牛久保 陰祭(かげまつり)
平成20年9月

今年は参加者も多く、
とりわけオーストラリアのクレイグさんの参加で国際色が加わりました。
こんなローカルでマイナーな神事的によくよく物好きな、
と思われる向きもあろうかと思われますが
もともと日本の伝統文化の研究のために日本に滞在しているという事もあって
けっこう興味深く、楽しんでいたようです

一方、お爺さんたちはガイジンと一緒に弓を引く経験なんてもちろん初めてのことで
これはこれで愉快な経験です。

これに懲りずにまた来てね。

作法も弓の腕前も日本人以上に礼儀正しい若者です
今年の矢代振りは杉本さん、
口上はカンニングペーパーを見ながら、
これでいいのか?なんて言いながらやってます

参加者は予想以上に多くて42弓、
じつは褒美も昼食の寿司も35人分しか用意していなくて、
寿司の追加の電話をしたり、
近くのホームセンターへ走ったりと公文は大慌て。
オーストラリア対日本の鉾合わせ
右はボクで、そんなに大きなほうじゃないけど、
それにしても何を食べるとこんなに大きさに差が出来るのか?
ケンカならやる前から勝負あった、ってとこです
弓の勝負でよかった。
腕前も確かで三番的(17cm位)を射中て、
作法通りに褒美を受け取ります、一同興味しんしん
 公文席には硯と筆の横にパソコンとヘンな取り合わせで
今までは集計や順位になると、ああだこうだともめていたのが、
クリック一発、瞬時に出来ちゃいます
 さすが電気屋さん、山本さんの発案です。
これからもパソコンお願いね。
 昼からの競射は腕前だけじゃなく、運が大いに影響するように森下さんお手製の的

的寸法は二尺五寸、大きさが分かるように横に立ってもらいました
 こんな的、目をつぶっていても中りそうだけど、
これが意外に中らないんですよ

外したときなんか平静を装ってるけど、
 ホントは内心ガックリ
3時から若い衆の餅まきがあるので、弓もそこそこにして跳んでいったのですが、
終わっていました、残念!

 郷土史に詳しい方によると、陰祭りとは昔の本祭りで、
秋の収穫後のお祭りだったそうです
それが春祭りに変更された後、旧祭として神事と行事の一部が残ったものです

平成20年9月14日撮影


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