新潟交通のマーク電鉄駅めぐり14  吉江駅 H13.10.1

平成11年4月4日、利用客の減少に歯止めがかからず電鉄全線が廃止された。
かっての吉江駅 かっての吉江駅。

そのまま残る駅舎。
越後上杉家の武将、吉江小四郎が守っていたと伝えられる吉江城があったと言う。
駅舎に残る看板
廃止のお知らせの看板だけが駅舎に残っていた
又、吉江には悲しい歴史もある。
明治5年大河津分水工事に反対する一揆が三条に起こり、数千人の暴徒が新潟県庁に向かって中ノ口川の堤防を味方方面から下ってきた。
これを止めようと板井村の庄屋・萩野伝衛が、県の役人と一緒に吉江の観音堂近くで説得したが、激高する暴徒たちに萩野は竹やりで突き殺された。


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