三明寺

夏祭り

-洗心館にて-

三明寺でお盆に夏祭りがありました
ここは毎年、1月16日に冬祭、8月16日に夏祭りが行われます
野だての茶会などもあり、弓引きも慣れないお茶をいただきます
家から五分くらいのところです

あいにく朝から雲行きがあやしく、境内の矢場は射小屋がないため、
急きょ近所の中尾新三先生(日置流雪荷派免許)の自宅の洗心館道場で開催されました
豊川市に今の弓道場ができる前は皆ここで稽古したり、日弓連の段級審査も行われていました

毎月、月例射会が古式で行われています。
商売柄、ボクは昼食のうどんの係りで
この日は60玉の茹でたてのうどんと刻みネギ、つゆを届けました

みんながウマイと言ってくれるので手を抜けません
三河の広い地域からの参加者も多く、いつもここで先輩方の話を伺います


三明寺の寺伝によれば大宝二年(702年)の創立といわれています
この三重塔は国指定重要文化財に指定されています

子供の頃、夏になると境内の湧き水を使った25メートルプールで遊びました
今は昔の面影はありません
水が枯れるとお寺の霊力もなくなるのでしょうか?

洗心館道場に場所を移して、参加者20名冗談言いながらやってます
 矢場というより道場といった雰囲気です
ボクも審査の前にはここで稽古します
 金的を射止めたのは柴田さん
祝的の儀式(矢抜き)の作法を間違わないように真剣です

  競射の余興的は七つの寸法の違う的がかけられました。ここでも7・5・3です。
一番高得点は三寸的の10点で、他は的は大きさで獲得点数が違います。

射小屋の皆にこの日の点数ルールを説明する中尾先生、マジメな顔をしているけど、チャメッ気があります。

的と的の隙間をわざと広くして中りにくくしてあります、狙い通りに行きません。
的の隙間の0点でみんな悔しがります

矢取りはやっぱりヒコさん
矢取りの免許を持ってます・・・?


アヒルが矢道で散歩。チャボもいます
競射の途中でもお構いなく横切り
気が散るなどといってられません
集中力が必要です

平成15年8月16日撮影



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