2010年観桜火宴&島原古式矢場射会

昨年に引き続いて今年も観桜火宴(http://kanoukaen.web.fc2.com)の具足弓と
Tamさん(http://www.geocities.jp/morihisata56/HP/index.htm)の島原古式矢場に出かけました
三河からは総勢4人、名鉄電車、ANA、車と乗り継いでの出陣です

 
 個人情報保護のために顔が暗くなっているわけじゃありません。
 近所の名鉄稲荷口駅から始発電車に乗って、たまたま前に座っている方に撮ってもらったらこうなりました。
まったく意味のない写真です。

 初めての長崎空港、さえないおじさん4人組。

 
到着したTamさんの自宅の居間から眺める普賢岳。

 目の前に迫ってくる感じで、噴火したら外出できないほどの火山灰、というのも実感できます。

 本番前に山の矢場で少し稽古、吹き返しとまびさしの間に上手く弦が収まっています。
これなら大丈夫。
  
 移動は馬で、と言いたいところですが、

 背中の箙(えびら)と矢が邪魔で車にも乗れず、会場の福石公園までの移動は軽トラです。

 商店街を通るとき、道路わきで遊んでいた小学生の一団がポカンと眼が点になっていました。

 軽トラと鎧武者の取り合わせじゃ誰だって、何じゃ、って思いますよね。

 千々石中学校の体育館で一同鎧武者に変身

 今年は女性の鎧武者が一人仲間に加わって。
 女性の鎧武者姿での具足弓は、日本で初めてじゃないか?腕も確かで、しかも美人です。
 もっとゆっくり話がしたかった、とおじさん的感想。
 鎧は日本男子なら誰が着ても似合うように出来ている?
 極悪軍団(大人武者)が最強軍団(チビッコ武者)にボコボコにされて一人残らずやられちゃいます。  
 その様子がほほえましくて観客は大笑い。

   
陣鉢と背中の尻籠(しこ)の決まったハルキ君。
 今年中学にあがります

 ハルキ君の名乗りの後の鏑矢のヒューという音が合戦の合図。

三河軍団の勇姿!
戦闘場面1
画像は岡橋太郎様(福岡市)の撮影です。

戦闘場面1 戦闘場面1

夜の演武は松明に照らされて幽玄な雰囲気さえ漂わせています。
多くの観客の前で矢声と共に放す弓は病みつきになります。


演武が終わって長崎で一番?美味い料理屋に案内されたら、
店の中から仲間の一人が顔をヌッと出すじゃありませんか。
ムッ!こやつこういうことは早い!
無事に終わって、ともかく乾杯!


あくる日は同門の日置流雪荷派師範、Tamさんの島原古式矢場での射会
焼山園地から望む普賢岳をバックに三河4人衆、いざ。

昨年の金的中者の奉納額に見守られ矢代受け
御弓数十三弓
 
袴のヘラを帯に指し忘れて、袴が垂れ下がった後姿のだらしないボクの鉾合わせ。
 情けない。
 しかし、よくあることで周りからよく指摘されます
 これからも気がついたら教えてね。

 本置きは矢代を振って矢順を決める三河流


十五間先の一寸八分の金的は小さいね。
みんな、がんばってー!


的が小さくて中らんでつまらん。という声に押されて
三番的(五寸八分)を8寸的にしたら(ホントは反則)
まぐれで自分が中っちゃいました。
久しぶりの矢代打ち。


公文のTamさんの好意で金的中者の井川さんと介添えの工藤さんに、
本物の鎧と征矢による堅物射抜きを実演してもらいました。

2本とも射抜き、この距離でも貫通することが証明されました。


みなさんお世話になりました。
ありがとうございます。

平成22年3月27・28日撮影


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