2001年12月28日(金)
ディクスン・カーの「パリから来た紳士」を読み終わりました。この作品は表題の作品を含む短編集です。まあ、トリックに凝った作品が多いのですが、今回の多くの作品の中には、過去の有名な人物が登場しているのも特徴だといえます。収録されているどの作品もそれなりの出来だと思います。オススメ度はそこそこ。
次回はアガサ・クリスティーの「ハロウィーン・パーティ」の予定。
2001年12月11日(火)
江戸川乱歩の「算盤が恋を語る話」を読み終わりました。この作品は表題の作品を含む短編集です。どちらかというと、乱歩独特の幻想的(怪奇的?)な描写の作品ではなく、トリックにこった割と本格的な作品が多く収録されています。また、暗号を扱った作品もいくつか収録されていますが、ちょっと暗号自体が複雑すぎるかなという気がします(まあ、そのこと自体が結末に影響を与えている作品もあるのですがね)。オススメ度はそこそこといったところ。
次回はディクスン・カーの「パリから来た紳士」の予定。
2001年12月6日(木)
アガサ・クリスティーの「第三の女」を読み終わりました。この作品は、エルキュール・ポアロのもとに殺人を犯したかもしれないと依頼にきた女性が、何も言わずに帰ってしまうところから始まります。そして、その事件の謎をポアロが追っていきます。トリックの伏線が途中でいろいろはられており、最後はどんでん返しの結末となっています。そういう意味では、なかなかの作品だと思います。まあまあオススメ。
次回は江戸川乱歩の「算盤が恋を語る話」の予定。
2001年11月27日(火)
ディクスン・カーの「妖魔の森の家」を読み終わりました。この作品集には、表題の作品を含んだ4つの短編と1つの中編が収められています。どの作品も不可能犯罪や奇妙な状況の事件を題材としており、その謎を解き明かしていくといった作品になっております。そういう意味では、典型的な古典の本格ミステリの作品集と言えるのではないかと思います。割とオススメ。
次回はアガサ・クリスティーの「第三の女」の予定。
2001年11月7日(水)
江戸川乱歩の「影男」を読み終わりました。この作品は、人間の裏側を暴き、ゆすりをおこなう影男の現実離れした生活を描き、その影男が殺人請負会社というこれまた現実離れした会社の顧問となってからの生活および末路を描いています。作品の前半は乱歩独特の世界が描かれており、後半は明智小五郎が影男と殺人請負会社を追い詰める過程が描かれています。そういう意味では乱歩らしい長編作品であり、まあまあオススメ。
次回はディクスン・カーの「妖魔の森の家」の予定。
2001年11月4日(日)
アガサ・クリスティーの「五匹の子豚」を読み終わりました。この作品は、エルキュール・ポアロが依頼人の依頼により、16年前に起こった殺人事件の調査にのりだします。当時の事件の関係者に会い、話を聞いたりしていくなかで、事件について再構築していきます。この作品では、その過程がよく描けていると思いますし、なかなかの出来の作品だと思います。まあまあオススメ。
次回は江戸川乱歩の「影男」の予定。
2001年11月1日(木)
綾辻行人の「霧越邸殺人事件」を読み終わりました。この作品は、吹雪の中の山荘というシチュエーションの中で殺人事件が連続して発生していきます。そういう意味では、ミステリでは典型的なシチュエーションの作品だといえます。最後の結末はあっと言わせられますが、トリック重視の作品というわけではなく、舞台となる霧越邸の持つ不思議な雰囲気や登場人物などの描写がこった作品だと思います。オススメ度はまあまあ。
次回はアガサ・クリスティーの「五匹の子豚」の予定。
2001年10月26日(金)
江戸川乱歩の「湖畔亭事件」を読み終わりました。この作品は、「湖畔亭事件」と「一寸法師」の2つの中編が収録されています。両方の作品とも、乱歩独特の怪しい雰囲気で作品が始まります。ただ、「一寸法師」のほうは割と早い時点で犯人の目星がついてしまう気がします。そういう意味では、イマイチ読みごたえは感じられないかもしれません。まあ、オススメ度はそこそこといったところですかね。
次回は綾辻行人の「霧越邸殺人事件」の予定。
2001年10月21日(日)
アガサ・クリスティーの「もの言えぬ証人」を読み終わりました。この作品は、クリスティーの作品らしく、犯人が分かった時点であっと言わせられる作品です。ただ、読者に対して真犯人の手がかりが示されるのが後半になってからであり、その点が不満が残ります。オススメ度はそこそこといったところ。
次回は江戸川乱歩の「湖畔亭事件」の予定。
2001年10月10日(水)
綾辻行人の「黒猫館の殺人」を読み終わりました。この作品は、他の綾辻作品と同じように、トリックについていろいろと伏線が張られておりなかなかこっています。ただ、トリックの一つについては、割と早い段階で分かってしまうかなと思いますし、最後の結末についても、若干不満が残ります。そういう意味では、オススメ度はまあまあといったところでしょうか。
次回はアガサ・クリスティーの「もの言えぬ証人」の予定。
2001年10月7日(日)
江戸川乱歩の「黄金仮面」を読み終わりました。この作品は、名探偵明智小五郎と怪盗黄金仮面との対決が描かれています。この作品は、特に謎解きの要素は無く、推理小説というよりは冒険小説といった作品です。また、乱歩独特のきつい描写もなく、割と読みやすい作品だと思います。まあまあオススメ。
次回は綾辻行人の「黒猫館の殺人」の予定。
2001年10月3日(水)
ドロシー・L・セイヤーズの「学寮祭の夜」を読み終わりました。この作品では、名探偵のピーター卿は脇役であり、ハリエット・ヴェインが主役として描かれています。基本的には、ハリエットの母校で起こる悪事の犯人探しと、ピーター卿とハリエットの恋愛関係の2つの事を軸として物語が進んでいきます(まあ、感想としては、ちょっと長いかなとは思いますが)。そういう意味では、ストーリーや登場人物の描写に重点が置かれた作品だと言えると思います。ちなみに、この作品を読む前にセイヤーズの他の長編を執筆順に読んだほうが、登場人物の人間関係を理解できますのでよいかと思います。
次回は江戸川乱歩の「黄金仮面」の予定。
2001年9月21日(金)
アガサ・クリスティーの「愛国殺人」を読み終わりました。この作品は、名探偵エルキュール・ポアロが登場し活躍します。基本的には、最後に犯人が分かる場面では、あっと言わせられる作品です。ただし、読んでいる途中で読者が謎解きをできるほどの材料が提供されてはいないと思いますので、謎解きを楽しむというよりはポアロの捜査や推理の過程を楽しむ作品だと思います。まあまあオススメ。
次回はドロシー・L・セイヤーズの「学寮祭の夜」の予定。
2001年9月11日(火)
綾辻行人の「時計館の殺人」を読み終わりました。この作品は、第45回日本推理作家協会賞を受賞した作品だそうです。この作品では、登場人物がこれでもかというくらいに次々と殺されていくのですが、その分、割と早い時点で犯人が分かってしまうかもしれません。また、他の綾辻作品に比べるとトリックの複雑さが少ないかなとは思いますので、トリックについても早い時点で分かってしまうかもしれません。ただ、そうはいっても読みごたえのある作品だと思いますので、割とオススメ。
次回はアガサ・クリスティーの「愛国殺人」の予定。
2001年8月24日(金)
江戸川乱歩の「吸血鬼」を読み終わりました。この作品は、今までに私が読んだ乱歩の他の作品よりは、推理小説の要素が強い作品だと思います。そういう意味では、ミステリ好きの人には割とオススメの作品です。ただし、割と早い段階で犯人については分かってしまうと思いますので、その分はちょっと割引ですかね。あと、できれば、この作品を読む前に「魔術師」を読んだほうがよいかと思います。ついでに、この作品で、明智小五郎の助手として小林少年が初登場します。
次回は綾辻行人の「時計館の殺人」の予定。
2001年8月21日(火)
アガサ・クリスティーの「ポアロのクリスマス」を読み終わりました。この作品も、クリスティーの作品らしく、最後に犯人が分かる部分であっと言わせられる作品です。ただ、読む側への謎解きの材料の提供が若干不十分のような気がしますので、謎解きよりもポアロの推理について楽しむ感じの作品かなとは思います。
次回は江戸川乱歩の「吸血鬼」の予定。
2001年8月16日(木)
綾辻行人の「人形館の殺人」を読み終わりました。この作品も、他の綾辻作品と同じように、いろいろと伏線がはられていて、最後にトリックが分かる部分であっと言わせられる作品です。ただ、個人的には、ちょっと犯人の動機が強引なような気がしますかね。その分、ちょっと割引といった感じですが、まあまあ、オススメです。あと、他の綾辻作品もですが、できれば執筆順に読んだほうがよいかと思います。
次回はアガサ・クリスティーの「ポアロのクリスマス」の予定。
2001年8月4日(土)
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」を読み終わりました。この作品は、推理小説というよりは、冒険小説といった作品です。名探偵明智小五郎と女賊黒蜥蜴の対決について描かれており、特に謎解きはありません。そういう意味では割と万人向けの読みやすい作品だと思います。
次回は綾辻行人の「人形館の殺人」の予定。
2001年7月31日(火)
アガサ・クリスティーの「杉の柩」を読み終わりました。この作品は、エルキュール・ポアロが登場しますが、その登場は中盤以降になります。前半は事件や登場人物についてのことが描かれ、中盤以降にポアロの捜査の過程が描かれています。まあ、結末は、あっと言わせられますが、全体的には謎解きよりもストーリー重視の作品だと思います。オススメ度はまあまあといったところ。
次回は江戸川乱歩の「黒蜥蜴」の予定。
2001年7月27日(金)
綾辻行人の「迷路館の殺人」を読み終わりました。この作品は、いろいろとトリックの伏線がはられており、最後にあっと言わせられました。ミステリの醍醐味は、やはり最後の意外な結末にあるという人にとっては、うってつけの作品だと思います。また、作品の途中での中だるみのようなものも感じませんでした。そういう意味では、読んでいて非常に面白く、オススメです。ただし、綾辻氏の作品には、古典ミステリについての記述が結構出てきますので、先に古典ミステリをいろいろ読んだほうが一層楽しめるかなとは思います。
次回はアガサ・クリスティーの「杉の柩」の予定。
2001年7月25日(水)
江戸川乱歩の「魔術師」を読み終わりました。私は、この作品で使われているトリックを知っていたため、この作品の面白さをイマイチ味わえなかったのですが、全体的にバランスのとれたよい作品だと思います。怪奇小説といった要素は抑え目になっており、推理小説としての出来もなかなかです。そういう意味では、割とオススメ。
次回は綾辻行人の「迷路館の殺人」の予定。
2001年7月23日(月)
アガサ・クリスティーの「満潮に乗って」と赤川次郎の「三毛猫ホームズの暗闇」を読み終わりました。「満潮に乗って」は、クリスティーの作品らしく最後にドンデン返しがあるのですが、それまでの話の流れが今ひとつ盛り上がりに欠けるため、あまり最後の驚きも感じない気がします。「三毛猫ホームズの暗闇」は5つの短編が収録されています。基本的に謎解きの要素はほとんどありませんので、ストーリーを楽しむ作品だといえます。まあ、短編なので、電車の中などちょっとした時間を利用して読むのにはいいかと思います。
次回は江戸川乱歩の「魔術師」の予定。
2001年7月17日(火)
綾辻行人の「水車館の殺人」を読み終わりました。この作品のトリックは、いろいろと伏線がはられていて、なかなかこっていると思います。そういう意味では、トリックのすべてを見抜くのは難しく、最後に分かる部分も多いかと思います。ただし、ある程度のトリックは、途中で分かってしまうかなと思いますので、そんなに最後になってあっと言わせられることはないかもしれません。ですので、オススメ度はまあまあ。
次回はアガサ・クリスティーの「満潮に乗って」の予定。
2001年7月13日(金)
江戸川乱歩の「蜘蛛男」を読み終わりました。この作品は、基本的には謎解きの要素は少なく、怪奇小説(または冒険小説)といった趣の作品です。一応、蜘蛛男の正体に関する謎解きが盛り込まれていますが、おそらく、大部分の人が早い段階で正体が分かってしまうと思います。そういう意味では、謎解きよりもストーリー重視といえるかもしれません。また、結構、作品中の描写がどぎついところがありますので、あまり子供向けの作品ではないかと思います。
次回は綾辻行人の「水車館の殺人」の予定。
2001年7月11日(水)
アガサ・クリスティーの「複数の時計」を読み終わりました。この作品には、お馴染みのエルキュール・ポアロが登場しますが、その登場場面はかなり少なくなっています。一応、この作品も結末で読者をアッといわせるような形になっていますが、話の展開がだらだらしているような感じがします。そのため、クリスティーの他の代表作などに比べると、最後に全てが分かってもあまり感銘を受けなかった気がします。
次回は江戸川乱歩の「蜘蛛男」の予定。
2001年6月29日(金)
綾辻行人の「十角館の殺人」を読み終わりました。この作品で使われているトリックは、なかなかの出来だと思います(まあ、今ここで詳しく書くわけにはいきませんが・・・)。いわゆる本格ミステリなのですが、トリックが分かった瞬間にはあっと言わせられました。そういう意味では割とオススメの作品です。
次回はアガサ・クリスティーの「複数の時計」の予定。
2001年6月26日(火)
江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」を読み終わりました。この作品は、表題作を含んだ短編集です。表題作は名探偵明智小五郎がはじめて登場する作品です。全体的にどの作品も描写がちょっときついかなと思いますが、出来としてはなかなかのものだと思います。あと、ペンネームから分かるように、ポーの影響を強く受けているようで、恐怖小説に近い作品が多いと思います。
次回は綾辻行人の「十角館の殺人」の予定。
2001年6月17日(日)
内田康夫の「遺骨」を読み終わりました。この作品は、脳死を題材としており、そういう意味では社会的な問題を扱った作品だといえます。まあ、基本的には謎解きというよりストーリーを楽しむ作品です。ですので、脳死を題材としていますが、割と読みやすい作品です。
次回は江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」の予定。
2001年6月12日(火)
アガサ・クリスティーの「ヘラクレスの冒険」を読み終わりました。この作品は、短編集であり、エルキュール・ポアロがヘラクレスの難業に例えた12の事件に挑みます。基本的に読者が謎解きをするというよりも、ポアロの活躍の様子を楽しむという感じの短編集です。まあ、そういった意味では、クリスティーの代表的な長編に比べるとちょっと物足りない気がします。
次回は内田康夫の「遺骨」の予定。
2001年6月8日(金)
エラリイ・クイーンの「フォックス家の殺人」を読み終わりました。この作品は、クイーンの作品の中でもいわゆるライツヴィルものの一つです。なので、この作品もストーリー重視の作品であり、謎解き自体の要素はあまり多くないかなと思います。まあ、作品の出来自体はまあまあといった所かと思います。
次回はアガサ・クリスティーの「ヘラクレスの冒険」の予定。
2001年6月4日(月)
F・W・クロフツの「クロフツ短編集2」を読み終わりました。この作品集の大部分の作品も、まず犯人側の視点から完全犯罪を目論んでの犯罪のシーンが描かれ、その後に、その犯罪が警察側から解決されていくというスタイルです。全体にまあまあの作品が多いと思います。ただ、犯人が犯罪を行う動機がちょっとワンパターンのような気がします。
次回はエラリイ・クイーンの「フォックス家の殺人」の予定。
2001年6月1日(金)
ドロシー・L・セイヤーズの「ピーター卿の事件簿U/顔のない男」と高木彬光の「わが一高時代の犯罪」を読み終わりました。「ピーター卿の事件簿U/顔のない男」は、短編集なのですが、セイヤーズの長編と比べるとイマイチかなという気がします。セイヤーズの作品で活躍するピーター・ウィムジイ卿は個性豊かな名探偵なのですが、この短編集でのピーター卿はあまりその個性が描かれていないように思います。「わが一高時代の犯罪」は、表題作を含む2つの中編が収録されています。2つの作品とも、神津恭介の一高時代の事件であり、当時の時代背景がよく描かれていると思います。そういう意味では、割とオススメ。
次回はF・W・クロフツの「クロフツ短編集2」の予定。
2001年5月19日(土)
ちょっと更新が遅くなりましたが、エラリイ・クイーンの「クイーンのフルハウス」とアガサ・クリスティーの「葬儀を終えて」を読み終わりました。「クイーンのフルハウス」は、3つの中編と2つの短編が収録されています。それぞれの作品の出来はまあまあかなと思いますので、クイーンが好きな方は読んでみてもよいかなと思います。「葬儀を終えて」は、話の展開の中で今ひとつ盛り上がりに欠ける気がしますが、最後に犯人が分かる瞬間はあっと言わせられるものだと思いますので、割とオススメ。
次回はドロシー・L・セイヤーズの「ピーター卿の事件簿U/顔のない男」の予定。
2001年5月5日(土)
F・W・クロフツの「クロフツ短編集 1」を読み終わりました。この作品集の作品は、大部分が犯人が犯したまたは見逃したミスによって逮捕されます。なので、読む側がそのミスに気づくかどうかという所がポイントになっています。いくつかの作品はそのミスが分かりづらいものもありますが、全体として読みやすい作品が多いと思います。
次回はエラリイ・クイーンの「クイーンのフルハウス」の予定。
2001年4月29日(日)
アガサ・クリスティーの「ひらいたトランプ」を読み終わりました。この作品は、クリスティーの作品らしく、私は最後に犯人が分かる瞬間にあっと言わせられました。ただし、この作品の重要なポイントとして、トランプのブリッジが用いられていますので、ブリッジのルールを知らないと、面白さが減ってしまうのではないかと思います。そういう意味では、日本人には馴染みにくいかもしれません。
次回はF・W・クロフツの「クロフツ短編集 1」の予定。
2001年4月24日(火)
エラリイ・クイーンの「クイーン犯罪実験室」を読み終わりました。この作品は短編集で、電車の中などで読むのにはちょうどよいかと思います。ただし、この短編集に出てくる作品は、アメリカに関する知識がないと分からない謎解きものが多いので、そういう意味では日本人向けとは言えないかなとは思います。
次回はアガサ・クリスティーの「ひらいたトランプ」の予定。
2001年4月17日(火)
F・W・クロフツの「フレンチ油田を掘りあてる」を読み終わりました。この作品はフレンチ警視が登場し、殺人事件の謎の解明に挑むのですが、その捜査過程の描写に重点が置かれています。そういう意味では、ストーリー重視の作品ですが、犯人が誰であるかも終盤にならないと分からない(?)と思いますので、読みごたえのある作品だと思います。なので、割とオススメ。
次回はエラリイ・クイーンの「クイーン犯罪実験室」の予定。
2001年4月10日(火)
赤川次郎の「幽霊暗殺者」と「三毛猫ホームズの四捨五入」を読み終わりました。「幽霊暗殺者」は短編集で、「三毛猫ホームズの四捨五入」は長編なのですが、まあ、どちらもかなり読みやすい作品です。特に謎解きがある作品ではないので、ストーリーを楽しむ作品であるといえると思います。
次回はF・W・クロフツの「フレンチ油田を掘りあてる」の予定。
2001年4月8日(日)
アガサ・クリスティの「マダム・ジゼル殺人事件」を読み終わりました。私が読んだ版の解説で述べられているのですが、この作品で犯人が使うトリックはちょっとした欠陥があるように思います。また、割と早い時点で犯人が分かってしまうようにも思います。なので、クリスティの作品に共通する最後にあっと驚かされるという部分はあまりないかなという気がします。作品としては、読みやすい作品ですので、以上のようなやや難があるのがちょっと残念かなと思います。
次回は赤川次郎の「幽霊暗殺者」の予定。
2001年4月3日(火)
エラリイ・クイーンの「大富豪殺人事件」を読み終わりました。この本には、表題の作品と「ペントハウスの謎」の2つの作品が収録されており、ともに、クイーンとその秘書のニッキー・ポーターが登場します。私は、この作品は両方とも再読だったため、犯人が分かっていながら読む形になったのですが、割と軽いノリの読みやすい作品ですので、再読でもそれなりに楽しめました。
次回はアガサ・クリスティの「マダム・ジゼル殺人事件」の予定。
2001年3月25日(日)
F・W・クロフツの「蜘蛛と蝿」を読み終わりました。この作品は、謎解きという要素の強い作品ではなく、ストーリー重視の作品であるといえます。フレンチ首席警部の登場シーンは、割と少ないのですが、初期の作品に比べて推理の切れは鋭くなっているのかなという気がします。ストーリーもなかなかだと思いますので、割とオススメ。
次回はエラリイ・クイーンの「大富豪殺人事件」の予定。
2001年3月18日(日)
最近、更新をしておりませんでしたが、その間にエラリイ・クイーンの「三角形の第四辺」とアガサ・クリスティの「メソポタミア殺人事件」を読み終わりました。「三角形の第四辺」は、お馴染みの探偵役クイーンが登場しますが、この作品での活躍は今ひとつ。作品の出来も可もなく不可もなしといったところでしょうか。「メソポタミア殺人事件」は、犯人のトリックなどは凝ったものではありませんが、まあまあの出来の作品だと思いますので、クリスティの作品が好きな方は読んでみてもよいのではないでしょうか。
次回はF・W・クロフツの「蜘蛛と蝿」の予定。
2001年2月24日(土)
内田康夫の「皇女の霊柩」を読み終わりました。この作品は、テレビの2時間ドラマでお馴染みの浅見光彦(最近は榎木孝明さんなどが演じているみたいです)が活躍する作品です。基本的に謎解きの要素はほとんどなく、ストーリー重視の作品です。ストーリーの出来はなかなかだと思いますので、気軽にミステリを読みたいと思っている人にはよいのではないでしょうか。
次回はエラリイ・クイーンの「三角形の第四辺」の予定。
2001年2月17日(土)
F・W・クロフツの「フレンチ警部の多忙な休暇」を読み終わりました。この作品では、フレンチ警部が犯人のアリバイトリック崩しに挑みます。トリックが割と早い段階で分かってしまうかもしれないのが難点ですが、内容としては読みやすいと思いますので、まあまあオススメといったところでしょうか。
次回は内田康夫の「皇女の霊柩」の予定。
2001年2月12日(月)
アガサ・クリスティの「三幕殺人事件」を読み終わりました。この作品は、おなじみのエルキュール・ポアロが登場します。とはいえ、登場するシーンは今までに私が読んだ作品に比べると少なめですかね。まあ、内容自体は可もなく不可もなしといったところですかね。そういう意味では、他の代表作のほうを先に読んで、気に入った人は読んでみてもよいのではないでしょうか。
次回はF・W・クロフツの「フレンチ警部の多忙な休暇」の予定。
2001年2月7日(水)
エラリイ・クイーンの「顔」を読み終わりました。この作品は、割と早い段階で犯人の目星はつきますので、謎解きといった要素はあまりありません。そういう意味では、この作品もストーリー重視の作品です(基本的にクイーンの後半の作品というのは、本格的な謎解きのミステリは少ないのかなと思います)。ただ、私はストーリーのラストの出来はよいと思いますので、割とオススメ。
次回はアガサ・クリスティの「三幕殺人事件」の予定。
2001年2月3日(土)
F・W・クロフツの「クロイドン発12時30分」を読み終わりました。この作品は、いわゆる倒叙ミステリでして、作品のほぼ全体をとおして犯人側の視点から描かれています。なので、おなじみのフレンチ警部が登場する割合は少なめになっております。作品の出来としては、犯人側の心理がよく描かれていると思いますし、割とオススメ。
次回はエラリイ・クイーンの「顔」の予定。
2001年1月22日(月)
アガサ・クリスティの「ブルートレイン殺人事件」を読み終わりました。この作品は、おなじみのエルキュール・ポアロが活躍する作品です。ポアロがブルートレインの車中で起こった殺人事件に挑みます。作品の出来としては、可もなく不可もなしというところですかねー。クリスティの他の代表作にくらべると、話がだらだらしている感じを持ちました。
次回はF・W・クロフツの「クロイドン発12時30分」の予定。
2001年1月19日(金)
エラリイ・クイーンの「九尾の猫」を読み終わりました。この作品は、作者のクイーン自身(といってもフレデリック・ダネイ一人)が選ぶベストスリーに番外として付け加えた作品だそうです(まあ、私の感想は可もなく不可もなしというところなんですけどねー)。ストーリーはクイーンが連続殺人犯の<猫>を追い詰めていくという内容です。なので、謎解きの要素は少なく、ストーリー重視の作品だと思います。
次回はアガサ・クリスティの「ブルートレイン殺人事件」の予定。
2001年1月13日(土)
F・W・クロフツの「二つの密室」を読み終わりました。この作品は、タイトルのとおり密室トリックを扱った作品です。おなじみのフレンチ警部がその謎解きに挑むのですが、作品中後半に出てくる密室トリックの出来もよいと思います。そういう意味では割とおすすめの作品です。
次回はエラリイ・クイーンの「九尾の猫」の予定。
2001年1月11日(木)
アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」を読み終わりました。この作品は、クリスティの作品の中でも著名な作品の一つ(?)です。エルキュール・ポワロのもとに匿名の挑戦状が届き、Aという頭文字の人物が頭文字がAの場所で殺され、次にBという頭文字の人物が頭文字がBの場所で殺され・・・というふうに物語が進んでいきます。この作品は、私は面白い作品だと思いますので結構おすすめ。
次回はF・W・クロフツの「二つの密室」の予定。
2001年1月7日(日)
エラリイ・クイーンの「真鍮の家」を読み終わりました。この作品は、クイーンの父親のクイーン警視(この作品では既に退職しています)が主人公で活躍する作品です。この作品は「クイーン警視自身の事件」の続編の設定になっておりますので、未読の方はこちらから先に読むとよいと思います。ちなみに、作品の出来自体は普通かなと思います。
次回はアガサ・クリスティの「ABC殺人事件」の予定。
2001年1月2日(火)
2001年最初に読み終わったのはF・W・クロフツの「英仏海峡の謎」です。この作品は、フレンチ警部が主人公で活躍する作品です。フレンチ警部が地道に捜査を続けていく過程がじっくり描かれています。ただし、今回の作品も最後は幸運に助けられた部分がありますので、決してフレンチ警部は名探偵とはいえないのではないかとは思います。とはいえ、物語自体の出来はよいと思います。
次回はエラリイ・クイーンの「真鍮の家」の予定。