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2002年11月17日(日)

 内田康夫はちまんを読み終わりました。この作品は、テレビドラマでお馴染みの名探偵浅見光彦が登場します。今回の作品は、作品のかなり早い時点で犯人が分かりますので、謎解きといった要素はありません。そのため、ストーリーを楽しむ作品だと言えると思います。また、今回の作品のテーマとしては、戦後の日本教育がとりあげられています。オススメ度はそこそこ。
 次回はディクスン・カー「緑のカプセルの謎」の予定。


2002年11月9日(土)

 横溝正史人面瘡を読み終わりました。この作品は、表題作を含む5つの作品が収録されています。5つの作品すべてに金田一耕助が登場しますが、どの作品も怪しい雰囲気の作品になっています。特に、「蝙蝠と蛞蝓」江戸川乱歩を意識したかのような文言が作中に出てきます。そういう意味では、典型的な日本の古典ミステリといった作品が多く収録されていると思います。まあまあオススメ。
 次回は内田康夫「はちまん」の予定。


2002年10月25日(金)

 アガサ・クリスティー愛の探偵たちを読み終わりました。この作品は、表題作を含む7つの短編と1つの中編が収録されています。7つの短編には、エルキュール・ポアロミス・マープルハーリ・クィンといった名探偵が登場します。また、中編作品は、有名な戯曲「ねずみとり」の原作であり、名探偵が登場する訳ではありませんが、最後にどんでん返しがあり、なかなかの作品です。まあまあオススメ。
 次回は横溝正史「人面瘡」の予定。


2002年10月13日(日)

 ディクスン・カー死者はよみがえるを読み終わりました。この作品は、フェル博士が登場し、事件解決に挑みます。冒頭は、友人と無銭旅行の賭けをした人物が、ゴールであるロンドンで死体を発見するところから始まります。今回の作品は最後に真犯人が分かる瞬間にあっと言わせられますし、作中のいろいろな箇所にトリックの伏線がはられており面白い作品だと思います。まあまあオススメ。
 次回はアガサ・クリスティー「愛の探偵たち」の予定。


2002年10月1日(火)

 横溝正史「犬神家の一族」を読み終わりました。この作品は、名探偵金田一耕助が登場し、映画等にもなっている有名な作品です。事件の発端は、財界の巨頭犬神家の創始者が亡くなり、その遺言状が発表されるところから始まります。そして、次々と連続殺人事件が発生していくのですが、いろいろと伏線がはられており読みごたえのある作品になっています。そういう意味では、名作と言われるのもうなずけます。オススメの作品です。
 次回はディクスン・カー「死者はよみがえる」の予定。


2002年9月28日(土)

 アガサ・クリスティー「エッジウェア卿の死」を読み終わりました。この作品では、お馴染みのエルキュール・ポアロが苦労しながらも真犯人のトリックを徐々に暴いていきます。今回の真犯人のトリックはなかなか凝っていまして、いろいろと伏線がはられており、さすがのポアロも苦戦します。そういう意味ではなかなか面白い作品だと思います。まあまあオススメ。
 次回は横溝正史「犬神家の一族」の予定。


2002年9月12日(木)

 ディクスン・カー「曲がった蝶番」を読み終わりました。この作品には、フェル博士が登場します。今回の作品は、ある貴族の現当主が偽者であり、自分が本物だと主張する人物があらわれ、その真偽が判明する直前に現当主が自殺か他殺か分からない状況で亡くなります。この作品で使われるトリックはなかなか凝っていますし、伏線もよく張られています。ただ、最後の結末がそれまでの部分にくらべるといまいちかなとは思います。まあまあオススメ。
 次回はアガサ・クリスティー「エッジウェア卿の死」の予定。


2002年9月10日(火)

 横溝正史「悪魔が来りて笛を吹く」を読み終わりました。この作品は、名探偵金田一耕助が登場します。今回の事件の発端は、天銀堂事件という青酸カリ毒殺事件なのですが、まあ、この事件は実際に起こった事件をモチーフにしているようです。そして、次々に殺人事件が発生していきます。この作品の舞台や雰囲気といったものには、怪しい雰囲気が漂っているのですが、なおかつストーリーの出来もいい作品だと思います。割とオススメ。
 次回はディクスン・カー「曲がった蝶番」の予定。


2002年9月9日(月)

 アガサ・クリスティー「死人の鏡」を読み終わりました。この作品は、表題作を含む3つの中編と1つの短編が収録されています。すべての作品にエルキュール・ポアロが登場しますが、どの作品もポアロの推理が冴え渡り、最後にあっと言わせられる結末になっています。また、各作品とも短い作品ですので読みやすい作品だと思います。オススメ度はまあまあ。
 次回は横溝正史「悪魔が来りて笛を吹く」の予定。


2002年9月6日(金)

 ディクスン・カー「アラビアンナイトの殺人」を読み終わりました。この作品は、フェル博士が安楽椅子探偵として登場します。ただ、作品のほぼすべての部分は、事件の捜査にあたった3人の警察官の説明が述べられていきます。最後にあっといわせられますが、全体的に事件の説明の部分が長いため、ちょっと読みづらい作品かなとは思います。オススメ度はそこそこ。
 次回はアガサ・クリスティー「死人の鏡」の予定。


2002年8月23日(金)

 横溝正史「獄門島」を読み終わりました。この作品は、名探偵金田一耕助が獄門島で起こる連続殺人事件の謎に挑みます。この作品は、横溝正史の代表作の一つですが、それだけの出来の作品だと思います。それほど凝ったトリックが使われているわけではありませんが、話のテンポがよく非常に読みやすく面白い作品だと思います。ただ、1箇所ちょっと分かりづらいというか、イマイチ納得がいかないところ(真犯人が被害者をおびき出した方法の説明)があるのが残念。とはいえ、オススメの作品です。
 次回はディクスン・カー「アラビアンナイトの殺人」の予定。


2002年8月18日(日)

 アガサ・クリスティー「象は忘れない」を読み終わりました。この作品は、エルキュール・ポアロが過去に起こった事件の謎に挑みます。こういった過去に起こった事件についての作品をクリスティーはいくつか書いていますが、この作品はなかなかの出来だと思います。ただ、作品の途中で、犯人の目星がついてしまうかなと思いますので、そこはちょっと残念です。また、この作品がクリスティーが書いた作品の中では、ポアロが登場する最後の作品(執筆順です)だそうですが、初登場の頃と比べるとポアロの性格が丸くなっていますし、作風も多少変わってきたかなと思います。まあまあオススメ。
 次回は横溝正史「獄門島」の予定。


2002年8月6日(火)

 ディクスン・カー「盲目の理髪師」を読み終わりました。この作品は、フェル博士がいわゆる安楽椅子探偵(事件についての話を聞くだけで解決する探偵のこと)として登場します。そのため事件についての顛末の説明が作品の大部分をなしますが、全体的にどたばた劇のような感じで進行していきます。まあ、そういった作品のため好みは分かれるかもしれません。ただ、最後に真犯人が分かる時にはあっと言わせられます。オススメ度はそこそこ。
 次回はアガサ・クリスティー「象は忘れない」の予定。


2002年7月23日(火)

 横溝正史「八つ墓村」を読み終わりました。この作品は、名探偵の金田一耕助が登場しますが、あまり金田一が活躍するシーンはありません。この作品は、主人公である寺田辰弥が故郷の八つ墓村(まあ、この村自体がいろいろと曰く付きなんですけどね・・・)で体験した恐ろしい事件について描かれています。そういう意味ではどちらかというとホラー小説の趣がある作品です。オススメ度はまあまあ。
 次回はディクスン・カー「盲目の理髪師」の予定。


2002年7月15日(月)

 アガサ・クリスティー「ヒッコリー・ロードの殺人」を読み終わりました。この作品は、エルキュール・ポアロの秘書ミス・レモンの姉であるハバード夫人が寮母をしている寮で起こる盗難事件の解明にポアロが乗り出したところ、殺人事件が発生します。特に謎解きが凄いわけではないのですが、登場人物がよく描かれていますし、それなりに面白い作品だと思います。まあまあオススメ。
 次回は横溝正史「八つ墓村」の予定。


2002年6月30日(日)

 ディクスン・カー「帽子収集狂事件」を読み終わりました。この作品は、名探偵のフェル博士が登場する作品です。カーの作品で長編を読むのは初めてだったのですが、最後にトリックが明かされるときには、あっと言わせられます。ただ、短編作品に比べると、作品のテンポが悪いような気がしますので、オススメ度はそこそこ。
 次回はアガサ・クリスティー「ヒッコリー・ロードの殺人」の予定。


2002年6月10日(月)

 横溝正史「本陣殺人事件」を読み終わりました。この作品は、表題作の他に2つの作品が収録されています。表題作は名探偵金田一耕助が初登場する作品です。まあ、金田一耕助の登場する作品といえば、映画やドラマにも数多くなっていますが、この作品もトリックもそれなりに凝っていますし、なかなかの作品だと思います。まあまあオススメ。
 次回はディクスン・カー「帽子収集狂事件」の予定。


2002年6月2日(日)

 内田康夫「鄙の記憶」を読み終わりました。この作品は名探偵浅見光彦が登場します。まあ、この作品は特に謎解きがある訳ではなく、物語を楽しむ作品だといえます。とはいえ、結末までに軽いどんでん返しのようなものもあります。基本的には謎解きタイプのミステリ好きの人向けの作品ではないかなとは思います。それなりにオススメ。
 次回は横溝正史「本陣殺人事件」の予定。


2002年5月29日(水)

 アガサ・クリスティー死との約束を読み終わりました。この作品は、お馴染みの名探偵エルキュール・ポアロが登場します。旅行先で殺人事件が起こり、ポアロが事件の捜査に乗り出しますが、関係者との会話だけで事件の真相と真犯人を解き明かしていきます。作品の中に事件を解くヒントがいくつか描かれているのですが、最後に真相が分かったときにはあっと言わせられます。そういう意味では、なかなか面白い作品だと思いますので、それなりにオススメ。
 次回は内田康夫「鄙の記憶」の予定。


2002年5月26日(日)

 江戸川乱歩「月と手袋」ディクスン・カー「ヴァンパイアの塔」を読み終わりました。「月と手袋」は表題作のほかに3編の短編が収録されています。表題作は犯人が精神的に追い詰められていくさまが描かれており、推理小説とは違うかなとは思います。まあ、どの作品もそれなりのものだとは思いますので、そこそこオススメ。「ヴァンパイアの塔」は、ラジオドラマの作品を収録したものです。量的には、どの作品も短編の部類に入るかと思いますが、どの作品もなかなかの出来だと思います。まあまあオススメ。
 次回はアガサ・クリスティー「死との約束」の予定。


2002年4月29日(月)

 アガサ・クリスティー「ポアロ登場」を読み終わりました。この作品はエルキュール・ポアロが活躍する短編集です。まあ、どの作品もそれなりに面白いと思いますし、電車の中などで読むのにはちょうどいいかと思います。ただ、ある作品でちょっとおかしな点もあったのが気になります。まあまあオススメ。
 次回は江戸川乱歩「月と手袋」の予定。


2002年4月14日(日)

 ディクスン・カー「黒い塔の恐怖」を読み終わりました。この作品は表題の作品を含む短編集です。表題の作品のトリックは、最近(?)他の本で読んだものと同じトリックなのですが、何の本だったか思い出せません。まあ、表題の作品はなかなかの作品ですし、他の作品もそれなりに面白いと思いますのでまあまあオススメ。
 次回はアガサ・クリスティー「ポアロ登場」の予定。


2002年4月7日(日)

 江戸川乱歩化人幻戯を読み終わりました。この作品は表題の作品の他にも短編が5本収録されています。表題の作品は、乱歩独特の怪しい世界の描写もありますが、トリックにも工夫を凝らした作品であり、十分楽しめる作品だと思います。その他の短編にも、面白い作品が収録されていますので、まあまあオススメ。
 次回はディクスン・カー「黒い塔の恐怖」の予定。


2002年3月24日(日)

 赤川次郎「幽霊指揮者を読み終わりました。この作品は表題の作品を含む短編集です。まあ、特に謎解きはありませんが、赤川次郎の作品らしく読みやすい作品です。電車の中で読むには、向いているかなと思います(私の場合、ちょうど、片道で1本の作品が読み終わるもんで・・・)。そこそこオススメ。
 次回は江戸川乱歩「化人幻戯」の予定。


2002年3月17日(日)

 久々の更新ですが、ディクスン・カー「幽霊射手」アガサ・クリスティー「鳩の中の猫」内田康夫「藍色回廊殺人事件」を読み終わりました。
 「幽霊射手」は表題作を含む短編集です。この作品では、ラジオ・ドラマの脚本となった作品もいくつか含まれていますが、どれもなかなかの出来であり、割とオススメです。
 「鳩の中の猫」はメドウバンク校という学校で起こった連続殺人の謎に、お馴染みのエルキュール・ポアロが挑みます。とはいえ、謎解きよりも登場人物の描写に重点が置かれています。作品としては、まあ読みやすい作品だとは思いますのでそこそこオススメ。
 「藍色回廊殺人事件」は吉野川第十堰問題を軸として、浅見光彦が連続殺人事件に挑みます。謎解きは特に無く、物語が進んでいくにつれて事件の謎を浅見光彦が解き明かしていきます。そういう意味では、割と読みやすい作品ですので、そこそこオススメ。
 次回は赤川次郎「幽霊指揮者」の予定。


2002年2月16日(土)

 江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」を読み終わりました。この作品には、表題の作品のほかに3編の作品が収録されています。「屋根裏の散歩者」は有名な作品ですので、やはりなかなかの出来ですし、他の作品もそれなりに面白い作品が収録されています。ただし、本格的なミステリは収録されてはいませんので、本格ミステリ好きの人向けではないかなとは思います。
 次回はディクスン・カー「幽霊射手」の予定。


2002年2月10日(日)

 ディクスン・カー「不可能犯罪捜査課」アガサ・クリスティー「ホロー荘の殺人」を読み終わりました。
 「不可能犯罪捜査課」は奇妙な事件を専門に扱うマーチ大佐の活躍する作品が多く収録されています。トリックはなかなか凝ったものが多いのですが、いくつかのものはトリック自体がちょっと分かりづらいかなという気がします。また、推理ものとは違ったサスペンスといった感じの作品もいくつか収録されています。オススメ度はまあまあ。
 「ホロー荘の殺人」は、登場人物の性格描写に重点が置かれた作品です。そういう意味では、謎解き重視のミステリが好きな人向けの作品とはいえないかなと思います。とはいえ、物語自体はそれなりに読みやすい作品ではあります。オススメ度はそこそこ。
 次回は江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」の予定。


2002年1月22日(火)

 赤川次郎「三毛猫ホームズの大改装」を読み終わりました。この作品は、表題にあるとおり名探偵(?)である三毛猫ホームズが登場します。まあ、他の三毛猫ホームズ作品と同様読みやすい作品ですが、この作品に登場する人物達はかなり現実離れしています。また、ストーリー自体も現実にはここまでのことはないだろうというくらいの事件がおこります。とはいえ、そういった内容でありながら、読みやすくまとまった作品になっているのが赤川次郎らしいところだとも思います。オススメ度はまあまあ。
 次回はディクスン・カー「不可能犯罪捜査課」の予定。


2002年1月19日(土)

 江戸川乱歩何者を読み終わりました。この作品は、表題の作品と「暗黒星」の2つの中編が収録されています。「何者」はトリックが凝っており、なかなかの作品だと思います。ただ、乱歩独特の怪しい雰囲気が希薄な作品ですので、好みの分かれるところだとは思います。「暗黒星」はトリックは凝っているのですが、作品としてはイマイチかなと思います。乱歩独特の怪しい雰囲気の描写と作品の出来自体がちょっと中途半端な気がします。また、今回の2つの作品とも、犯人についてはかなり早い段階で分かってしまうかなとは思います。オススメ度はまあまあ。
 次回は赤川次郎「三毛猫ホームズの大改装」の予定。


2002年1月14日(月)

 2002年最初に読み終わったのはアガサ・クリスティー「ハロウィーン・パーティ」です。この作品は、お馴染みのエルキュール・ポアロが登場します。この作品は、事件が起こってからの捜査の描写がちょっとだらだらしている気がします。また、犯人についても割と早い段階で目星がついてしまいます。そういう意味では、他のクリスティーの作品に比べるとイマイチな気がします。オススメ度はそこそこ。
 次回は江戸川乱歩「何者」の予定。


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