阿寺七滝
七滝まつり



奥三河鳳来町にある阿寺七滝の七滝祭り
毎年7月の最終日曜日に行われます

滝は全長64mで7つの階段状を成しているのでこう呼ばれます
滝壷に落ちる姿は霊水と言われ、国の指定文化財です
日本の滝百選に愛知県で唯一選ばれています

滝壺のすぐ下の川向こうに仮設の安土を作ります
参加者は10人ちょっとでアットホームな雰囲気です

到着するなり尾根の向こうで雷が鳴ってポツポツきました
急いでビニールシートを木に結わえ付けて屋根代わり
これで準備完了


 的を掛ける所があればどこでも弓をひく
暮らしに根付いた三河弓らしい山の斜面を使った的山です
射損なって川に流した矢は、丸太を架けた橋の上から拾います
矢代枕はありません
バナナのダンボール箱を帳台にして矢代振り
 
甚平で弓を引いているのはこの近所に住む同門のキクちゃん。
2年ほど体の調子が今ひとつで、弓から遠ざかっていたけど復活しました。
この日も蜂の子取りに精を出しています。

蜂の尾に目印を付けて放して、巣に帰るところを追いかけて見つけます
蜂の子の炊き込みご飯をヘボ飯といってご馳走です
食べたことの無い者は顔をしかめるけど、めちゃ美味い。


弓の道具を置いたビニールシートの横の木にかかっている看板。
うーむ、かなりキケンなようだけど、ボクにどうせよと言うのだろうか。
弓の横で家族連れがヤマメ釣り。
この後子供たちは川に入ってつかみ取りです

平成16年7月25日撮影



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