大和流
星野 誠
免許披露射会


大和流 星野穂積師範の追善も昨年無事に済み
大和流の免許を星野誠さんが継承されることになりました
地元はもちろん遠来からも古い弓引きの方々がお祝いに駈け付けました

(旧)愛知県額田郡額田町は町村合併で現在は岡崎市になりましたが
三河の山間部に位置し江戸時代から岡崎藩の大和流が伝承されています

徳川家発祥の松平郷の近くということもあって
蔵人元康(徳川家康)の「弓之事」のお墨付きによって
武士のみならず百姓町人も弓を許され、その庇護を受け
弓が盛んに奨励された土地柄です


大和流の詳しくは 日置流雪荷派 牛久保同門のTamさんのHP
http://www.geocities.jp/morihisata56/HP/index.htm
をご覧ください

(追記) このページをアップするのに手間取っている間に
星野 誠先生を慕っている方々が10名も新しく入門を申し出て
先日、入門式が行なわれました
これで三河の大和流もしっかり継承されることでしょう

大和流師範 星野 誠先生
後ろには参加者への引き出物や豪華な褒美が所狭しと積んであります
牛久保矢場から参加した仲間たちはみんな豪華な褒美をいただきました
皆に代わってお礼申し上げます
公文による参加者全員の矢代受けから始まります
免許披露の挨拶
安土清の儀
大和流体配での礼射
安土は大和流の古伝を守った祝儀的飾り
矢代振り

ここ三河の大和流も時代の流れで高齢化が進んでいます
しかしよく古流をちゃんと残してきました
同門の方々や足助の大和流の方々に敬意を表します
射小屋に入りきれずに外はこのとおり
みんな日置流雪荷派、日置流印西派の仲間たち
頼もしい限りです
祝儀的ということで、てんこ盛りのご馳走です
ちょっとした所に古伝が生きている「弓堀」


祝いに参じた方々の矢代矢が矢代枕に並べられた様子です。80名をこえました。
下の写真は三番的の褒美が的中者の矢代矢の下に置かれています
この後、褒美を受け取る矢代打ちの作法(所務受取様之事)が的中者によって行なわれます

褒美は一手の矢です


星野先生の後ろは奥様
料理や飲み物などのお世話の陣頭指揮

三番的(五寸八分)的中者の矢代打ちの作法

星野一門の女性たち
わがままな弓引きにいつも心のこもったおもてなしに感謝いたします

少し肌寒くて火をたきました
江戸の昔からこのとおり
額田の野性的な大和流に乾杯!

平成18年3月19日撮影



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