病気はいっぱい種類もあって 簡単には説明できませんが やはり、予防が大切です。人間と同じで 病気にならない強い体作り!これです。
日に当たる。蒸れないように 風通しのいいところへ置く。シャワーで清潔にする。アブラムシがつかないようにする。(病気を運んでくるのです、この子ってば)
一番いいのは 消毒でしょう。簡単なスプレーを用意して 殺菌剤というものが売っているので、水で何倍かに薄めて使います。バラ等の もともと病気になりやすい子は 消毒しておくと、いいでしょう。梅雨入り前、彼岸前後、年に3〜4回で相当効果がでます。
有名な殺菌剤 | ダイセン、サプロール、ベンレート、オーソサイド等 |
殺菌・殺虫剤 | オルトランC、カダンD、ベニカソフト等 |
また、虫と病気は切っても切れない仲なので、虫がつかないことも、予防の第一歩です。
ただし、軟腐病と、ウイルス病は、治療法がありません。残念ですが、土ごと、焼却して捨ててください。特に、ウイルス病は アブラムシ等を媒体とし、移るので、早めに処理をし、日頃から、殺菌剤をまくなどして予防に努めましょう。
「石灰硫黄合剤」は石灰と硫黄を加熱して作られた無機農薬で、昔から果樹や庭木の消毒剤として利用されています。殺虫・殺菌両方の効果があり、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、うどんこ病、黒星病など多くの病虫害を予防できます。「マシン油乳剤」はカイガラムシ駆除の特効薬。どちらも、2月の厳寒期に行います。
方法ですが、「石灰硫黄合剤」を数日おきに2,3回散布したあと、「マシン油」を散布します。この2種を一度に使うことはできませんので、日にちを開けて使います。マシン油は油幕を張るので、先にまくと他の薬が効かなくなってしまいます。だから必ず「石灰硫黄合剤」を先にします。
どちらも園芸店で簡単に入手できます。冬だけに使える薬剤なので、使い残さないように小ビンを購入することが大切。また、希釈用の計量カップと散布器(スプレー)も必要です。使用方法をよく読んで、よく晴れた風のない日に、マスクやゴム手袋、帽子などでしっかり防御して散布しましょう。