Xbox最強伝説


彼らは来た

 アハトゥン!……去る2002年2月22日のことだ。アメリカより最強のスペックを持つ黒船が来た。その名を「Xbox」……そこ!笑うな!ギャグコンテンツ違う!(お 自覚はある。我らは僅かに30万。物理的にミリオンセラーどころかハーフミリオンすら不可能というスパルタンにも程がある有様であることは否定しがたい。

だが、しかし!

 X箱は決してつまらないハードではない。一人称シューティング(FPS)の雄「HALO」を筆頭に、怪作「鉄騎」、「パンツァードラグーン オルタ」「ファントムクラッシュ」「ガンヴァリキリー」「カンタムレッドシフト」等、佳作揃いなのだ。ただ、ひどく地味だったり日本人の嗜好からかけ離れていることに目を瞑れば……。たとえば「カンタムレッドシフト」だが、まずはこれを見て欲しい。この絵がパッケージである。どこの日本人がこれを見て購買意欲を刺激されるというのか。左にいる人間は多分女のようだが、単に染色体XXというだけで萌えもしなければエロスも存在しない。なかなか爽快な突き放しっぷりが箱らしいのだが、「ワイプアウト」という単語を聞けば見方を変える人もいよう。なんかスタッフが一緒らしい。最もスピードが出る「レッドシフト」レベルに到達すると脳汁が止まらなくなる世界に突入!そういうゲームらしい。らしいというのは、私がこのゲームを持っていないからである。いきなり根拠薄弱な文になってしまったが、まあ気にするな。

 上記のように、箱物「見た目で損してるけど、やってみるとスゲエ面白い」という例が多い。「HALO」もそうであろうか(このゲームについては後述する)。無論、良いゲームばかりでなく「ねずみくす」「マジデスファイト!」「斬・歌舞伎」の三傑に代表される地雷も存在する。しかし、それについては情報を集めておけば回避可能である。恐れることはない。そもそも本数自体が少ないので情報収集も楽なのだから。

 このコンテンツではX箱の素晴らしさを説くことにする。傾注せよ。


「HALO」

X箱といえばコレ。素直に無茶苦茶面白いFPS。HALOをやらずしてX箱を語るなかれ。


「鉄騎」

戦場体感VT操縦ゲー。買うこと自体が命がけ。


「ねずみくす」

ふさふさ。クソゲー。


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