〜自転車でペンギンを見に行こう!編〜

探鳥日記 インドネシア バリ島(その2)

(2002年8月16日〜8月17日 )


8月16日(金)(晴のち曇、夕方小雨/エンデ〜クタ Kuta :飛行機)
 18人乗りのプロペラ機はキャンセルされることなく飛んだ。それどこ ろか、観光シーズンのため満席。僕と同じように、チモール島〜ダーウィ ン間のフライトがあると信じてここまで来たオーストラリア人の女の人が ロビーにいて、空席待ちをしていたけれど、残念ながら彼女は席をとれな かった。
 2度のトランジットのたびに飛行機が大きくなってゆき、昼過ぎにはバ リ島へついた。特に面白くもなんともないクタの町は宿代が850円とバ カみたいに高いけれど、ダーウィン行きは明日の深夜発ということなので 1泊するしかない。すぐにエア・チケットをゲット。ひっさしぶりにイン ターネットにアクセスできた。(写真;飛行機の窓から、ロンボク島リン ジャニ山を見下ろす。)
8月17日(土)(曇のち晴/クタ:0km)
 ダーウィン行きの飛行機は、深夜12時チェックイン、未明2時発とい う中途半端な時間帯だ。日中は要らなくなった荷物を日本へ送ったり、屋 台で顔を合わせた休暇中の空港関係者が家へ遊びに来いというので、お邪 魔したりして時間をつぶした。クタは奇妙な町だ。お好み焼きが500円 もする「日本食料理店」があるかと思えば、すぐ近くに80円でおなかい っぱいになるインドネシア料理屋がある。よくもまあ両方やって行けるよ なぁ。当然僕は80円に行く。ところで、お好み焼きは断じて「日本料理 」ではない。せいぜい「和食」というところだろう。
 自転車を手荷物預かり所から受け取る時間の関係で、夕方には空港へ行 った。ダンキンドーナッツで「ドリアン」を食べるくらいしかやることは ないけれど、どうせクタの町にいたってやることはない。久しぶりにまと まった数の日本人を見た。ところで今日はインドネシアの独立記念日。独 立はもちろん57年前の話で、日本の無条件降伏の2日後である。日本の 夏の風物詩、「戦没者の霊に、黙祷!」の裏は、「独立万歳!」だったり するのである。(写真;空港にうようよいる「出迎え屋」の人たち。)

探鳥日記 オーストラリア (ノーザン・テリトリー州)