2004/7
No.2270 心情'04夏。
No.2269 丁寧。
No.2268 裸になりたい。
No.2267 指導員侍。
No.2266 ジェネレーションギャップじゃない気がする。
No.2265 ブームか。
No.2264 中から。そして表面から。
No.2263 カラダは正直。
No.2262 だから何。
No.2261 現実との隔絶。
No.2260 見つめられる。
No.2259 ルビをふってみる。
 ■  2004年 7月某日   心情'04夏。




かみさんと娘さん'sを引き連れ、
近所のプールへ。





真っ黒クロスケ。





赤いTシャツに、

白い十字のバックプリント、

真っ黒に陽に焼けた監視台のヒト達は、

この暑過ぎる夏に、

一体、何を思うのだろう。










ある意味、我慢ダ。







 ■  2004年 7月某日   丁寧。




わしと後輩指導員のふたりで、
二輪の教習を始めよーとしてる時のコト。
その後輩指導員が担当する生徒様のひとりが、
何やら語り始めたんですネ。



「もうできてるんですよ!」

「できてるのにハンコ、押してくれないんですよ!」



なんだかキナ臭い匂いが。
いわゆる指導員に対してクレームの直談判って奴ですネ。
前の時限での評価が、どーにも納得いかなかったらしーのデス。
で、終いには、
こんなコトも言い出す始末。



「カリキュラムがおかしいですよ!」

「ここの指導員、おかしいですよ!」







そーきたか。







その生徒様を担当している後輩指導員、
ヒジョーに物腰が柔らかいんですネ。
だもんで、時々発生するクレームの懸案は、
カレが担当している時に起きるケースが多いのデス。
つまるとこ、「文句を言いやすい指導員」ってコトなんでしょーネ。

普通だったらカチンとくるよーなモノの言い方をされても、
カレはひたすら丁寧に答える。
その様子を見て、なんだかひとり熱くなりはじめるその生徒様。
そんなやりとりを黙って横で聞いていたわしの方が、
ワナワナと腹立ってきたわけデス。
つい、ヒトコト口走る。





「そんなにイヤだったら、教習所じゃなくて免許センターに行って取ればいいじゃん。」





すると、生徒様は、
あったりまえだろみたいな顔して仰った。





「だって、簡単には受からないじゃないっすか!」







「じゃー、素直にやれって。」







できてるって言うんだったら、簡単に受かると思うんですけどネ。
普通に考えれば。





クレームをつけてくるヒト達に共通しているのが、
時限数をオーバーしているっつーコト。
別にネ、
規定時限数をオーバーさせてもコチラにはなんにもメリットはないんですネ。
オーバーさせたコトによって給料が増えるんだったらどんなに楽なコトか。
むしろ、オーバーさせると上からの風当たりが強くなっちゃったりするんですネ。

「指導能力が足りないんじゃない?」

とかイヤミを言われて。
場合によっては、呼び出されて散々説教されてみたり。
あえて説教の内容はココでは伏せさせてもらいますけどネ。

評価の基準は至極単純明快。
「できた」のか、「できなかった」のか。
できなかったのであればできるよーにコチラも努力し、生徒様にも努力してもらう。
できたのであれば、容赦なく次のステップに進んでもらう。
ただそれだけ。

で、問題の「できた」のか「できなかった」のかの判断は、
当然、我々指導員側に委ねられてるわけですヨ。
その判断基準だって、全国統一の見解が示されてるわけで、
ヘンなオリジナリティを判断基準に混ぜてしまっては、
全国一律な免許の公平性自体が失われちゃうわけですヨ。
勿論、スキルが身に付いたのか否かは、
学科のテストみたいに完全に白黒はっきり結論が出せるシロモノではないのは充分承知。
それでもなんとか公平に、なんとか平等にする努力はしているわけデス。
それを。



ここの指導員、おかしい。



そー仰る生徒様。



良かったネ。
今の時代で。
「お客様は神様」な時代で。

自分のすべき務めを果たさずに自分の感情だけをアッケラカンと露呈する。
自分にとって不利益であれば、ただただひたすら敵意を剥き出しにする。

思ったコトを表現するっつーのは、
内に籠もって溜め込んでしまうより、
もしかしたらいいコトなのかもしれないですけどネ。

ただ、「素直」と「わがまま」を混同しちゃいけません。





どれ。
アナタの「できてる」技量を見せてもらいましょ。

そんな感じで教習が始まったわけデス。







ふーん。







良かったネ。
キミの担当が、揚げ足を取って責め立てるわしのよーな指導員じゃなくて。



相変わらず丁寧な後輩指導員は、
その生徒様を一生懸命指導していました。







 ■  2004年 7月某日   裸になりたい。




最高気温40.2度って、
ニホンじゃ夢の世界の話だと思ってましたネ。







 ■  2004年 7月某日   指導員侍。






「マニュアル車、マニュアル車、

ボクが駆るのはMT車。

スゴイでしょ。

いかすでしょ。

トランスミッション、手動です。」


って、言うじゃなーい。







侍なんですネ。







アナタの運転じゃAT車も無理ですから! 残念!







所内限定免許斬り!










拙者、
AT車しか所有したことありませんから。切腹!







なーんて、
口が裂けても言いません。







 ■  2004年 7月某日   ジェネレーションギャップじゃない気がする。




当校で普通免許を取得し、
ついでにかどーかは知りませんが、
普通二輪免許も苦労して取得、
オマケに現在、大型二輪免許取得にまで挑戦しているSさん(24歳・♀)は、
我々の間では、「ベッキーちゃん」と呼ばれてマス。



しかし。



当校二輪教習の班長に彼女の話をしたら、
ヒトコト。










「あぁ、あの八○亜紀に似てる子か。」










べっき

。やし。










そーかー。
同じ属性の顔立ちだったのか。
ふーん。





お酒は温めの燗で、
肴はあぶったイカで、
オンナは無口な方がいいともっぱら噂の、
当校二輪教習班班長(厄年)でした。







 ■  2004年 7月某日   ブームか。




なんかネ、
スゴイんですヨ。
二輪の生徒の数が。

もしかして巷では今、
バイクが流行っているのでしょーか。
なにぶん流行とはまるで正反対の道を邁進中なわしだけに、
ちっともわからないのですが、
人気芸能人がバイクの免許を取っているがために、
流行が訪れちゃったりしてるとでも言うのでしょーか。
ヨン様とか。



世界の中心で、二輪免許って叫んでるわけじゃないんでしょーけどネ、
とにかく例年になく多いみたいなんですネ。
二輪免許取得希望者。



この暑さでバッタバッタと倒れなければいいのですが。







指導員が。







 ■  2004年 7月某日   中から。そして表面から。






この夏、

ボクは一体、

あとどれくらいの汗をかくのだろう―――










トイレに冷房は必要か否か。










水分を摂り過ぎ、灼熱のトイレの中で大汗をかきつつ、
ピーピーに苦しみながら
わしはふと思うのデス。







 ■  2004年 7月某日   カラダは正直。






ご無沙汰!










ゴブサタでした。










♪〜忘れかけてた更新
っつーコトで、
ゴブサタしてました。
echoデス。

なんか暑いですネ。
とてつもなく。
昨年があまりにも激しい冷夏っぷりだったため、
今年のこの尋常じゃない暑さは、歳を重ねたカラダにヒジョーに堪えるわけですヨ。
しかも4日間連続二輪教習担当となった日にゃ。



しかし。
免許を取りに来る生徒様には関係nothingなんでしょーネ。
このほとばしるよーな暑さは。

―――早く本格的夏が来る前に取っちゃいたい!

―――早く高校のセンセが見回りに来る夏休みに入る前に!

―――でもって○○したり、△△したり!

そんな情熱が熱風でセレナーデな今日この頃なのですが、
わしの体力にも限界があるわけデス。
頭髪の隙間から湧き出てくる汗がヘルメットを濡らし、
なんだか懐かしの体育会系の匂いを容赦なく思い出させてくれるわけですヨ。

勿論、汗を掻くのはわしだけではなく、
体感気温が40度近くなるであろーアスファルトの上、
必死に燃料を爆発させているエンジンを跨いで教習を受けている長袖姿の生徒様だって、
否応なしに汗だくなわけデス。



ヨソ様の学校はわからないのですが、
最近当校には二輪免許を取得すべく、ヒジョーに多くの女性が来校してきているんですネ。
しかも、大型二輪の免許を取ろーと目論む素敵且つアクティブなレディー達が。

その中に、身長がわしより大きい生徒様がいるんですネ。
年齢もわしよりも大きいのですが、スタイルも服のコーディネートもヒジョーに素敵で、
アタシ、昔モデルやってましたと言われれば素直に納得できそーな、
そんな憧れのオネーサマ風情の女性なのデス。
ウォータープルーフの化粧を施しているのか、
それとも元々汗をかかない系統のヒトなのか、
あれだけの猛暑の中、普通だったら間違いなく汗かきベソかきろっくんろーるにもかかわらず、
ちっとも化粧が崩れず、暑さなんかまるでどこ吹く風。
それ以前に、わし達指導員と正反対に、
眉間に皺寄せながら暑いんだよコンチクショー!っつー表情を微塵も浮かべず、
まるで秋の紅葉広がる箱根スカイラインをツーリングしたんデスみたいな爽やかな笑顔。





さすが!



素敵な女性は崩れない!





と思いきや!





びふぉー。  教習前。





あふたー。  教習後。










何もそんなトコだけ。










雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつもネタばかり探している
そんな指導員になりたくないよーな気がシマス。







 ■  2004年 7月某日   だから何。




雨○がり決死隊



舞い上がり初舞台



風呂上がりビール飲みたい



病み上がりあれしたいこれしたい







スイマセン。
これ以上、膨らませるコトができません。







 ■  2004年 7月某日   現実との隔絶。




 ねぇねぇ、かえる君。君は知ってるかい?

 何をだい?

 どうやらね、経済の回復の兆しが見え始めてきたみた いなんだって。

 ふーん。どーしてそー言えるの?

 なんでもね、好調な生産などを背景に企業部門の景況 感が一段と改善していることに加え…

 随分と長ったらしいセリフだなぁ。

 雇用や消費などの分野にも回復が広がっているんだっ て。

 ふーん。

 オマケに7666万人ものヒトがこの夏、旅行に出掛ける んだってさ。

 ふーん。それはスゴイね。

 何はともあれ、やっとこの不況ともオサラバだね。

 そのよーだね。でもね。

 ん? どーしたんだい?

 ここの管理人、ボーナスの明細を見てワナワナと震え てたみたいだよ。

 ワナワナ?

 そう。ワナワナ。

 きっと辛い内容だったんだろーね。

 そーなんだろーね。

 そー言えば、「クルマの車検、ピアノの支払い」って ブツブツ言ってたよ。

 それは痛いね。

 痛いよね。

 サラリーマンの悲哀を感じるよね。

 感じるよね。

 でも後先考えない行動の見返りなんだろーね。

 ズバッと言うね。

 きっとこの夏の家族旅行もないんだろーね。

 そのよーだね。

 チンケな夏だよね。

 容赦ないね。



 管理人のひとり芝居でした。(涙を隠しつつ)







 ■  2004年 7月某日   見つめられる。




とある女生徒様の所内教習中、
なんだかやけにその女生徒様、わしの胸元を見てるんですネ。
もはや見るっつーより、凝視。
その円らな瞳を凝らしまくって見まくってるんですネ。
当校の夏服は開襟シャツのため、座り方によっては胸元が無防備になってしまうのですが、
別にわしはオトコ。
乳○のひとつやふたつ、見られたって、
ちっとも気にしないわけですヨ。

しかし。
その女生徒様、
説明をしているわしの顔を見るフリをして、
チラチラと胸元をあまりにも見ているんですネ。
そりゃーもう、イジョーなくらいに。



あれ!?
もしかして!?
昨晩の熱いベーゼの痕跡が残っちゃってる? ←ホントはゴブサタ



そう思い、
生徒様の目線がヨソへ行っている時を見計らって、
さりげなく胸元を覗き込んでも、どーにもこーにも見えない。
とてつもなく気になりながらも、教習を終え、
指導員室への帰りがけ、ミラーを使って見てみるとこんなのが。







直径3mm程度でしょーか。







拡大。







何?コレ。







こんなのが胸にポチッと付いてたんですネ。

ある程度の大きさのモノであれば、すぐにそれが何かわかるっつーもんですが、
こんな小さなシールが胸元でチラチラと蠢いていたら、
きっと誰でも気になるっつーもんデス。



それにしても、
一体、コレは何のキャラなんでしょ。

家に持ち帰って調べてみると、 ←律儀
どーやら娘さん1号の好きなキャラクターのシールのよーだメポ。



あぁ、オンナノコワールド。



そーいえば、
疲れたカラダに鞭打って、足を引き摺るよーに家に帰ってきたわしに向かって、娘さん's、

「ふたりわぁー!なんだかんだー!」

って言いながら、跳び蹴りっつー手荒い帰宅歓迎セレモニーで迎えてくれたコトが、
一度や二度じゃなかったりするのですが、
コレのコトだったんですネ。
オトーサンはちっとも知りませんでしたヨ。



よくよく家の中を見渡してみると、
無数に貼り付けられた、このアニメ関係のシール。
そのどれもがイジョーなホド小さいんですネ。
こんな小さなシールの需要がある事実が不思議だったりするわけですが、
そんな小さなシールが職場にいる時に股間に貼り付いてたりすると、
とってもプリティでキュアだからやめて欲しいもんデス。







 ■  2004年 7月某日   ルビをふってみる。




修了検定中に、
突然、嘔吐(リバース)





そんなに緊張しないでくださいネ。



TOP