新潟交通のマーク電鉄駅めぐり13  七穂駅 H13.10.1

平成11年4月4日、利用客の減少に歯止めがかからず電鉄全線が廃止された。
かっての七穂駅 開業時の駅名は所在地の名前から、「越後山王駅」と称していたが、昭和15年10月に「七穂駅」と改名した。

現在の駅舎。
廃線当時とそれ程変わって
いなかった。
手回し電話
手回し式の駅と駅を結ぶ電話が淋しくあった
七穂の由来については、明治22年国の第一次町村合併の時、居宿、吉江、大倉、大倉新田、吉田新田、山王、山王新田の七つの村が合併して、全部が米の産地ということから稲の穂の『穂』をとって「七穂村」と名づけられた。
七穂駅は、穀倉地帯の中心にあり、米の出荷等に非常に便利であった。
又、増加する電車の運転回数をさばく交換駅として重要な役割を果たしてきた。


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