植え付け:4〜5月に行う。土は、荒木田土、赤土など粘着性のあるもの。砂利を混ぜる。素焼き鉢に土を入れ、その上に苗を置き、土をかぶせる。土が流れ出ないように棒などで押して土は固めておく。
置き場:日当たりの良い場所。冬に土まで凍るような場所は避ける。
肥料:多肥を好むので、植え付け時に溶けにくい有機質の肥料を 鉢に一緒に植え込む。
病害虫:アブラムシ、等。
池や、水鉢の水が減ったらそのつど 新しい水をそそぎます。
日本を代表するランの花です。まるで 鷺が空を飛んでいるかのような姿は マニアの心をゆさぶって 離しません。郡植して育てると一層、風格が出ます。
1:球根の植え付け(2月〜お彼岸頃まで)
鉢底にゴロ土を入れ、ミズゴケを良くふやかして敷き詰める。その上に球根を置く。もう一度ミズゴケをかぶせる。
水が乾かない程度に湿らせて春を待つ。
2:春〜夏
水はきれいなものをたっぷり与える。肥料は液体を2000倍位に薄めて、2週間に一回位与える。日に良く当てる。
3:花後
花が終わったら、花殻を摘み取り、葉を大事に秋まで持たせる。肥料は今までより少し多めに与え、良く日に当てて、球根が大きくなるように 管理します。
完全に枯れてもそのまま 時折水分を与えながら2月の植え替えを待ちます。この間は肥料は与えません。凍らない屋外で大丈夫です。2月になったらミズゴケごと取りだし そっとミズゴケをばらしていくと 中に小さな球根が出来ています。
病気と害虫:ウイルス病にかかりやすい。これはもう治らないのであきらめてください。葉がよじれたり、萎縮したり 背丈が伸びなかったりします。その他の害虫はあまり問題ありません。