たまには教育のことも考えてみよう(パート3)
(2002年9月より)
自分も教師のはしくれです。ちょっとだけなら実践もあります。でも、堅苦しくなく、子どもとすごした楽しい取り組みついてのせています。何か今からの教育についてのヒントになればいいなと思い、まとめました。
J教師が現実を学ぶ意味とは・・・
 自分は20歳代まではあまりいい教師じゃなかったような気がします。それなりに自分ではいっしょうけんめいのつもりだったけど、わがままでキレる人間なので、いつも「から回り」していつも腹立てていたし、なんかちがったことをしたがって失敗ばかりしていたし、本当に子どものためになったのか?今となっては疑問が残ります。

 それが30歳代を迎え、過ぎるにあたって、ちょっとはマシになってきました。「何でかな?」とそれなりに考えました。やっぱり結婚し、子どもができたことが大きかったような気がします。それまでは、自分の親元から職場に通い、働いていました。学校でしか生活の現実に触れていなかったのです。結婚すると相手もいるし、相手の家族もいるし、いろんなことと出会い、いいこともたくさん吸収すると共にさまざまな現実と出会います。子育てでは子どものこと中心に考えることで自分の独りよがりの考えから抜けださないといけません。また、同時にそれまでは漫然と考えていた愛情を子どもたちからの「無償の愛を一身に浴びる」という喜びもあじわいました。そうやって自分自身が現実と向き合えることができ始めたことが、今まで自分が出会った同和教育、障害児教育、男女共生教育、平和教育などの実践やそれに熱心に取り組んである素晴らしい人たちの考え方を自分のフィルターを通して考えられるようになってきたことにつながったと思っています。

 ただ、結婚していても「あなたどうなの?」という人もいますし、結婚していなくてもとっても素晴らしい実践家はたくさんいます。そういう素晴らしい方はたぶん自分なりの学校だけ出ない現実と出会う手立てを確立してあるのだと思います。また、そういう生活の現実に学べということやいろんなことを経験した人に学べということが今までの先輩の教えだったような気がします。
 
 でも、このごろは、先輩の教師の生き方に学ぶということも減り、学校にこもり(総合学習で「人材〜あくまでも材料です〜」として授業のために外の人と交流することはあるけど)、お上からの指導が強くなり一人ひとりの教師に考える余裕も与えず次から次に仕事をこなさないといけなくなり、労働者という視点がなくなり、その中で本当の子どもや地域のニーズに答えられているのかなと思います。担任しているといろんな事情で生活の現実の中で仕方なく荒れていく子(きつい立場の子)がいます。そういう子たちの「叫び」を現実に触れていない教師が受け止められるのかな?そういう子や保護者たちの叫び声にどれだけ答えられるかが教師としての真価だと思うのですが。授業でのいい子ちゃんで見た目をきれいにする授業をすることで評価を上げようなんて教師にはそんな子どもはうっとおしいだけなのでしょうか?教師一人ひとりはそういうことがないように努力をしているのでしょうが、教育行政全体がそういうことを望んでいるような気さえもします。
 
 といいながらも、自分も余裕のない中でそういう子どもたちを知らないうちに切ってしまっていることがあります。できるだけそんなことのないように学校からたまには離れ、いろんな社会の現実に出会い、自分自身を戒めないといけないなと思っています。
(11月16日)
I少年法
厄介な問題ですね。どう考えていいのか悩みます。
 長崎の幼児誘拐殺人事件は被害者、加害者共に悲劇です。被害者は元より、加害者の周辺にも深刻なトラウマを生み出したと思います。「自分が被害者の親だったら・・・」「自分の教え子が加害者だったら・・・」考えるだけでもぞっとします。イギリスでは数年前に10歳の二人の少年が2歳の子を殺したという事件もありました。イギリスはどう解決していったのだろう?今の少年法では数年で加害者の少年は社会復帰するわけです。なんかそれもぞっとします。そう思うと、やはり現行の少年法では問題があるような気がします。
 しかし・・・。政治家の先生方の「少年法を変えろ!」というのとは違います。「打ち首・・・」「レイプは元気がいい・・」などなど今の人たちがどんなことを考え、悩んでいるかへの想像力が失われている方々(政治家で違う方がたくさんおられることを願います)は、少年法をきびしくしさえすれば今の現状がよくなっていると考えているのではないでしょうか?
 もっと抜本的な解決に向けての予算を出してくださいよ。このことに対しては、心のケア、再発しないためには何が必要かを真剣に考え、実行する施設・プロジェクトチーム(教育関係者だけなく、さらに広い)が必要です。そのためには予算が必要です。何とか審議会のように「エリートを作るためには遺伝子操作も必要・・」みたいなことをいう人たちがやっているところに膨大な予算を出すよりも、具体的に最前線で動いている団体に予算を出さないといけないと思います。長崎県では事件が起きて、すぐにカウンセリングのチームが動き出したみたいですね。そんな団体をもっと公的資金を導入して援助してもらいたいものです。
 時代劇みたいに「悪いことをしたから、そいつを成敗してそれで一件落着」なんて人間の世界ではありえないことです。お侍さんの時代でもなかったはずです。そんなことは、ふつうに社会で生きていたら分かることです。ただ、今の一般的にいわれる中学生はいろんな意味で心配なことが多いです。ある意味、社会に対する責任感が欠けている子がいます。なかなか指示が通らない。「大人になったらどうする?」ということが耳に届かない。そんな子たちが歯止めが利かなくなってしまうことも恐ろしいです。そう考えると、少年法をもっときびしくした方がいいと思います。
 政治家の皆さんもっと中高生の声に真摯に耳をかたむけてくださいよ。彼らは数年後には有権者、さらにその後の日本を背負ってたつんですよ。自分たちの考えだけで押し通したって、日本は悪くなるばかりですよ。
 政治家に対する注文ばかりになってしまった。自分は何ができて、何を他の人に働きかけないといけないかを自分なりに整理しないといけないなと思います。
(7月13日)
HADHD
今年から「ひまわり学級」の担任をしています。俗に言う「障害児」学級です。特別に支援の必要のある子どもに対して学級を置いてよいことになっています。ふつう学級とは違ういろんな発見があって、とっても楽しいです。また、今までの30人ぐらいの集団から数人のグループに変わることでいろんな子どもの見方や教育に対する視点が変わってきました。また、子どもの理解のためにいろんな研修があって、そこでADHDについて学んできました。
 ADHDの子どもというのは今までは、「あの子は何で落ち着きないんだろう?」「ちゃんとしつけられてないんじゃない?」「ぜんぜんいうこと聞かない」といった社会との不適応を起こす俗に言う「問題児」でした。でも、そういう子どもたちの中には、脳の中枢神経になんらかの原因があって「障害」としてそういう行動をしてしまう子がいるそうです。そういう「障害」のことをADHDといい、適切な指導法が検討され始めてきているところです。
 ADHD(ATTENTION−DEFICIT/HYPERACTIVITY−DISORDER〜注意欠陥/多動性障害〜)の子は、自分の気持ちをうまくコントロールできず周りと衝突しがちです。また、大人でも「片付けられない人」の中にそれに該当する人もいるそうです。自分にもあてはまるようなところがあるのかもしれません。
 でも、こういうことが明らかにされる前、そんな子の親やそんな子は「なんて子なんでしょう!!」「ちゃんと育てていないけん」などと周りから中傷を受けることが多かったように感じます。その当時に、適切な対処の仕方や治療の仕方が確立されていたら、ずいぶんの子どもたちや保護者が救われたのにな。と思います。
 教師もこのようにいろんな子どもに出会い、適切な対処の仕方を学習することで多くの子どもに幸せを運べるんだなと思いますが、そういうことを知らないことで保護者や子どもの気持ちを追い込んでいるのかもしれません。もっと勉強しなきゃ。
(5月23日)

G春野菜のオムレツを作ろう
 今年から「ひまわり学級」の担任です。教科のほかに社会生活に役立つ「生活単元」という学習があります。自分も何をやっていいのかわからないことが多いのですが、毎日楽しくやっています。
 今回は、「春野菜を使ってオムレツを作ろう」という学習をしました。買い物にいくことも大切な学習なので、最初はお金のおもちゃを作って買い物の練習です。「トマトが80円だったら、いくつお金を出せばいい?」「おつりはいくらになるかな?」「お店に入るときはどんなことを言えばいいのかな?」ということを学習しました。
 それから、近くの八百屋さんに4人のひまわりの子と自分と補助の先生といっしょに野菜を買いに行きました。トマト、ほうれん草、ブロッコリー、卵です。それを一人ずつお金を渡して、野菜を買っていきました。
 料理作りは4人が最も得意とするところなので、まずトマトを湯むきして、ほうれん草とブロッコリーをゆでました。それから、みんなで包丁を使って小さく切りました。卵を一つわって入れて、塩、こしょう、砂糖を入れました。そして、オリーブオイルをフライパンに入れて、卵を流し込み、野菜を入れました。きれいな形にできました。とっても簡単で美味しかったです。子どもたちにオリーブオイルはどうかなと思いましたが、できた料理を職員室とかに喜んで持っていっているところを見るととっても満足していたなと思いました。。トマトが嫌いな子も火を通すことでトマトが甘くなって、たくさん食べていました。職員室でもとっても好評でした。
 トマトが春野菜かどうかは分かりませんけどね。まあ、明日、畑にトマトの苗を植えるからいいや。

けっこううまそうでしょ?
(4月24日)

F326みたいな絵を書こう
今日(2月27日)の習字の時間は、色紙に筆でこんなことを書きました。うちのクラスは31人ですので半分の16人だけ紹介します。けっこうイイのができました。


(2月27日)

Eちいちゃんのかげおくり
 「ちいちゃんのかげおくり」って話を知っていますか?
 「あまんきみこ」作の戦争童話です。ずっと小学校3年生の教科書に載っていて、「命の大切さ」や「平和への願い」をここで学習してきました。しかし、今回の教科書改訂からこの教材がなくなってしまったのです。ここで出てくるちいちゃんはちょうど家の娘ぐらいで呼んでいると涙が出そうになりますが、子どもたちも同様の感動をもって学習をします。空襲で追われる場面はイラクの子どもたちも同じような気持ちなのかなと思い、胸が熱くなります。このようなお話は今の日本に必要ないということなのでしょうか?
 仕方がないので、「命の大切さを」という国語の単元で「ちいちゃんのかげおくり」を読み聞かせました。平和を願う子が一人で多くなってほしいという願いをこめてです。この前は「地雷ではなくて花をください」の絵本と野坂 あきゆきの「干からびた象と象使いの話」を読み聞かせました。子どもたちはなんかしんみりしてしまいました。
 北朝鮮の子、イラクの子がこんな目にあっているじゃないか?大人たちのために・・。子どもの幸せをもっとみんなで願ってほしいものです。
(1月28日)

D指導不足教員
 今日の新聞に「指導力不足」教員がずいぶん増えたことがのっていました。確かに、「えっ」という教員はいますが、マスコミは現場を見ないで想像で言っているから、ぜんぜん核心をとらえていないと思います。もうちょっと想像力を働かせて、報道してほしいものです。
 問題は「指導力不足」をだれが判断しているかということです。いまは、管理職が判断をしています。それを言うなら、指導力不足の教育委員会の人(一部ですが)、行政だってあるはずです。指導不足の管理職(一部)が指導力不足だと判断していて大丈夫かな?と思うこともあります。また、どうしてこんなに「精神疾患の教師」が増えているかということも考えられるべきです。もともとそういう病気を持っている人じゃなくて、精神疾患になる人の話をよく聞きます。スケープゴートを作って、「指導力不足教員を減らしているから、子どもがよくなっていますよ」というのはあまりにも短絡的過ぎます。それで、子ども達がよくなるならとっくに問題は解決しているはずです。
 では、教師はだれから評価されるべきか?やっぱり目の前の子どもなんでしょうね。それと、同僚。ただ、荒れる場合は、その教師の責任でなく、ずっと前からの積み重ねで荒れている場合もあるので慎重に考えないといけません。それと、保護者でしょうね。保護者にはよくみないで、先入観で判断する人がいますけど、学校といっしょとなって子どもを見てくれる人は多くいますのでそういう人たちの声は大きいですね。また、その人に担任してもらって数年後の子どもというのも考えられます。ガチガチに管理してそのときだけはいい子で、あとで荒れる場合もあるし。教師の業績って、わかりにくいから形だけで業績を作ろうという人もいることだし。
 自分は授業もへたで、見通しはあんまりありませんが、保護者や子どもにどう評価されているかということはいつも気にしているつもりです。決して迎合しているわけではなくて、いつも話し合いをしながら自分の考えと多くの保護者の考えをすり合わせていかないといけないと思っています。
 おおっ、自分のアピール文になってしまった!!まあ、ちょっとぐらいは自分の仕事にプライドはもっているつもりです。
(12月26日)
C全国解放保育研究集会
               に行ってきました
全国解放保育研究集会が熊本市であったので行ってきました。12月7日(土)、8日(日)と行ってきました。なぜ保育の学習会に小学校教師がと思われるかもしれませんが、子どもたちの姿を見つめるのに保育(就学前)の教育内容を知り、自分の教育を見直し、同一歩調で連携していくことのはとても役に立ちます。子どもの育ちをどう保障していくかということが大切なんです。
 自分は、「子どもの生活と言語」分科会に入りました。
討議の柱は、
・保育所(園)・幼稚園・家庭で言葉育てをどのように進めているか
・0歳からの豊かな生活経験を通して、育つ言葉を意義を明らかにしよう。

という内容です。大阪教育大学の早川義広先生が子どもの言葉育てについて次のように教えてくれました。
@豊かな生活をしていれば、豊かな生きた言葉となる。
A自分の思いを出せる人は人の話は聞けるはず。
B自分の話をしっかり聞いてもらった子は、話す意欲が育つ。
Cしっかり聞いてもらった子どもは人の話を聞く
D形だけで聞かれた子どもは形だけで返す。

小学校も保育園も幼稚園も同じような課題を抱えていますので、話し合いも自分の実践を踏まえての話し合いになりすごくためになりました。自分の班には、滋賀県・香川県・熊本県・福岡県の保育士さん、熊本県の幼稚園の先生が一緒でした。午後の班の話し合いでは時間があっという間に過ぎるほど、「障害」児教育、保幼小中高・地域・家庭との連携、表現の場作りについて熱く語り合ってきました。

 熊本ではデコボンゼリー、いきなり団子、馬刺しを買ってきました。うちの娘に「おみやげ何がいい?」と聞くと「「プチシャボ」(たぶんシャボン玉のこと)と「ハリケンジャーのお人形がいい」というので、熊本のトイざラスで買ってきました。
 また、熊本といえばラーメンなので「桂花本店」「こむらさき」でラーメンを食べてきました。
「あゆみ」時期で本当は忙しいですが、本当にためになって楽しい研究会でした。若い保育士さんも多くて、心が癒されました。
                                                (12月8日)

BALTのマシューさんと
      コミュニケーションを学習しよう
10月11日にうちの学年は、ALTのマシューさんの一緒にコミュニケーションの学習をします。3時間目と4時間目の2時間もしないといけません。この前は、簡単な英会話を学習しました。自分は、子どもたちにもっとコミュニケーション力を豊かにしたいと考えていますので、アメリカの教育プログラムから少しは盗めないかなと思って計画しています。大阪の「わたし、出会い、発見」というテキストをもとに考えました。

1 TROPS(トロプス)
  
 @じゃんけんをして、5人に勝った人が順番に並ぶ、そして英語で自己紹介(名前、  好きな色)
 Aじゃんけんをして、5人に負けた人が順番に並ぶ。そして、英語で自己紹介(名前、 好きなフルーツ)
 Bじゃんけんをして、5人とあいこになった人が順番に並ぶ。あいこになったときにも  自己紹介をする。そして、英語で自己紹介(名前、好きな動物)

2 つながり探しゲーム(自分と同じ仲間の人を見つけて、座ります)
 @好きな色
 A好きなフルーツ
 B好きな動物
 C好きなスポーツ
これはマシューさんに英語で言ってもらいます

3 4つの部屋
 部屋の4隅に「YES]「どちらかといえばYES」「どちらかといえばNO」「NO」という紙 を用意し、質問をする。
 @赤と青なら赤が好き
 Aラーメンとカレーならカレーが好き
 Bサッカーと野球ならサッカーが好き
 この質問を聞いて、自分がそうだと思うところに移動します。その場所ごとにインタビ ューしてまわります。自分なりの理由が言えることが大切です。

4 トラストフォール
 2人組をつくり、片方の子が目をつぶって、もう一人の子にたおれかかります。相手を 信頼できていたら、できるんですがなかなかこわくてできません。
5 グループ作りゲーム
 英語の数字を聞いて、その人数のグループを作ります。
6 フルーツバスケット(英語でバスケット)
 フルーツバスケットを英語で行ないます。「バナナ。リンゴ。みかん。ぶどう。」に分か れて、その名前を呼ばれた人が移動します。たとえば、APPLEといわれたらリンゴ  の人、YELLOWといわれたときはバナナの人が動きます。
7 ヒューマンチェアー
 グループで丸くなって立ち、一斉に声をあわせて後ろの人のひざに座ります。息が合 えば、みんなが後ろの人のひざに座れます。
   
3年生61人が相手なので、どうなることか心配ですが、きっと楽しい授業になるんじゃないかな?とちょっと期待しています。疲れるだろうなぁ。
(10月8日)

Aおかしいな
9月27日にうちの学校の分会で男女共生教育の授業研究をしました。ジェンダー フリーについての実践です。「おかしいな」というものは、福岡県で使われている人権・同和教育の教材集の「かがやき」に入っているものです。ここでは血液型、不吉な数字についての記述ですが、ここでは男女の問題について考えました。
「おかしいな」は、社会に残されているさまざまな不合理について考える学習です。こういうことに「おかしいな?」ということを考える力がつくことで、いろんな差別がなくなっていったり、一人ひとりが生き生きとすることができてはずです。このように男女共生教育の学習を進めて行くことでDV(ドメスティックヴァイオレンス)が減っていくことは間違いありません。

この授業でどのように進めたのかという指導案とワークシートを載せました。

 クラスの子どもたちは、いっしょうけんめい自分の考えを書いたり、班の中で意見を交換をしていました。結構おもしろい授業になりました。
 「4つの部屋」というのは、教室の四隅に「はい」「どちらかといえばはい」「どちらかといえばいいえ」「いいえ」のカードをはり、質問を聞き、自分の考えているところに集まるというやり方です。自分の考えを出しやすい雰囲気になります。
 ○×は、必ずどちらかに決めないといけないと言うルールを決めることで、子どもたちの意見が出しやすくなります。
 授業内容についてはいろいろと不満はあるけど、全体的にはいい授業でした。
指導案&ワークシート

                                                (9月28日)
@幸福の条件。不幸の条件
昨日、福岡市の発達教育センターでLD,ADHD、自閉症についての学習会がありました。詳しい内容はまだまとめきってませんが、LD(学習のある部分が落ち込んでいる症状のこと)
で成功したレオナルド=ダビンチ、エジソンのことを例に出され、どうしてこういた人は学習の遅れがあるにもかかわらず成功をしたのかを教えていただきました。
幸福の条件
◎理解し、励ます人がそばにいた
◎得意なこと、好きなことを伸ばしてもらった。
◎自分を「だめな人間だと思い込むことがなかった。
◎結果ではなく、努力することの大切さを学んだ。

不幸の条件
●理解してもらえず、指摘し、叱責する人に囲まれていた。
●苦手な面、欠点などを直すことを中心に教えられた。
●自分は他者よりも劣るつまらない人間だと思い込んだ。
●結果がすべてであるかのように学んだ。
LDの研修会だったんだけど、すべての子育て、人間形成に大事なことのような気がします。
(8月31日)

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