酔酔う(すいよう)射会
日置流雪荷派 牛久保矢場 稽古風景

牛久保の門人は自分の好きな時間に来て稽古します

上の的は前日の早朝、森下さんが二本、ボクが一本中てた三寸的(10cm位)です
「こうしておくとみんなムキになってやるよ」と
そのまま安土にかけて帰ったら
今日来て見るとこの通り
こちらの思うツボです
師匠や同門の仕業です
牛久保の連中は小的の一つ二つの矢穴を見ると闘志が湧くのか
みんなムキになってやります
そんな仲間たちが週に一度集まって稽古会です


酔酔い射会(水曜射会)  投稿者: ブルーマウンテン  投稿日:10月27日(木)13時09分43秒

酔酔う射会(水曜定例射会)
<内容>
 弓引き、山本良輔師匠・門人及び参加者どなたでも自由です。
夜6時半頃から牛久保の矢場に集まって頂き、軽食・少々アルコールも有り
 雑談をしながら8時頃から射会をスタートします。
10月26日(水)は、10名の参加者でした。

 始めに参加者に2本矢出していただき、片矢を牛久保の矢代振師、
山辺さんの矢代振りで順番を決めます。見事ですよ!!!
いよいよスタートです

 的は尺2、一手2本を2廻り、中りは3点(4本中れば12点です)

 次は、的が変わり8寸、霞的&星的その時の矢取り方の気分で選びます。
尺2と同様一手2本を2廻り、中りは5点(4本中れば20点です)

 次に、的が変わり5寸8分の星的、同様一手2本を2廻り、
中りは7点(4本中れば28点です)

 最後に、的が変わり5寸的、同様一手2本を2廻り、
中りは10点(4本中れば40点です)

 合計得点で順位を決めます。全て中りますと100満点です。
過去最高得点は59点(きままぐれさんでした)

PS:この提案は、師匠のお声がけで始まりました。
的を変える事により微妙に変える上下左右の調整、心の動揺何とも言えません。

又、矢取り競射もかねてます。これが、1番の目的でした。
順番が来ると次の方に送ろうと頑張るほど、プレッシャーです。
間違い等ありましたら訂正お願いします。
矢取り競射の説明は、又参加者の方お願いします。

(無題)  投稿者: Tam  投稿日:10月29日(土)18時28分11秒

 尺2的で10射を競射する場合、2、3本外したらギブアップです。
牛久保の射会の場合、順に的は小さく、得点は高くなるから段々真剣になれます

 通常の的で3/4位の的中率なら9+10+7=26
25〜30点ぐらいでしょうか
きままぐれさんは59点・・・すごい記録だけど、まだまだ上をめざせる訳です
土壇場の集中により、逆転があるのは嬉しいルールです

何はともあれ弓より食い物優先
矢道の脇でブリ大根と大根の菜飯


柿、梨、野菜の煮物、大根菜の胡麻あえ、魚の干物、味付イカなどなど
参加者みんなの持ち寄りが楽しみです


尺二(3点)、八寸(5点)、五寸八分(7点)、五寸(10点)と
的寸法が小さくなるにしたがい順番に高得点になります

 尺二なんか中らなくたってどって事ないんです、たかが3点です。
最後の五寸が中れば一本で10点です
4本中ててごらんなさい、40点!ですよ、もうこれで優勝間違いなし!!
 いやそうウマくはいきませんが・・・。


 矢代振りで立ち順を決め、順番に引きます
立ち順の最初の者が矢取りに行く事になっているのですが
中てると矢取を免除され、次のものに矢取り義務を回します
矢取り義務を回されたものは的中すればその次の者に回すことが出来、
はずせば自分で行く事になります

つまり的に中てなければ何回でも矢取りに行かされることになります

ひとがはずすと「シメ シメ」などと不謹慎なことを言う者もいます
冗談言ったり、からかったりです

上の黒板の赤字で書いてあるところが矢取りで
ボクは二度も行く事になりました
 クヤシー!

きわどい矢は双眼鏡でキビシク判定(下写真)

平成17年10月26日撮影



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