褒賞射会

10月10日の名月にあわせて、三河に古くからある褒賞射会を行いました。
最近はこの形式でやるところも少なくなって
聞いたことはあるけど実際にやったことのある方は少なくなりました。
記録、保存のために古流弓道研究の一環として牛久保の矢場で復活しました。
大先輩の指導の下、
参加者13名で、あーだ、こーだと言いながらやってみました。
昔の弓引きが的中にこだわった訳がこれで少し分かりました。
内容の詳細は複雑でホームページではうまく説明できないので
興味のある方は管理人宛にメールください。

矢道から見上げた満月。
ススキをさしてまずはお月見 矢場元は配る褒賞の札(ふだ)を数えています
手持ちの札は最初は全員8枚
腕前でこれを増やします
的をかけたら全員から札を一枚づつ集め
的中者だけがこの札を回収出来ます
中てなければ手元の札はどんどん減ります
尺二寸の的を籠代わりに使います
的枠のボロさから財政難がよく分かる!
写真に撮ってみてあらためてトホホ・・。
大前3人は古式の作法通りに的にむかう 夜的と違いあづちの照明はつけます
使った的は5寸8分と8寸の星的
普通、祭礼の位上的はもっと大きいけど、
この日はキビシく5寸8分。なかなか中りません
昔から結果はこのように付けるそうです

平成15年10月10日撮影



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