グランスティード少佐の 『銀雨を1/16の確率で面白くするn』 〜神戸ルミナリエ編〜 『戦争お疲れだな、お前達。』 「……。」(包帯ぐるぐる巻きw) 「……。」 「……。」 『しかし今回は怪我人ばかりの様だな、お前達。』 「さすがに皆でフェンリル特攻は結構無茶だったと思いますね。」 「まあそれが転機となったわけやし、結果オーライやったね。」 「……さすがはリアイベと重りやすいと評判の品川プライベの心意気。」 「そして戦争終了後は神戸ルミナリエに行くことになりましたね。」 「ルミナリエか、こういう形でまたここに来るとはな……。」 『どうしたのかね、お前達。』 「何か嫌な思い出でもあるの?」 「私の母ちゃんはここで死んだ……震災でな。」 「震災…………あの1995年1月17日の、ですか。」 『だろうね。このルミナリエ自体、その震災から復興の証、そして犠牲者への鎮魂として催されているものだからな、お前達。』 「せやから私は必ず毎年、ここに来てる。あの惨劇を忘れんようにな。まぁ4つの頃の話や…嫌でも忘れそうにもないけどな。」 「ということで、早速現地へ行ってみました。」 「ちなみに行ったんは12月17日、いわゆる最終日やったわけやな。」 『しなぷらから帰ってきて一眠り後に出陣とはなかなかハードな計画だったようだな、お前達。』 「例年はわざわざ大阪から歩いて向かっていたそうですけどね?」 「ということで、今回のマップはこちらや。」 「実際イルミネーションか飾られている範囲は、この矢印と赤塗りの部分ですね。」 「ほい、入り口が見えてきたでー。」 「一番イメージの強い入り口部分ですね。」 「間近で見るとこんな感じやね。」 「完全なアーケードが出来上がっている錯覚を感じる。」 「そして、中に入ってみた。」 「近づけばわかるのですが、ちゃんと木の柱で支えられているのですね。」 「まあ柱だけでなく、ピアノ線なんかも使って回りの建物からも支えられとるね。」 『この支えあいもまた復興の象徴といえようか、お前達。』 「そして通りを抜けていよいよラストの東遊園地やな。」 「ここにも一際大きなイルミネーションがありますね。」 「で、ふと横を見ればこんな募金コーナーも。」 『また来年も会えるように、か。せめてもの足しになれば幸いだな、お前達。』 (といって、少佐は馬のマスクの口から千円札を吐き出し、募金箱へ) 「これも間近で見ると、結構圧巻やで。」 「まるで何かの城か神殿か…そんな錯覚を覚えますね。」 「そして中。まるで何かの祭壇のように彩られとるやね。」 「戦災に失われた魂を鎮める光の墓標…そんなイメージ。」 「なお、ルミナリエはこちらの協賛によって成り立っております。」 「この他にも、皆さんの募金が命綱です。この震災の記録とその復興の光をいつまでも失わない為にも…。」 『機会があれば協力をお願いしたいものだな、お前達。』 「とまぁ、報告は以上。あくまでも背後世界のデータなんで、イベピンとかとは多少の相違点はあるやろけどな。」 『ここ数年は常に開催も危ぶまれている…再び開催されることを祈ろうではないか、お前達。』 「…開催されてもこれない人もいるわけだけど。」 「まあある意味お遊びページですので、『こんな感じなんだなー』程度に思っていただけると幸いです。」 「では、本日はここまで!この次は別の戦場で会おう!!」 ...To Be Continued?
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