2月27日(月)

 3月定例会初日。きょうは本会議がおこなわれた。

 3月定例会は「予算議会」である。翌平成18年度におこなわれる事業の予算を審議する。その予算の説明を、きょうはひたすら聞くことに徹する。
 先日もこのページで記したが、海老名市の来年度の一般会計予算は、前年度に対し9%強の増である。まさしく積極予算である。
 これまでの「身の丈にあった予算」に対し、「今やらなければならない事業」を特化しながらの積極予算に、内野市長の思いを感じる。

 今定例会、「国保税値上げ」や「介護保険料値上げ」など、市民の皆様にご負担をかける議案もございますが、何卒ご理解をお願いいたします。

2月22日(水)

 定例の「党支部会」を、福祉会館で開催した。

 今回の支部会は、これから始まる「海老名駅舎部の自由通路建設計画」について、まちづくり部の職員の方々に出前講座をお願いした。
 ビジュアル的な説明や工事費の負担割合、工事日程など、詳細を説明していただいた。現在、海老名駅は毎日26万人程度の人が利用しているといわれている。県内では、横浜、川崎、藤沢につぎ4番目に利用客が多い。
 私も、通勤時間帯に数多く利用したが、大変な状況である。いつ事故が起きてもおかしくない。鉄道を運行しながらの工事であるため、最終電車から始発電車までのほんの数時間の工事である。完成に約5年ほどかかるようだが、ここは我々利用者は我慢しなければならないだろう。

 バリアフリーなど、利便性が格段に向上した海老名駅舎の完成を、楽しみにしたい。

2月20日(月)

 3月定例会に向けての、議会運営委員会が開催された。専決処分や条例改正等について、取り扱いを検討した。

 今定例会に、「国民健康保険税の値上げ」に関する議案が上程される。日本が誇る「国民皆保険制度」の、最後の砦でもある「国保」。
 平成18年度の海老名市の一般会計予算は、約335億円である。それに対し、特別会計の「国保事業」は約100億円。もはや、この状況は尋常ではない。しかも「国保事業」は、今後も医療費の増加が予想されており、行く末が心配だ。

 「年金・医療・介護」という社会保障制度がしっかりしない限り、ますます社会が混乱をきたしてしまうのではないだろうか? 国政で「改革」と言いながらも、単なる「値上げ」で済ますことは許されない。「値上げ」を否定するものではないが、「値上げ」だけで乗り切ろうとするのは「改革」とは言えない。
 国の「力」を見せてもらいたい。

2月17日(金)

 平成18年度の予算について、財務部局から説明を受けた。予算議会は3月27日から始まる。
 17年度に対し、9%強増の予算編成に、海老名市の勢いを感じる。近隣市は、ほとんどが2〜3%増である中で、積極予算に打って出た内野市長の英断を評価したい。

 相変わらず寒い日が続いている。それにしても今年の冬は寒かった。一段落したとは言え、雪国では100人を超す方々が雪によって尊い生命を落とされた。その雪もやっと峠を越えた。
 南国鹿児島で育った私は、ふるさとで雪を見たのは数えるほどであった。数年に1回降る「雪」はすぐに解けてしまい、ほとんど「瞬間風速」の世界であった。
 就職した会社の同僚と、初めて東北のスキー場に出かけ、一面「銀世界」を見たときの感動と言ったら…。

 三寒四温のきょうこの頃である。体調の良くない方や高齢の方々は、くれぐれも注意していただきたい。 共々に、元気で桜の花を仰ぎたいものだ。

2月15日(水)

 きょうから土曜日までの4日間、支持者の皆さんの会合に参加させていただくことになっている。きょうは今里地区の会合に参加させていただいた。

 今回参加させていただく中で、何を訴えたいかを考えた末、今国会で野党が主張している「4点セット」の中の「官製談合」を選んだ。
 「4点セット」のなかで、「ライブドア問題」や「耐震偽装」、「BSE問題」などは、テレビで「これでもか!!」というほど取り上げられている。そこで、たとえ公明党が与党とはいえ、「悪いものは悪い」との思いで、今回の防衛施設庁の官製談合について、「天下り」等も含め簡単に全容を説明申し上げた次第である。

 説明後、ある婦人から「そういうことだったのですか?」。海老名市政のことだけではなく、公明党議員としてすべてにわたって説明責任を果たさなくてはならない。

 今後も機会を捉え、国政、県政の話題を懸命に伝えていきたいと思う。

2月14日(火)

 午前中、近隣市の同僚議員が会し、今後の活動方針について確認を行なった。

 今年度は、大きな選挙は予定されていない。もちろん、衆議院はいつ「解散」されてもおかしくはないが、その題材も今のところ見当たらない。
 やはり視点は、来春の統一地方選と夏の参院選である。それまでに、各議員がどのような党勢拡大の活動をおこなっていくのか‥。 焦点はこの1点である。

 トリノオリンピックたけなわ。なかなかメダルが獲得できないでいる。中には転倒などによりメダルをのがし、「おそらくメダルが取れていた」という種目もある。
 どちらにしても、出場選手は実力でオリンピック出場を勝ち取った人たちである。国や我々が「出場してください」と頼んだわけではない。プレッシャーなど気にせず、存分に実力を出し切ってもらいたい。その上の成績であれば、私は最大の拍手を送りたい。

2月13日(月)

 1ヶ月ほど前から、ベランダで育てた野菜の苗を定植した。まだ寒い日が続いているが、本葉が4〜5枚になり、もうポットでは限界である。
 先日の雨で、土はかなり柔らかい。その分長靴にへばりついて大変である。ミニ温室で育てたこのポット苗、この寒さの中で定植して大丈夫か心配だが、逆に、これしきでへこたれるようでは良い野菜にはならない‥。などと言い聞かせながらも、何とか育ってもらいたいのでしっかり寒冷紗で覆ってやった次第である。

 菜園で知り合った方と、30分ほど談話した。野菜作りから政治課題、地域の問題まで多岐にわたった。すでにリタイヤされたこの方は、やはり現役時は会社人間だったらしい。リタイヤ後、奥さんと話し合い「菜園」を始められたとのこと。今では、奥さん共々おいしい野菜ができるのを楽しみにされておられるらしい。

 鹿児島の実家には、すぐ隣に1反ほどの畑がある。思えば、小さいころはその畑にサトイモなどいろいろな野菜が植わっていた。田植えや草取り、稲刈りなどの田んぼの手伝いはしていたが、畑の手伝いは記憶がない。昭和30年代後半である。「食いぶちは自給で!」だったのだろう。米や野菜は自給自足だったのだと思う。
 たぶん両親は、懸命に米や野菜を育てたと思う。当時「鮮魚店」を営んでいた我が家にとって、米と野菜と、そして売り物ではあるが「魚」があれば、その日の食いぶちは確保できたのではないかと思われる。

 今、わずかな広さの菜園で野菜を作っていてつくづく思う。「この野菜が育たなくても、私は特に生活に支障はきたさない。でも野菜作りに生活がかかっている人たちは死活問題である」と‥。
 趣味で野菜作りをしている人たちの中で、このような思いでやっている人はいったい何人いるのだろうか?  などと、大上段に構えたら何事も手を付けられない。まずは「野菜作りの楽しみ」を味わっていきたい。

2月11日(土)

 午後から横浜市内で行なわれる、公明党県本部の会議に出席するために、11時ごろ自宅を出発する。天気もよく、気温もそこそこ暖かい。

 いよいよ、冬季オリンピックが開幕した。日本人選手の活躍を期待したい。スピードスケートやフィギアなど、メダルを期待される種目も数多くある。「メダル獲得」というプレッシャーをかけるつもりは毛頭ないが、選手には全力を出し切り、代表に選ばれなかった数え切れないほどの選手の分までがんばってもらいたい。

 以前神奈川新聞で、「昔の神奈川県の鳥観図」が、県庁の倉庫から見つかったことが報道されていた。
 「鳥観図」。バードビューとでも言うのだろうか? つまり「飛んでいる鳥が見ている風景」になるのだろ。先日県庁に行く機会があり、この「鳥観図」を展示していたので見学した。誰がどのような目的で作ったのかわからないが、相当にアバウトな描写ではあるが、それでも当時としてはこれが限界だったのだろう。
 主要な街には、コメントが記されているが、残念ながら「海老名市」には何も記されていない。相模国分寺すらも記されていない。
 興味深いのは、位置は疑問だが、富士山が堂々と描かれていることである。また、案外箱根が詳しく描かれている。誰がどのような目的で書いたのだろうか‥‥。


          県庁1Fに展示されていました。 

2月10日(金)

 午前9時より、議員全員協議会に出席する。いくつかの報告事項の説明を受ける。終了後、会派代表者調整会議が行なわれ、3月定例会に提出される「人事案件」等について説明があった。

 午後から、厚木市の「社会保険事務所」に行き、年金について確認を行なう。以前勤めていた会社の企業年金や、厚生年金の現状を聞いた。なかなか厳しい状況である。保険事務所の説明からすると、とても老後を年金だけで過ごすのは無理である。
 今後、何らかの計画を立てて老後を迎える必要がはっきりした。

 その後、海老名警察署に伺う。以前から、中新田に設置された信号について、要望をいただいていた。昨年もこの件で海老名署に伺ったが、信号設置に関する基準により、変更は難しいとのことであった。
 それを承知で、きょう再度要望に伺った次第である。この信号箇所、以前は「みどりのおばさん」が、地元小学校の通学時間帯に立っていたところである。しかし2年ほど前から、県がこの事業を廃止したため、歩行者用押しボタン式信号が設置された。この信号が、地元のドライバーに不評であるらしい。

 海老名警察署と、市役所「生活安全課」に再度要望した次第である。

2月9日(木)

 なんとも乱暴な話しである。大分県のある市で、職員同士の共稼ぎ世帯の給与を2割カットするという条例を、3月度定例会に提出するという。
 理由は類にもれず財政難。しかし、職員同士の共稼ぎという条件だけで、他の職員と給与に差が生じていいのだろうか? 共稼ぎでも、他の職員と同じように業務をこなしているはずである。共稼ぎだからといって、仕事が優遇されているとは思えない。なのに、ピンポイントで「共稼ぎ」を狙っていいのだろうか?

 自治体によっては、もちろん組合の理解を得た上で給与を引き下げるところはある。しかし今回のような、「夫婦で市役所で働いているのだから‥」という理由で、その世帯だけ給与を下げるのは納得いかない。
 共稼ぎ世帯には、共稼ぎ世帯の苦労もあるだろう。特に小さな子どもさんがいる所帯は、それなりのご苦労があるだろう。また、繁忙期はお互い帰宅が遅くなるときもあるだろう。

 夫婦で懸命に働いている世帯に対し、「公務員だから」という理由だけで理不尽な差別をするのはやめるべきであると思う。
 常々思うのだが、財政難や経営不振の理由で、真っ先に人件費に手を付ける自治体や企業がある。わからなくはない。身の丈以上の給与は見直さなければならない。そして何よりも、経費削減には手っ取り早い。しかし、公務員も民間企業の従業員も生活がある。

 この大分県の市の動向を見守りたい。

2月7日(火)

 朝6時ごろ起床し、雪の状況を確認した。昨夜の積もり方とは一転、ほとんど雪は積もっていない。どうも、途中から気温が上がり、雨に代わり積もった雪を溶かしたらしい。路面の凍結等もまったく問題ないようだ。
 積雪が多いようだったら、通学路に立つつもりでいたが、この様子だと大丈夫そうである。先週土曜日に続く雪。幸いにも、大きな混乱をもたらすような降り方ではないのでほっとしている。

 昼間、テレビで国会の予算委員会を見ていると、秋篠宮家に「第3子がご懐妊」との速報が流れた。折りしも「皇室典範」のあり方を、今国会で議論することになっている。
 皇室典範のあり方とは、すでに皆さんご存知のように、皇位継承のあり方である。これまでの「男系」の伝統を守るのか、それとも新たな道を探るのか。

 なかなか難しい問題である。提案されている「女系天皇を認める」が決まれば、歴代続いた皇室家の「血」は間違いなく薄れることが懸念されている。
 一方で、「そのようなことには固執せず、第1子が皇位を継続すべき」との意見もある。そのような最中、秋篠宮家の吉報である。
 ここ最近、とかく暗い話題が多かった中、久しぶりに「国中」を上げて喜べる宮家の出来事である。そのような宮家の今後を、軽々に決める訳には行かない。ぜひとも慎重な議論を期待したい。

2月6日(月)

 天気予報どおり、夜から雪になった。短時間で見る見るうちに積もっていく。明日の明け方まで降り続くということだが、このまま降り続くと明朝が心配だ。特に子どもたちの通学に影響しなければいいのだが‥。

 テレビでは、平成18年度予算委員会の国会中継が始まった。野党は「耐震偽装・ライブドア事件・BSE問題・防衛施設庁談合」の4点セットで与党を追及するらしい。
 そしてここに来て、ホテルの不法改造問題が発覚した。利益追求のため、建設完了後に部屋数を増したりして、容積率違反が指摘されている。また、障害を持つ方々用の部屋を、「年に数回の利用しかない」という理由で、物置代わりに使ったり‥。

 なんとも時代に逆行するような行為。ホテル業は、お客さまの信用を損なったら致命的である。その日埋まらなかった部屋は、2度と取り返せないといわれている。いかにその日の部屋を稼動させられるか? そのような経営状況の中で、今回のような事件でお客が利用を控えてしまっては、小さな規模のホテル業者は死活問題である。

 今回の問題業者は、全国展開する大手である。スケールメリットで、よもや「倒産」などということはないだろうが、これほど全国的に問題が明らかになった以上、利用者がこのホテルを使うこと自体、ためらいを禁じえないのではないだろうか?

2月5日(日)

 定例の青空市民相談を開催した。昨日の雪で、開催するかどうか悩んだが、何とか開催できた。
 思ったことは、例年この時期、中央公園はきょうほど人が多くない。おそらく昨夜のテレビ番組の影響だろう。12chで午後9時から、海老名市の街を紹介する番組が放映された。きょうテントには、「昨日のテレビを見て川崎から来たんですが、この店はどこにあるんですか?」などの問い合わせもあった。

 午後3時で終了し、久しぶりにラーメンでも食べて帰ろうかと思い、ご当地ラーメン街に行ったが、6軒の店はどこも行列。午後3時にである。あきらめて帰宅することに‥。

 それにしても、テレビの影響は絶大だ。帰る際、対向車のナンバーを見ると「相模」ナンバー以外が非常に多い。特に「湘南」ナンバーがやたらと多い。間違いなく、ほとんどの車は昨夜のテレビを見て来られたのだろう。
 今後もこの賑わいが続くように祈りたい‥。

2月3日(金)

 東京千代田区が、大胆な子育て支援策を打ち出した。これまでの、同区の児童手当(小学校6年生まで)を拡充し、妊娠5ヶ月から18歳まで支給するというもの。
 妊娠中から支給とはたいしたものだ。妊娠中の検診はほとんどが保険適用外ということもあり、このときの受診料を基にしたという。
 それにしても、妊娠中から18歳までという勇気ある決断。区の子育て推進課は「このような施策を通し、親の働き方を見直すなど企業側に子育て支援を促すきっかけにしたい」との思いがある。

 企業は企業で、このページでも以前取り上げたが、子ども一人に対し100万円を支給する会社もある。住宅メーカーのこの会社は、同社に勤める社員の扶養家族でなくても支給対象である。
 つまり、同社に勤める社員に支給するのではなく、社員の家庭に支給するというものである。なんとも太っ腹。その目的は‥。将来、その子どもたちが家庭を持ち、いよいよ家を建てるときには我が社を選んでもらいたいとのこと。そのための投資である。

 目的の良し悪しは別にして、家庭で「子どもを産んでもらいたい」という思いは、今の日本の思いと一致する。
 いよいよわが国で、人口減少化が始まった。おかしな話しだが、一時は移民施策(正確には食いぶち抑制なのか‥)などを進めながら、ここに来て人口が減ってしまうことに危機感を感じている。
 もちろん、人口が減るということは、すなわち少子化ということに連動することなので、危機感はぬぐえない。将来の高齢化社会を担う子どもたちの減少化は、そのまま日本国の将来を決するといっても過言ではない。
 その意味でも、今回の千代田区の取り組みが、全国に広がりを見せてくれることを期待したい。

2月2日(木)

 午後から時間が空いたので、以前買っておいたジャガイモの種芋を植えた。まだ寒さが厳しいので心配だが、それでも今後の天気予報を見ると、きょうか明日ぐらいに植えないと、ややしばらく植える日が来ない。

 昨日の雨のため土は水分を含んでいて、柔らかいのはいいのだが、長靴には土がへばりつく。何とか3条ほどに種芋を植え付けた。防寒対策に、以前知り合いからもらった「わら」を一面に敷き詰めた。
 うまく育てば、夏ごろの収穫になる。ジャガイモは保存がきくので、少しでも多く収穫できればいいのだが‥。 

1月30日(月)

 座間市、綾瀬市の同僚議員が集まり、午前10時から打ち合わせを行なった。今後の活動等を確認し、約1時間で終了。

 体調が悪い。ここ数日、決まって午後になると熱っぽくなり身体がだるい。高熱がないからインフルエンザではないと思うが、かといって病院に行くほどでもない。
 確か昨年の今頃も、風邪をひき苦労した記憶がある。やはり健康が一番である。早めに休むことにする。

1月28日(土)

 新聞で、なんともすばらしい取り組みの記事を目にした。東京羽村市で、高校生が小学生の下校に付き添うというもの。

 この取り組みは、都教育庁が主導し、この日は野球部とバレーボール部の部員40人が、小学生の下校に付き添ったという。
 小学生にとっては、おそらく「頼もしいお兄さん」と見えたことだろう。思えば、自分のかすかな記憶で恐縮だが、小学生のころ近所の中学生のお兄さんはとても大人に見えた。残念ながら、そのときの高校生のイメージはほとんどない。しかし、今から思うと確かに近所には高校生のお兄さんやお姉さんはいた。
 おそらく、あくまでもおそらくだが、私にとっては高校生は「高校生」ではなく、すでに大人として写っていたのではないかと思われる。たかが6〜7歳の開きではあっても、この時期の6〜7歳の開きは、とてつもなく大きな開きなのだろう。

 小学生の感想。「お兄さんたちと一緒でとても安心できてうれしい」。高校生たちの感想。「
自分が小学生だったときと違い、きょうは寄り添う立場で子どもたちの目線で見れた」。
 特に高校生たちの感想には考えさせられる。もちろん、小学生に付き添う意味は高校生には伝わっている。「小さな子どもたちを守って、家まで送り届ける」ことが目的である。
 今後、都では33校でこのような取り組みを計画しているとのことである。高校生ながらも、小さな子どもたちを安全に家まで送り届ける‥。 この高校生たちは、将来大人になっても、きっと小さな子どもたちを守ってくれることを心から信じている。

 このページでも繰り返し主張してきたが、「子どもたちは人類の宝であり、未来からの使者である」。将来、未来に帰り我々を守ってくれる恩人である。そのことを忘れまい‥‥。

1月27日(金)

 県央8市の議員研修会に参加した。毎年この時期、各市会場持ち回りで行われるこの研修会は、今年は大和市の生涯学習センターで開催された。
 毎回講師を招き、さまざまな講演を聴いている。今回は登山家の「野口健氏」。以前は、テレビによく登場していたが、その後ぱったり出なくなり、またここに来てちょこちょこ見かけてきたところである。

 約1時間半の講演であったが、中でも印象に残ったのが2点。1点目は、エベレストの山頂付近には、登山中亡くなった隊員の死体がいたるところにあるということ。その遺体を横目に山頂を目指すらしい。山頂付近は年中雪に覆われ、バクテリアも存在しない世界なので死体は腐敗せずそのままの姿で横たわっているらしい。
 2点目は、4年間の「清掃登山」の最中に3人のシェルパを亡くし、その責任をどう取るかについて悩んだときの心境。亡くなったシェルパ本人には、どうあがいても責任の取りようがない。どんなに立派な墓を立ててもそれは責任を取ったことにはならない。
 そこで、遺族の保障に行き着く。その後、氏はシェルパ基金を創設することになる。

 配られた資料のプロフィールによると、身長は169cmとあった。それほど恵まれた身体ではない。登山に適した体格というものはまったくわからないが、それでも、とても生死をかけた極限の世界を行き来するするには辛そうな体格であると思ったのは私だけではあるまい。

 現在、「富士山から日本を変える」をスローガンに、環境問題に取り組んでいるとのこと。聞けば、ライブドアの元社長ホリエモンと同い年。それにしても、人の生き方はそれぞれである‥‥。

1月24日(火)

 10時より、各派調整会議に出席する。冒頭、行政から「平成18年度予算」の概要説明を受けた。あくまでも概要であり、今後多少数字が変わることもありうるが、それでも昨年に対し9%増という積極予算になっている。
 明日記者会見を行ない、その後新聞等で報道されるだろう。しかしこの時期はあくまでも概要である。今後細部を詰め、3月定例会に提案される。報告できるときが来たら、「市政報告」の中で、新規事業等も含めお知らせしたい。

 12時半ごろ終了し、昼食後ダイエー3Fにある子ども向けパーク施設に伺った。3階フロアの大部分を占めるこの施設は、NHKテレビでも何回となく取り上げられているらしい。
 アポなしに伺ったが、スタッフの方に一通り説明をいただいた。ウィークデーのきょうも、多くの親子連れが来ていたが、土日は大変な状況になるらしい。確かにこの付近では初めての施設である。何よりも、子どもに対するセキュリティーがしっかりしているのが人気の理由なのでは‥。

1月21日(土)

 朝起きると、外は一面の銀世界。道路上はシャーベット状だが、車の上や駐車場には5cm程度の積雪がある。8時半ごろには、早くも近所の子どもたちが雪遊びを始めた。

 1日中雪は降り続いた。しかし積雪はおさまり、逆に少しずつ減っているようにも感じる。夕方から、賀詞交換会に出席するため出かけた。さすがに車が少ない。路面にはほとんど雪はないが、明日の朝が心配だ。カチカチに凍っているだろう。出かける際は十分ご注意を!

1月20日(金)

 午前11時から、公明新聞記者の取材を受けた後、県庁に向かう。目的は、党の農林水産部会に出席するためである。昨年から同部会に所属している。

 ちょうどよい機会なので、県選管に収支報告を提出した。収支報告とは、1年間の政治資金の収支を報告するもの。報告を怠ったり、虚偽の報告をすると公選法により罰則を受ける。
 企業献金問題等で、よく登場するのがこの収支報告である。受けた献金を正確に収支報告書に記載しているかどうか。そこが問題になる。献金を受けたにもかかわらず、収支報告に記載しなければその使途が問題になる。まぁー、私にはまったく関係ない話だが‥‥。

 収支報告を終え、午後2時から県庁9階の会議室で部会に出席した。県からは、環境農政総務課長や農地課長、畜産課長等の職員の皆さんに出向いていただき、さまざまな角度から説明をいただいた。
 きょうの主な議題は「神奈川県都市農業推進条例」についてであった。この条例は、12条から成っており、本年4月から施行される予定である。目的は、新鮮で安全・安心な食料の安定的な供給や、都市農業の持続的な発展に関する施策を行うことである。
 細部に関してはこれからだが、全国の都市部に先駆けて施行されるこの条例。昨年7月に施行された「食育基本法」の中の「食の安全・地産地消」や、自給率の向上に向けて力を発揮してくれればいいのだが‥‥。

1月19日(木)

 横浜ベイシェラトンホテルで、公明党神奈川県本部の「新春の集い」が行なわれた。所属議員は12時に集合し、それぞれの自治体の首長や企業関係者を出迎えた。
 午後1時から式がスタート。神崎代表のあいさつに続き、出席いただいた県下自治体の首長が壇上に登壇。ほとんどの首長に参加をいただいている。これだけ自治体の長が一同に会すると、つくづく「今、県下のほとんどの自治体は首長が不在なんだなー。」などと、変につまらない事を考えてしまう。

 海老名市からは、内野市長に、市長室長と共に参加をいただいた。大変なスケジュールの中ありがとうございました。


      参加された来賓の首長。

1月16日(月)

 所属する「文教社会常任委員会」に出席した。定例会閉会中であるが、「高齢者福祉」について報告したいとの要請があり、きょうの開会となった。

 昨年11月から、同委員会の委員長を仰せつかっている。委員長はもっぱら議事進行である。とはいっても、委員の発言や行政側の答弁を聞き逃すわけにはいかない。1回で3つも4つも質疑があった場合、それぞれの答弁を所管課に振らなければならない。また、答弁漏れ等も指摘しなければならない。

 きょうの委員会は、報告事項の1項目だけであったので10時半ごろには終了した。その後、市民相談の対応で庁舎内を歩き、一段落してから久しぶりにグリーンセンターに立ち寄った。時節柄、さすがに野菜の苗はほとんどない。しかし、早くもジャガイモの種芋が出ていた。見てる先から、何人もの人が買っていく。思わず、男しゃくとメークインを2Kgずつ買った。しばらく天気が思わしくないようだ。気温も低温が続きそうだ。天気予報とにらめっこしながら計画を立てたい。


 昨年暮れ、長野県の諏訪湖湖畔で行方不明になった小学生が、昨日水死体で発見された。最悪の結果である。聞くと、学校関係者やPTAが、生存を信じ連日捜索していたらしい。その思いを裏切る結果となってしまった。事件なのか事故なのか、私観をはさむつもりはまったくないが、それにしても、保護者はこの年末年始をどのような思いで過ごされたかを思うと胸が詰まる。亡君のご冥福を祈ると同時に、ご家族にはどうか気丈に過ごしていただきたいことを願う者である。

1月14日(土)

 杉本小学校で開催された「新春ジャンボかるた大会」に出席した。曇天で、しかも気温もかなり低い。杉小に到着すると、すでに開会式が始まっていた。あわてて体育館に入り、何とか「紹介」には間に合った。

 ラジオ体操や、屋内でのレクリエーションを約1時間ほど行なってから、いよいよ校庭でジャンボカルタ大会がスタート。
 しかし、今にも雨が落ちてきそうな雰囲気である。何人かの読み手が3枚ずつのカードを読み、合図と同時に子どもたちが校庭に置かれたカルタを探す。広範囲におかれたカードを、しかも子どもの目線で探すのはなかなか難しい。私も読み手をやらせていただいた。
 そうこうしているうちに、案の定雨がポツポツ。残念ながら途中で打ち切りになった。寒いながらも、思い出になる行事になった。


          合図と同時に、カルタに向かってダッシュ

1月10日(火)

 本年初の議員全員委員会に出席。いくつかの報告事項や、今後の行事予定が確認された。その後各派代表者調整会議をはさみ、普通救命法の講義・実技を行なった。

 午後2時からは、横浜市内で行なわれた議員会に参加した。県下の同僚議員が一同に会し、本年の出発を行なう。道中、さすがに10日も過ぎると正月ムードは薄れ、平素とほとんど変わらない。子どものころは、1月中旬ごろまではまだ正月ムードが漂っていたような記憶があるのだが、今の世の中「いつまでも正月気分ではおられない‥」ということなのだろうか?

 日本海側の雪害が日を追うごとに深刻になってきた。この雪害で亡くなった方も80人近くに達した。降雪地域に住したことがないため、まったく記憶がないのだが、これまでにも38豪雪(昭和38年)や56豪雪(同56年)など、過去にも大変な豪雪があったらしい。今回は、地域を結ぶ国道が、雪崩の危険のため通行止めになり孤立した。真っ先に思い出したのが、中越地震での地域の孤立であった。
 
 「冬は必ず春となる」という言葉がある。薄っぺらかもしれないが、ぜひこの苦難を乗り越えて春を迎えていただきたい。頑張れ! 豪雪地帯の皆さん!!

1月9日(月)

 平成18年度成人式が行なわれた。市内の今年の新成人は1311人。きょうは900人を越す新成人が参加した。

 昨年は、これまでと違い新成人式会場に入場し、立ち見が出たほどだった。それまでは、文化会館には来るのだが式場には入らず場外にいることが目立った。
 今年は‥。 開式直前には式場が一杯になり、今年も後部は立ち見であった。そして何よりも、式を乱すような「不届き者」が出なかったことである。夜のニュースでは、全国各地での、荒れた「成人式」の模様が映し出されていた。

 何をどうあがいても、日本の将来はきょうの「新成人」に任せるしかない。期待したい。ちなみに、全国では143万人。昨年より7万人少ないらしい。
 頑張れ! 新成人。

         内野市長の祝辞

1月8日(日)

 新春出初式に参加した。例年、非常に寒い日が続いていたが、今年は穏やかな出初式であった。

 午後から、駅前自由通路で新春の街頭演説を行なった。午後2時から1時間行なったが、午前中に比べ、陽がかげり風が出てきた。何とも強烈な寒さである。当初、15分程度話すつもりだったが、10分も話さないうちに次の議員にバトンタッチ。
 底冷えして、街頭演説が終わる頃にはお腹が痛くなってきた。その後夜まで腹痛が続いた次第である。

 通常国会が間近かである。来年度の予算案も審議されるが、2006年度は財政健全化のため、ムダを省き歳出削減を徹底する一方で、少子化対策や、国民の安心・安全を守る施策は公明党の強い主張により数多く反映されている。
 中でも、少子化対策の児童手当は、現行の小学校3年から6年まで拡大される予定である。所得制限も引き上げられ、これまで約85%の受給者が90%に増えるらしい。
 昨年末から、新聞等で「人口減少社会突入」の記事が目を引く。取りも直さず、少子化がひとつの原因であることは間違いない。

 日本社会の維持のため、少子化は何としても食い止めなければならないと思うのだが‥‥。

1月5日(木)

 寒い。一時雪も舞った。日本海側の、特に東北地方の皆さんには「何を軟弱な!」とお叱りを受けるかもしれないが、それにしても寒い。
 室内業務の人は、さほど影響は受けないだろうが、アウトドアの業務の人は、それこそ寒さで「手が凍える」思いではないだろうか?

 新年早々、何とも悲しい事故が多発している。姫路市では、火災で小学生5児が焼死する事故があった。何ともやりきれない。私の勝手な考えだが、火にのまれながらの死ほど残酷なものはない。自らの身体を焼かれながらの死。煙にまかれ、呼吸できない中での死。どちらも意識がある中での死である。
 この火災で亡くなった、5児の皆さんのご冥福を心より祈りたい。

 昨日、市の「仕事始め式」に、会派を代表して参加した。これといった大きな事故もなく、職員の皆さんは年末・年始を過ごされようだ。本年も海老名市発展のために、ぜひともご努力を頂きたい。

1月3日(火)

 某新聞の、きょうの朝刊に興味深い記事があった。「明けましておめでとうございます」に4秒の誤差があるという。
 以前は、時計の時刻修正に、元旦の12:00の時報を利用した記憶がある。しかし、現在は地域やテレビの性能で、誤差が生じているという。特に「地上デジタル」放送は、専門的なことはわからないが、情報を圧縮して送信し、受信後テレビで「解凍」して放送するため、0.数秒の誤差が生じるらしい。
 また、テレビの性能で「解凍」に時間がかかるものもあるという。首都圏で約2秒、地方で最大4秒もの「放送時差」が発生するという。

 一般家庭では、通常同時に複数チャンネルは見れない。きょうの某新聞社系列のテレビ局には、地方局のモニターが複数台あり、それを見ていて「おめでとうございます」がばらばらだったとの事。
 たかが4秒、されど4秒。特に「株式」の世界等では、取り返す事の出来ない事態に発展することもあるらしい。
 昨年暮れから「地上デジタル放送」圏が拡大され、海老名市でも受信できるようになった。これまでの「アナログ放送」に比べ、格段の画質向上である。また、今見ている番組のデータも豊富に配信されている。

 サービス向上を追及した結果、そのために地域や使っている機器により、誰もが共有しなければならない「時間」に誤差が生じている。数年後には、今のアナログ放送は全廃され、デジタル放送化される予定である。
 地域的な誤差は、何とか解決の可能性もあると思われるが、機器の性能は非常に難しい。すべての家庭に、「誤差を生じない機器を購入しなさい」などとは到底いえない。まさしく「情報格差」ではないだろうか?

1月2日(月)

 昼間、座間市内で行なわれた支持者の皆さんの新年会合に参加させていただいた。あいにくの雨である。もう少し気温が低ければ、間違いなく雪になっているだろう。
 記憶では、昨年の正月は暮れの雪で路面バリバリの正月だった。酷暑の夏かと思えば、昨年暮れのように寒波の影響で記録的な雪。特に日本海側では、雪下ろしや列車の脱線事故等で多くの方々が尊い生命を落とされた。心よりご冥福をお祈りしたい。

 帰宅後、録画しておいた「箱根駅伝」を鑑賞。便利なもので、我が家のレコーダーは録画しながら「追っかけ再生」が出来る。つまり、録画を続けながら、その録画したものを最初から再生できる。
 箱根駅伝。毎年楽しみにしている。きょうの往路もいくつもの名場面があった。激しく順位が入れ替わり、結局5区の山登りでごぼう抜きを演じたチームが往路を制した。明日の復路も楽しみだ。

 今年も多くの方々に年賀状をいただいた。出来る限り、手書きでお返ししている。この年賀状、Eメール等に押され年々枚数が減少しているらしい。確かに、パソコンに通じている人たちは、年賀状だけに限らず、専用ソフトで「グリーティング・カード」を作成すれば、Enterキーひとつで一瞬に数十人に送信できる時代である。
 これまで配達していなかった正月2日目も、今年から配達をするサービスを始めたと聞く。しかし、おそらく「IT」が進めば進むほど、「配達」というアナログより、Eメールや電子グリーティングカードというデジタルがさらに普及するだろう。
 そのような状況からも、郵政民営化は「今」やらなければならない改革だったのだろう。

平成18年1月1日(日)

 新年、明けましておめでとうございます。
         本年もよろしくお願いいたします。

 皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。この正月、暴飲暴食や交通事故等には充分留意され、さっそうと平成18年のスタートを切ってまいりましょう。




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