新潟交通のマーク電鉄駅めぐり16  味方駅 H13.10.1

平成11年4月4日、利用客の減少に歯止めがかからず電鉄全線が廃止された。
かっての味方駅 国の重要文化財「笹川邸」最寄りの駅であった

現在は駅舎もない。 無くなった駅舎
味方村が出来たのは明治34年、国の第二次町村合併が行われた時で、七穂村、白根村、味方村の三か村の合併により今の村となった。
何も無くなったホーム
建物が無くなったホーム

国の重要文化財『笹川邸

国の重要文化財「笹川邸」
国の重要文化財「笹川邸」
笹川家は江戸時代、旧村上藩領の味方組の白根など8カ村の庄屋で、今も残る豪邸が権力の大きさと、蒲原穀倉地帯の豊かさを伝えている。

かやぶき屋根の堂々とした表門を入ると、庭の先に主屋がある。表座敷−居室部−奥土蔵と奥が深い。
表座敷はきっかりと作られ、格調高い。

居室では、主要な棟から西に張り出した仏間・新奥・次の間などは、柱は細く、壁は薄く、人の住む家としてたよりなく感じるくらい、とても繊細なつくりになっている。障子から繊細な光が入って明るく、外とほとんど一体になっている。
一見に値する。


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