保護者とのコミュニケーション

    保護者の理解と信頼を得なくてはお子さんの信頼も得られません。
    レッスンにはなるべく立ち会って頂き、保護者にもフルートを吹いてみて頂くと良いようです。
    私がまだ母ではなかった頃、お子さんとのコミュニケーションに困ったときは、どんどん保護者の方に相談しました。積極的に良い関係を作りたいです。

 

    保護者の方にお願いしたいこと

    お子さんの場合、家庭での練習にも大人の助けが必要です。
    保護者の方には手助けしていただきたいことをきちんとお願いします。

    ●練習のスケジュール
    子供にとってフルートの練習は体力的につらいものです。
    嫌がる子供に無理強いするのでは大人の方もつらくなります。
    あらかじめ無理の無いスケジュールを立てるのが良いと思います。
    ご家庭の事情に合わせてあらかじめ練習する時を決めていただいています。

    ●楽器の組立と片づけ
    楽器の組立、片づけは幼稚園児一人では絶対無理です。
    お家の方に説明して、必ず一緒にするようにしてもらいます。
    出来ることは少しずつやらせてあげるように頼み、あとはそのご家庭にお任せします。

    ●楽譜立ての用意
    成長期の身体にとって姿勢はとても大事です。
    必ず丁度良い高さに楽譜をセットしてもらいます。

    ●練習への口だし
    フルートの上達で最も重要なのは良い音、好ましくない音を聞き分ける力です。
    いちいち回りの観客が善し悪しを批評していては、聞く力が育ちません。
    そこで、今週はこれこれの時には注意してあげて下さい。といったポイントを伝えておきます。
    それ以外のことがガマンしやすくなりますし、おけいこの様子を注意して聞いていただけます。
    もちろん、保護者と一緒に練習することをお子さんが楽しんでいらっしゃる場合は、
    無理に控えていただく必要は全くありません。

    ●伴奏について
    保護者の方が何か楽器を演奏される場合は、伴奏付きの課題を加えるようにして合奏していただきます。リズムを入れていただくだけでもかなり楽しめるものです。

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