着は来週...
7月18日(木)
へろへろになって、先週の日記を書く。
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 3 ワングの逆襲 , SF , 富士見書房 , 文庫
河合克敏 , モンキーターン 21 , コミック , 小学館

7月19日(金)~21日(日)
ちょいと旅にでてました。旅のお供に文庫を2冊
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 4 無責任元帥タイラー , SF , 富士見書房 , 文庫
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 5 アザリン16歳 , SF , 富士見書房 , 文庫

7月22日(月)
イブニング。「おせん」今回はイマイチ。
題名忘れたけど、匂いフェチのマンガ。見てるだけで匂ってくるような気がした。(一応ホメ言葉。でも濃ゆすぎるマンガですな)
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 6 タイラー大逆転 , SF , 富士見書房 , 文庫
確か地球が占領されていて、タイラーが解放する話だったかな...
7月23日(火)
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 7 無責任大統領タイラー , SF , 富士見書房 , 文庫
大統領になるお話(って題名そのものじゃん。というか内容は既に忘却の彼方)
7月24日(水)
サンデー。「365歩のユウキ」予定通り勝利。しかし対戦者がそれほど悪いやつじゃないじゃん。という書き方だったのは以外。「鉄鍋のジャン」では悪役はあくまでも悪役(笑)だったのに。
「モンキータン」来週か再来週は主人公のオールヌードがでてくるのか(ゲロゲロ)
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 8 風速四十光年 , SF , 富士見書房 , 文庫
ジェーン台風じゃなくってジェーン宙風(字が違うかも)襲来の巻
7月25日(木)
吉岡平 , 宇宙一の無責任男 9 永遠なれ無責任男 , SF , 富士見書房 , 文庫
飛び出すな。台風は急には止まれない。
7月26日(金)
HMMと暮らしの手帖。HMMはMWA特集号。内容は未読。手帖はパラパラめくる。冷凍庫特集(生肉は3ヶ月が限度か。でもドアを開けなければもっと持つような気もする)
7月27日(土)
緑内障の検査に病院へ。とりあえず正常の範囲内。また3ヶ月後に検査予定。
その後、大都会へ。「まんだらけ」では荻丸は無し。麻原もなし。清水玲子「輝夜姫18」、清原なつの「私の保健室においで」(早川文庫版)、藤子A「愛…しりそめし頃に…2」があったので拾う。いずれもまだ新刊で入手可能だとは思うが、注文までして買う気はなく、見つけたら買うというスタンス。たまたま「まんだらけ」で最初に見つかっただけで他意はない。はっ。私って誰かに言い訳しているみたい(^^;
夜は地域のお祭りがあるため秋葉に寄らずに帰宅。
上野駅構内の書店で「吉岡平」「草上仁」「茅田砂胡」でゲット。書店の一部の棚が茅田のピンクの表紙に占領されていた。ここの書店(利用者?)も割と濃ゆそう。
逢坂剛 , アリゾナ無宿 , ミステリ , 新潮社 , 図書
ウエスタン小説。ウエスタン小説とSFは日本ではヒットしないというジンクスがあったらしいが、逢坂版西部劇はどうであろうか?私自身は続編がでれば確実に読むでしょう。
吉岡平 , ダダダダイヤルY計画 , SF , 朝日ソノラマ , 文庫
私はタイプCなのだが、ヤプーズどころか戸川純すら全く知らない。従ってこの短編集の面白さが判らないのかも知れない。あ、ロリータ108号は観用少女に似てるな。それとDaddy the Heavenも...なんて書くと危ない人物<自分
7月28日(日)
谷口裕貴 , ドッグファイト , SF , 徳間書店 , 図書
犬がでてくるSFはやっぱし、「遠き神々の炎」だよな。うん。うん。最もあちらは厳密に言うと外見が犬というだけで、人類と対等の生物なんだけどさ。「ドッグファイト」もそれほど悪くないけど第1回SF新人賞受賞作に較べると文章が硬いです。って「海底密室」に較べられちゃ可哀相か。とりあえず評価は留保、第2作次第かな。(北上次郎風)
7月29日(月)
まんがライフオリジナル「丹沢恵」スペシャル。「秋月りす」と「丹沢恵」特集号は毎年押さえるようにしている。ほのぼのマンガ
茅田砂胡 , 暁の天使たち 2 神々の憂鬱 , SF , 中央公論新社 , 新書
登場人物が覚えきれていない(^^;髪の色で覚えておけばよかったかな...知らなくても読めることは読めるのだが、キャラクタの性格を知って置いた方が256倍楽しめます。(けど、みんなおんなじキャラクタに見えちゃうのは何故?)
7月30日(火)
倉田よしみ , 新味いちもんめ 8 , コミック , 小学館
奥さん公認コミック。しかし、このマンガはジャンル的には料理物+成長物語のはずなんだけど、主人公が全然成長しない。個々の物語では成長しているのだが、トータルでみるとレベルは替わらず。きっと目指せ「750ライダー」なのだろう。
東野司 , 展翅 , SF , 学習研究社 , 文庫
昔、ハヤカワで書いていた作家。その頃は電脳SFだったが(今もか?)、本作品はオカルト系。「東京異聞」とか「帝都物語」が好きな人にはお薦めの1冊

7月31日(水)
サンデーの日。「365歩のユウキ」ラスボスがちょこっと姿を見せたよ~な。
アフターゼロ1&2購入。

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