能力の分類
放出系
物理現象などの形で放出する系統の能力。
作中では十六夜の「アブソリュート」、マリスの「ブラストヴォイス」、クリムゾンの「スカーレット」などがそれに該当する。
最も多く発現するタイプの能力で、中には複数の形態で放出することができる能力者も存在する。
炎や風と言った物理現象だけではなく、精神波などもこれに含まれる。
感応系
我々の世界で言うところのテレパシー、エンパシーなどの、何かを「感じる」能力。
いわゆる「霊感」。
極めて受動的な能力だが、物理的な観測では捉えられない事象をも見抜くことが出来るので、企業などでは「観測者」として感応系能力者を雇用することがある。
装着系
能力者のなかでも極めて少ないタイプの能力。
元となる物質が自分の身体であることが多く、変移系能力の亜種と考えられている。
発現した力は文字通り肉体に装備されたような形で顕在化する。
少ない記録に寄れば、鱗のような硬質化、刃物のような武器化、事実かどうかは定かでないが銃器のようなものにも変化した例があるという。
作中ではローン・ド・ヴァルの「ザンジバル」がこれに該当する。
変移系
物質再構成など物自体の性質を「変移」させてしまう、強力な能力。
変移させるのはそれに留まらず、分子構造を保ったまま液体化させたり、空間を歪曲させるなどあらゆる能力のなかでも最上位に属する。
作中ではダグラスの「イージス」、エクセル・シューマッハの「時間蝕」などが該当する。
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