牛久保八幡社
愛知県豊川市


今年の若葉祭りの祭礼弓です
金太郎飴みたいにどこを切っても毎年同じようで
代わりばえがしません
今年もHPにするつもりはなかったのですが
せっかく山辺さんが写真を撮ってくれたので公開しました


前日、祭礼弓の準備も終わって宵祭りの真っ最中
囲炉裏や火鉢を囲んで飲む酒は旨い
「明日は金を中てるぞー!!」


森下さんの矢代振り
出っ張ったお腹がジャマ?
というわけでもないと思うけど・・・。

 
 矢代振りで決まった「本置」の立ち順を確認するための作法です
「鉾合せ」といいます
 古い伝書に「矢申しの事」とある作法です

 今では、きちんと正式にやるところもなくなったので、牛久保で復活しました
 前弓と後弓が向かい合い、自分の流派、師範の名、自身の名を名乗り
立ち上がり、弓の天神を突いて回り、
全員が次々交代しながら、自己紹介を兼ねて後弓を確認します

 まるで昔の戦の、「やーやー我こそは・・ 云々」といった名乗りを上げる作法のようです
(ところでこのHPでは管理人の個人的好みで、女性の写真を優先的に採用します)


仕事をやりくりして来た、ためさんに三河の弓の神様が又も微笑みました
来た甲斐があります
金的中、お手柄でした


TBSテレビの取材です。
一同緊張気味?
牛久保の金的神事も出世したもんだ、

「なにテレビなんて恐るに足らず」
というボク自身がよそ行きになっちゃいました


無事、褒美の授受も済み、
なみなみと大きな盃にお神酒の返盃です
「コリャ多すぎる、ワシじゃ無理だ、頼む」と師匠

でも、師匠でしょう 「デカイやつでいこう」って言ったのは


祝的の外では馬簾が舞っています

余興の絵的はその年の干支で、的寸法は2尺5寸(約75cm)
毎年、描くのは師匠です
 しかし、これは酉年というより巨大な金鳥蚊取りです

 競射の景品は洗剤、トイレットペーパー、ティッシュなど低価格でかさばる物ばかり
 弓と一緒にこれを持って飛行機や新幹線で帰ることを想像してみてください
 
 「この景品を選んだ主催者の考えを聞きたい!」
 ・・・すみません、ボクです

平成17年4月10日撮影




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