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ふぐの食べ方


とらふぐ刺し(関西では、「てっさ」とも云う)

  薄く切ってある身を2、3枚箸でとり、薬味の入ったポン酢のたれで戴く。ポン酢を入れるムラチョコ(刺身の醤油の小皿の事)に好みの薬味(もみじおろし,あさつきのきざんだもの)を入れて食する。

  もみじおろし  大根おろしに唐辛子(一味)の粉状になった物を使用。その昔は、大根の中心部分に唐辛子(鷹の爪)を入れ一緒におろし、仕上げに包丁でたたいたもの。唐辛子の粉上になったものを酢漬けにしたものとかが市販されています。「八百屋」
  あさつき(=浅葱,朝着き)  万能ネギとか、やっこ葱、その他。長ネギを(キザミ)を代用する所もある。



とらふぐちり(しゃぶしゃぶ付き)(関西では「てっちり」とも云う)

  ふぐちりは、普通に戴くといい。別にこれといった食べ方などない。鱈ちり、鯛ちり、湯豆腐とか食べ方は一緒である。
  一番気を付ける事は、煮過ぎに注意である。煮すぎるとどうなるかを考えるとおのずと答えがでる。魚、野菜など煮ると鍋汁にだしが出るだけである。長く煮ると煮たもののだしがだんだん濃くなっていくだけの事である。ふぐの魚を例にとって云うならば、ふぐをおいしく食べたいのなら具に火が通った時点でOKである。考え方によっては、煮すぎてもOKである。だしが鍋汁に出て最後に食べる雑炊がおいしく食べられるのである。だから目的とかにより煮る時間とか食べる時間とかも違ってくるのである。よって余り気にせずに御召し上がられるのが一番ではないかとおもいます。
よくお店でお見かけする事だがお鍋にお皿に乗っている全てのものを一度に入れる人がいるが、これは好ましくないのは誰の目からでもちょっとと言うのはお分かりの事だろう。
      
(1)お鍋のお湯が沸騰する直前に出し昆布をお鍋より引き取るのがいいだろう。(昆布出しの取り方でもある。)出しを採り過ぎてもふぐの淡白な味は昆布出しに負けるくらいなので,最初はお鍋を中火くらいである程度時間をかけてお鍋の水を沸騰する直前までで,昆布を引き取るとよろしいでしょう。

    

(2)「きくち」でのお薦めは、「ふぐのしゃぶしゃぶ」を召し上がられる事をお薦め致します。ふぐちりのお鍋のお湯が沸騰する直前に出し昆布を取り出してください。火加減は中火より少し弱め。しゃぶしゃぶ用に切った身を一枚一枚箸でつまみ、お鍋の中で洗う様にし、ふぐのみの表面が白くなったらOK。この間2,3秒お店のお客様は少しお湯にお入れになられる時間が長めの傾向にあります。好みもありますが、食感をお楽しみの場合は短目のほうがより楽しめると私は思います。

  

(3)いよいよ野菜とかふぐのアラの登場です。とにもかくにも(2)も同様に灰汁(あく)取りが重要です。ある程度の(2,3回)回数に分けてお入れになるのが一番いいのではないかとお薦めします。 「きくち」の店では、白菜と長ネギを入れ少し煮えたらふぐのアラを入れ、次に豆腐を入れ一煮たちするまで待ちます。次に大切なのが、灰汁採りです。煮る全てのものから灰汁はでます。その灰汁を丁寧に何度も何度も取るのが一番大切な事です。採りすぎるくらいがいいのです。   次にふぐのみをお入れし煮すぎない程度に召し上がるのがおいしい食べ方です。 もちろん付け汁は、ポン酢になります。ふぐ刺しと同じ要領でとんすい(採り皿)にポン酢を入れ、もみじおろしと刻みあさつきを好みでお入れになり召し上がって下さい。

  

(4)これからは食べながらの作業になります。お鍋のふぐちりの具が煮えたら別の器に取り上げ、皆で召し上がる様にして下さい。食べる間に、次のお鍋の具を煮るようにすると時間の無駄が省けると言うもの。また、ふぐも煮すぎずにすみます。旨味がまだふぐのほうにある内に取り出すのも一つではないでしょうか。

  

(5)お鍋の具を食べ終わりましたら、次はお雑炊です。(ふぐ雑炊) ふぐ雑炊は,千差万別。これほどいろいろ持論を持っている人はないのではないでしょうか。地方によっても作り方が違いますし食べる用途などにより違いますし,酒の肴用の雑炊,大人だけの雑炊、乳幼児がいるときの雑炊、様々です。なんでも通用する事ですが、自分の事より相手に合わすこと。この事がよりよいまたおいしいお食事が食べる事ができる事と思います。今日の主役は誰か、主役に合わすこれがもてなしの精神ではないかと考えます。 

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