2004/4
No.2218 呟いている。
No.2217 だからか。
No.2216 不機嫌の理由。
No.2215 RealOneにゃん。
No.2214 ピタ。
No.2213 不良の理由。
No.2212 鬼。
No.2211 モデル。
No.2210 ねっとり。
No.2209 速報。
No.2208 概ね予想はしてたけど。
No.2207 流行り廃り。
No.2206 通報はしないけど。
No.2205 ぼす。
No.2204 自由。
No.2203 意味がないトコに意味がある。
No.2202 ア○とは言わないけど。
No.2201 MAX.
No.2200 気まずさサヨナラ。
No.2199 ほ。
No.2198 そんな季節。
No.2197 ふたりのストーリー。
No.2196 立ち上がる。
No.2195 入学。
No.2194 つづかない。
No.2193 願。
No.2192 オンナの操(縦)。
No.2191 複雑心理描写。
No.2190 3。
No.2189 嘘だと言って。
 ■  2004年 4月30日   呟いている。




当校で普通二輪免許を取得し、
免許センターで手続きを済ませたその足で教習所に訪れ、
即刻大型二輪免許を取得すべく申し込みを済ませたIクンは、
とっても素敵に無敵に似てるんですネ。







イ○リー岡田氏に。







本名は昇さん。







特にヘルメットを被ると、
もう本物じゃないかっつーくらい。







本人は黒ヘルメットじゃない。







だもんで、指導員は、
いつも教習の終わり際に、
小さな声でボソッと、

「…ギルガメッシュ!」

と呟いているコトを、
カレは知らない。



知られちゃいけない。







 ■  2004年 4月29日   だからか。




わしの担当車両の前で待つのは、
割と年配の女生徒様。
なんかミョーにそわそわとわしの登場をお待ちデス。
爽やかな、それでいてどこかしつこそーな笑顔で人定作業を開始。

ハイ。
2段階縦列駐車ですネ。
それじゃー、説明しますので助手席に乗ってくださ…あれ?
仮免所有で入校?
教習期限が切れちゃったので再入校?
2段階から教習を受けてるんですネ。
へー。



そんな感じで教習が始まったのデス。
で、話を聞くと、
どーやらうっかり失効とのコト。
更新期限を2週間越えて気付いたけれど、時既に遅し。
免許センターで泣きついたものの、あっさり却下、
その代わりに仮免許を発行してもらって、で、教習所に入校してきたそーで。

つまるとこ、
ほんのちびっと前まで普通にクルマに乗っていたわけですヨ。
うむ。
もう、こりゃー楽ショーですネ。
勝ったも同然ですネ。
うむ。
良かった良かった。

しかし。
しかし、彼女は言いました。


「縦列ってやったコト、ないのよねぇ。」


ハイ。
そーでしょーネ。
縦列なんぞ、滅多なコトじゃやらないですよネ。
わしも生まれてこのかた、片手で済んじゃうくらいの回数しかやったコトないですヨ。
あんなもん、出来なくたってクルマ社会で充分に生きていけるっつーもんデス。
でも。
でもネ、
履修してもらわなくっちゃいけないんですヨ。
卒検でやるかもしれないんデス。
一生懸命、覚えちゃってくださいネ。



で。



彼女、運転は出来るんですネ。
当然ですが。
しかし、やたらめったら慌てるんですネ。
運転もしかり、装置の取り扱いもしかり。
で、オマケに今さっきやったコトすらすぐに忘れちゃうんですネ。
手順やらなんやらを。

教習所っつートコロ、
クルマに乗車する時から運転席に乗車し、座席調整、ミラー調整、そしてシートベルト装着、
で、エンジンを始動し、発進、そして停止し、エンジンを止め、クルマから降車するまで、
ありとあらゆる部分で手順っつーもんがつきまとうわけデス。
普通であれば、そーいう手順は1段階の初期段階からしつこく反復し、
2段階まで来てしまえば、もう手順っつーもんを意識しなくても出来ちゃうわけデス。
しかし、彼女は2段階から始めた生徒様。
覚えられないよーデス。
でもって、持ち前の慌てん坊っぷり。
もう縦列駐車をする以前に、ぐっちゃんぐっちゃんなんですネ。



「○○さん、いきなりリバースじゃダメですよぉー。」


「あら、いやだ。」


「○○さん、前向いたままいきなり下がり始めるんじゃなくてー…」


「ま! ワタシったら。」


「いや、だからあのー、すぐに動き出すんじゃなくてー…」


「忘れちゃうんですよねぇー。すぐに。」





あー。





なるほどネ。







うっかり失効しちゃうわけダ。







とりあえず次回は忘れないよーにしてクダサイ。
いろいろなモノを。







 ■  2004年 4月28日   不機嫌の理由。




やはり年配の方々は、時間に几帳面っつーか、律儀っつーか、
とにかく集合時間の数十分前、ヘタすると1時間近く前には顔を出すんですネ。
そんな高齢者講習を受講するために集まる昭和一桁生まれの方々、
やはり手持ち無沙汰なのか、所内コースで繰り広げられる教習風景を、
なんだか懐かしそーな、それでいて不思議そーな顔して、
ボーッと眺めながら時間を潰しているんですネ。
日中の暖かさも手伝って、時には退屈そーにあくびを噛み殺したりしながら。


で、とある年配のオジーサン、
校舎の中に入ろーとするひとりの初老の男性を見つけ、
暇潰しのいい相手ができたと思ったのか、
コレ幸いと声をかけたんですネ。
それも耳が少し遠いのか、とんでもなく大きな声で。





「いやぁー、あんたも講習かい? 大変だねぇー!」







ちょっとだけ不機嫌そーな顔して社長室に入っていく当校のシャチョー様も、
きっともうすぐ高齢者講習対象者だ。







 ■  2004年 4月27日   RealOneにゃん。




ヨソ様のお子様と同じよーに、
うちの娘さん'sも、ちょこんと座ったネコのキャラクターが好きなんですネ。
それじゃー、たまには娘さん'sのために一肌脱ぐかっつーコトで、
作ってみたんですネ。










ちびっとだけリアルなネコのキャラ。










。










やはり本物のネコの目と鼻を使うと、なかなかリアルだなぁ。





娘さん1号と娘さん2号が奪い合いのケンカにならないよーに、
ちゃんと2人に1枚ずつ印刷してプレゼントしてあげたら、
ますます嫌われたみたいデス。



チチオヤには乙女心はわかりません。







 ■  2004年 4月26日   ピタ。




街中を走ってると、
結構な数の宅配便トラックを見かけマス。
大事な荷物を家庭から家庭へ。
ヒジョーに重要且つ大変なシゴトですよネ。

ちなみに「宅急便」と「宅配便」、
内容は同じですが、「宅急便」は黒ネコさんの登録商標だそーで。



で、少し気になるのが、
この会社のトラック。


SAGAWAデス。


昔の宅配便ドライバーの質は、お世辞にも丁寧とは言えず、
まさに走ってナンボの「運ちゃん」っつー感じのヒトが多かったよーな気がシマス。
しかし、最近は社員教育が徹底しているのか、
ヒジョーに清々しいドライバーが多くなってきたと思うんですネ。

で、この会社のトラック、
交差点を曲がる時、
歩行者がいる時は当然、
いない時も横断歩道前で徹底的に止まるんですネ。
中には停まるよーに見せかけて実は停まってないヒトもいなくはないですが。


誰もいなくてもピタ。


きっとあーいう職業ドライバーは、1日に何百キロも走るんでしょーネ。
そーすれば必然的に事故に遭遇する機会も増えてしまうわけデス。
しかし!
蔑ろにしがちな歩行者を手厚く保護しよーとするその精神!
何が何でも巻き込むもんかいっつーその心意気!
マコトにもって素晴らしいコトだと思うのデス。
きっと上からの命令だと思うのですが、
それが社員の末端までキチンと徹底しているのが大したもんだと思うのデス。
「どーせ上司は見てないからいいや。」
じゃなく、キチンと励行する姿勢が美しいと思うのデス。



でも。



でもネ。





結構驚きマス。










コレは結構さぷらいず。










特に後ろを走っていると。



歩行者がいて、なおかつ対向優先車両がいない場合であれば、
まだわかるんですけどネ。


交差点の中心直近を徐行しながら右折を開始するわけですが、
反対車線側を横断し始める前に、
歩行者の確認を済ませておけばいいと思うんですけどネ。
どんなもんなんでしょ。







 ■  2004年 4月25日   不良の理由。




2段階の最終時限。
そう。
それはみきわめ。
漢字で書くと、「見極め」。
見て、そして極めちゃうわけデス。
違うよーな気がシマス。



で、23歳の女性の生徒様を担当。
時限は2段階のみきわめだったわけですが、
やはりみきわめの時限は、コチラとしては押し黙って生徒様の運転を見るんですネ。
で、生徒様も黙ってみられると、
やはり緊張するよーデス。
緊張に顔を引き攣らせてつつ、評価される自分の運転っぷりに思いを馳せる。
1時限を走り終えたその顔には、安堵よりも不安の方がパーセンテージは大きいよーなのデス。



で、その生徒様の運転、
ヒジョーにビミョーな感じ。
黒でもないけど、白でもない。
自信を持ってOKとは言えないけど、だからといって全然ダメっつーわけでもない。
コチラの頭をなんとも悩ませる運転っぷりって奴だったのデス。

でも、とりあえず検定は合格しそーだヨ。
それに免許を取った後も、なんとかひとりでやっていけそーだネ。

わしの頭の中では、そーいう結論に達したんですネ。
原簿にOKの書き込みをし、そして押印。
時限の最後に講評を少々。



すると、その生徒様、
顔色を変えて、突然言ったのデス。


「不良にしてくださいよ!」


へ?
不良にしろ?
いや、あのぉ、
みきわめ不良の生徒様に「OKにしてくださいよ!」って言われるのはわかるんだけど、
なんでまたわざわざ不良にしろと?
このままじゃいけない。
ボクは強いオトコにならなきゃいけないんダ。
いつもトモダチにいじめられてばかりじゃいけないんダ。
よし。
ツッパリになって見返してやろー!
っていう不良とは、ワケが違うんですヨ?



きっとまだまだ自分の運転を極めたいのでしょーか。
良い心掛けデス。
少しでも改善できる部分があるのならば、それを残さず改善してから卒業したい。
安全運転に対する素晴らしい心意気デス。
早く免許が取れればいいや。
そーいういい加減な考え方を持つ生徒様に爪の垢を煎じて飲ましてやりたい。
っつーか、むしろ飲め!
飲み干せ!
ついでに爪の垢を団子にして喰っちまえ!


イマドキしっかりした気持ちを持っている女性に感動にも似た気持ちを持ち始めた時に、
その生徒様、理由を口にし始めました。



どーにもこーにもまだ独り立ちする自信がnothingなもんで、
もー少し補助ブレーキがあって補助するニンゲンが同乗している教習車で練習がしたいんだ、と。
でもって、検定前に自由教習を受けると別料金になってしまうから勿体ないのだ、と。



彼女の教習プランは、
何時限オーバーしても追加料金の掛からないプラン。


そーか。
そーいうコトか。
そーいう下心があったんだネ。





うむ。
断固、みきわめ良好。





っつーか、ハンコ、押しちゃったし。





今更、ハンコを押しておいて撤回はできません。
あまり安易に原簿を訂正しちゃうと、
原簿の持つ信憑性って奴が薄れちゃうし。







 ■  2004年 4月24日   鬼。




人定事項を終え、
教習車の運転席に乗るよーに促すと、
生徒様、運転席に乗ったと思ったら、



「よっしゃー!」



と、自ら顔をひっ叩きながら、
さながらプロレスラーの様に気合い充分。
でも、プロレスラーっつーよりどっちかっつーと、
子役から見事な成長を遂げたゴルフが上手な少年に似ている生徒様、


上手に世間を渡ってるみたいデス。


やっぱり気合いがブンブンと空回り。
運転はイマイチ「よっしゃー!」じゃなかったみたいデス。







渡る道路は鬼ばかりなんデス。







 ■  2004年 4月23日   モデル。




なんでも、雑誌に学校紹介の記事を載せるため、
雑誌社から派遣されたカメラマンが当校に訪れるコトになったんですネ。

で、幹部様に言われたんデス。



「オマエ、モデルやれ。」



と。
なんでも教習風景を撮影したいんで、
事務のオネーサンを生徒役、
わしが指導員役で撮影しよーと。
っつーか、「役」じゃなくてわし、元々指導員なんですが。



ふと、頭の中によぎる。

雑誌は割とよく聞く名前の雑誌。
コンビニに行けば、大抵置いてある類の雑誌。
それにわしが載っちゃう、と。
わしのいたいけな姿がメディアに載っかっちゃう、と。
わしの真剣な眼差しが紙面を割いちゃうわけですヨ!

うわー。
全国区ぅー!
どーしよー。
「あの指導員様は誰?」
なんて問い合わせが殺到したりしたら!
もしかして別件で別のメディアのヒトの目に留まり、
違うシゴトにスカウトされちゃったりしたら!
でもって、あれよあれよっつー間にお茶の間を賑わすコトになっちゃったりしたら!



「カメラマン、来たよぉー。」



ゴクリ。
いよいよですネ。
いよいよわしが全国でびぅする時が来たんですネ。
髪型はダイジョーブ? わし。
お肌は荒れてない? わし。
服装は乱れてない? わし。
クリーニング屋のタグなんかついてたら恥ずかしいったらありゃしないですヨ!







〜撮影開始〜







〜撮影終了〜







ファインダーがわしの方に向くコトは一度たりともありませんでした。







実際に走っている所内の教習風景だけを撮影していったカメラマンさん、
お疲れ様でした。
わざわざやらせをする必要はなかったみたいデス。



やっぱりプロのカメラマンさんが使う機材はスゴイなぁ。(わしに向けられるコトのないカメラを見ながら)







 ■  2004年 4月22日   ねっとり。




AT車の模擬教習。
生徒様は5名。
男女比1:4。
その内のオトコ1名とオンナ1名はどーやらカップルのよう。

比較的静かに始まった教習に、
モニターから流れてくる無機質な音声と、
なにやらねっとりとしたふたりの小声だけが室内に響く。





「…ねぇー、これぇーどぉーやってやるのぉん。」

「…これはこーやってやるの。」

「…あぁん、うまくできないぃ。」

「…こうやるんだって。」

「…えぇん、わっかんなぁーいぃ。」

「…あとで教えてやるよ。」

「…もぉぅ、やだぁ。」





なんかヤラシイ。





教習中にわからないコトがあったら、
イチャイチャしながらお互いに相談し合わないで、
教習指導員のわしに聞くよーに! ←どす黒い感情を抑えながら







 ■  2004年 4月21日   速報。









▼日記 更新意欲−倦怠感10回戦 (1勝9敗、PC部屋、終日、1人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
更 新 意 欲      
倦 怠 感      

【戦評】
 倦怠感が3点差をはね返し、食い下がる更新意欲を止めた。まず午前中に寝不足で頭が働かず。さらに出不精が祟って一気に更新意欲を削ぎ、娘さん'sの大騒ぎとかみさんのヒステリーが倦怠感に拍車を掛ける。もしかしたら面白いネタになるかもと期待していた情報は、鳴かず飛ばずでそのまま却下。相変わらず倦怠感が日記を駆逐している模様。











日常を深く深くサルベージしながら、
この日記を書いてるワタクシechoなんですが、
なかなかうまくいかないもんデス。

ゴメンナサイ。







 ■  2004年 4月20日   概ね予想はしてたけど。




今日は公休。
で、明日も公休。
つまるとこ連休。
こーいう時こそ。
こーいう時こそ、出掛けなければ。



ひとりで。



相変わらず疼いてしまう放浪癖にしっぽりと身を委ね、
さぁーどこに行きましょか、と。
写真が撮りたくなって、なんとなくお台場まで。
クルマでドピュッとぶらりひとり旅。
勿論、高速なんて使いません。







キレイですネ。やっぱり夜景は。







日中は暖かかったんデス。
むしろ、暖かいっつーより暑かったんデス。
そんな半袖OKな日でも、夜にもなると別。
海からの湿った空気が、容赦なく薄着のわしを責め立てる。



でも、寒かったのは気温のせいだけじゃない気がシマス。







 ■  2004年 4月19日   流行り廃り。






久しぶりに、
「ちょべりぐ。」
ってコトバを使う生徒様に会った。







なんか懐かしー匂いがした。







死語の世界はコチラ



ちなみにコチラのSiteでは、
わしがよく使う「娘さん1号2号」の、
「○○1号、2号」っつー表現は死語と認定されてました。
しかも悪い意味で。

ぎゃふん。 ←死語







 ■  2004年 4月18日   通報はしないけど。




普通二輪担当。
指導員1名が生徒様2名を受け持つコトができるのですが、
やはり教習効果を考えると、マンツーマンがベスト。
コチラも意識が2名に分断されるより、ひとりに集中したいのデス。
しかし、さすがは日曜日。
ウィークデーは勉学や勤労に勤しむヒト達が大挙して押し寄せてくるわけデス。
当然、二輪の教習も指導員1名が生徒様2名を受け持つ機会が増えてしまうのデス。
で、その時限の教習も2名の生徒様がわしをお待ち。
しかも、よりによって2名とも外国籍

ひとりはブラジル国籍。
もうひとりは中国国籍。





そりゃーもう、説明に難儀するわけですヨ。
比較的わかりやすく、噛み砕いたコトバを使っているつもり。
なんだかわけもわからずオーバーアクションで説明しているつもり。
にもかかわらず、キョトンとした顔。
まったくもって見事なキョトン顔ですヨ。
リアクションもなく、動きも止まってしまい、
さながらフリーズ。
「Ctrl」+「Alt」+「Del」を押したくなるっつーもんデス。



「○○さん、わかりました?」


「ハイ、ワカリマシタ。」


「じゃー、始めていてくださいネ。」


「何ヲデスカ?」



終始、こんな感じ。





裸一貫で見知らぬ国に訪れ、耳慣れぬコトバに苦労し、
高い物価と安い賃金、母国と違う生活習慣に戸惑いを感じつつも、
やっと覚えた、世界で一番習得に難しいと言われている怪しげなニホン語を駆使し、
ニホン人だって苦労するライセンスを取得しよーとするその心意気!

素晴らしいデス。
大したもんデス。





中国国籍のチャンさん(仮名)と話しをする機会がありました。
カレ、30代前半ですが、肩書きは学生になってマス。
バイクの技量は中の上。
どーやら母国で少し乗ったコトがあるらしーのデス。
ただ、細かい法規については説明も理解も苦しんでいる模様。



「チャンさん、ニホンに来てどれくらい?」


「ンー、4年クライカナ。」


「シゴトでこちらに?」


「違ウデスヨ。留学デスヨ。」


「ほぉー。どちらの学校?」


「○○大デス。」


「チャンさん、クルマの免許もお持ちだけど、やっぱりニホンで?」


「ソウソウ。ダイブ苦労シマシタヨ。」


「今もクルマに乗ってるんですか?」


「違ウ違ウ。会社ノシャチョーガ運転シテルヨ。」


「会社? 社長?」


「シャチョー、運転トッテモ上手。デモ免許持ッテナーイ。」


「マズイでしょ? それは。」


「マズイデスネェー。」


「そーいうヒト、多いんですか?」


「コノ前、オートバイヲコッソリ輸出シヨートシテ…ア!コレ内緒ニシテオイテクダサイヨ!






そーいう内容は最後まで内緒にしとけ。







世の中、
知らなくていいコト、知らない方がいいコトって、
あるんでしょーネ。







 ■  2004年 4月17日   ぼす。




わしが愛してやまない缶コーヒー。
特定の種類だけを飲むワケじゃないのですが、
最近、選んでピックアップしているのはコレ。



この画像を使うのは何度目でしょーか。



理由はコレですヨ!





見つめ合うボス電キャンペーン!





缶に着いているシールに記されたシリアルナンバーを入力し、ゲームに挑戦すると、
「ボス電ネックストラップ」が当たる!

もし当たらなかった場合にも20ポイント貯め、更にゲームに挑戦すると、
「ボス電FOMA」が当たる!



効果音が魅力的!





ゲームに挑戦!



ハズレ。



シリアル入力。



ゲームに挑戦!



ハズレ。



シリアル入力。



ゲームに挑戦!



ハズレ。



シリアル入力。



ゲームに挑戦!



ハズレ。



シリアル入力。



ゲームに挑戦!



ハズレ。



シリアル入力。



ゲームに挑戦!



ハズレ。



シリアル入力。



ゲームに挑戦!



ハズレ。










ちっとも当たらないじゃないかコンチクショー!










簡単に当たっちゃったらマズイんでしょーけどネ。
わかってはいるんだけど、なんかミョーに悔しい。
購買意欲を高めるだけ高めさせておいて、
そう簡単に当たらせないよーにしている(であろう)企業の思惑に、
どっかりと乗っかっちゃってる自分が悔しい。







 ■  2004年 4月16日   自由。




「学科の教習中に寝てちゃダメだよー。」


「うぜぇーなぁー。オレの勝手だろーが。」


「勝手じゃないでしょ。」


「誰の迷惑もかけてねーだろーが。」


「いや、人知れず迷惑を掛けてるかもしれないよー。」


「うるせーなぁー。こっちは金払ってるんだから何したっていいだろーよ。」


「ほら、回りのひとも迷惑してるんだからさー。」


「あぁ? どこよ? どいつだよ? 迷惑してるっていう奴は?」


「みんな。みんなだよ、みんな。」


「他の奴なんか知らねーよ。関係ねーんだよ。オレの自由にさせろ。」










―――――ニホン人3名の無事救出



なによりですネ。
ホントになによりデス。
危うくヒトの命が地球より軽くなるとこでした。










同じとは言わないヨ。同じとは。










志熱く、ヒジョーに崇高な目的も大事ですが、
自分の行動が周囲に与える影響を考えるっつーのも大事みたいデス。
ちっとも行動を起こさないわしが言うのも申し訳ないよーな気もしますが。



学科教習中にしっかりと俯せになって寝てるのは、
とんだ目的違いですけどネ。



※様々な事情でタイトルを変更しました。







 ■  2004年 4月15日   意味がないトコに意味がある。




ニュースの時間です。



本日、自動車学校教習指導員のecho氏が運営している、
ウェブサイトの「echo cetera」(http://www5b.biglobe.ne.jp/~echo_/)が、
開設以来、無事に1283日が経過したことを記念して、
この度、記念切手が発売されることになりました。










サンプルですヨ。
切手ID USO800_040415_01
分類 記念切手
切手名称 echo cetera生誕1283日
図案 オリジナルキャラクター
発行日 2004年4月15日
額面 50円
価値 なし










なお、この発表は、
ひっそりと秘め事のように行われたため、
状況を把握しきれない切手収集家の間では、
大変な話題になっているとかいないとか。
いないとか。







 ■  2004年 4月14日   ア○とは言わないけど。




二輪シミュレーターの教習。
複数教習にもかかわらず、生徒様1名のみ。

うむ。
さすがは閑散期に突入しただけのコトはありますネ。
もはや個人面談の様相を呈してますが、
お相手はなんともやりにくかったりする、40代半ばの男性。

色々と難しかったりするんデス。
コレくらいの年代の方。
若いわけでもなく、それでいて年配っつーわけでもない。
きっと勤務先では中間管理職。
上のポストはまだあるけれど、部下もそれなりにいるわけで。
そーいう立場のヒトって、
どーも素直にコチラのコトバを耳に入れてくれないケースが多いみたいなんですネ。
まして指導員が自分の年齢よりも下だとわかると尚更のよーな気がシマス。
プライドが許さないんでしょーか。
なかなか自分のスタンスを崩したがらないんでしょーネ。

「それなりの地位もあるし、金だってそこそこあるニンゲンなんだヨこのオレって!」

みたいな感じで。





「ハイ、それじゃー、○○さん。△△ページの一番上、読んでクダサイ。」



教習を始める前に、
運転教本を見て事前に予備知識を入れておきましょ。
そう。そこ。
今日の教習の目的が短い文章に的確に書かれてますヨ。
そこを読んじゃってくださいネ。
そそ。
声に出してくださいネ。
そう、恥ずかしがらずに。



・・・・・・・。



・・・・・・・?



あれ?
どーしました?



無骨な感じで教本を読んでいたのに、
途中で急に黙っちゃいましたヨ。

で、突然不安そーな声で、また読み始める。










「・・・さ、・・・サカタ優先?」










惜しい!(←惜しくない) えー、サホウ優先ですネ。」










「ジョンジョロリーンのパッパッ!」
とか言いながら?
「ありがとさーん」
とか言いながら?



MUNEOじゃないYO!



確かに歩行者は優先。
確かに歩行者は優先なんですけど、サカタ限定?







地位もお金もプライドも、
とってもとっても大事だとは思うのですが、
小学校低学年レベルの漢字の読みも大事だと思うんですネ。
「蝙蝠」とか「躑躅」とか「膃肭臍」を読めってわけじゃないし。
がむばってくださいませ。





ちなみに上記の漢字は、「こうもり」「つつじ」「おっとせい」と読むんですネ。
どれも交通社会には関係nothingなので、読めなくても心配nothing。







 ■  2004年 4月13日   MAX.




わしの通勤車両は、
かみさん名義の軽自動車。

で、このクルマ、
サスペンションに板バネを使用してるので、
コレがヒジョーに揺れるんですネ。
とんでもないくらい。
オマケに3速ATなもんで、
常時高回転までエンジンを回さなきゃいけないため、
ヒジョーに喧しいのデス。



で、このクルマのカーオーディオ環境は、
見事なまでにメーカー標準仕様。
洒落たカーステレオは積んでません。
しかも10年モノのクルマなため、
音源はカセットテープとラジオ放送だけ。
オマケにカセットデッキは、一度カセットテープを飲み込むと、
二度と吐き出してくれないOneWay仕様の憎い奴なため、
ラジオしか聴けないんですね。

で、問題はボリューム。
最新式のよーに、電子式で音量をアップダウンさせるタイプじゃないんですヨ。
コレが。

安くないですよネ。

昔ながらのダイヤル式、
しかも取り付け位置がヒジョーに低く、
使いづらいったらありゃしない、絶妙のポジショニングなんですネ。

ヒジョーにシビアな操作性。。





職場へ向かう道程、クルマを走らせていると、
ラジオのボリュームが小さいコトに気付いたんですネ。
それまでさほど真剣に聞いていたわけじゃないのですが、
アナウンサーのオネーサンの声をよく聞きたくなったため、
音量を少し大きくしたいと思ったわけデス。



よし。
ボリュームを上げよう。
クルマが揺れていないうちに。
あと、ちびっとだけアップしてくれればいいだけダ。
覚悟はいいかい?
わし。



ちび。



関東の天気をお送りします。朝の内雲が広がって・・・



もう少し。



事故のために5号線が渋滞しています。乗用車とトレーラーの・・・





もう少しあげないと聞こえnガッタン!



















耳をつんざくとはまさにこのコト。



















ひゃー。










事故って、こーやって起きるのかもしれない。



あー、びっくらこいた。







 ■  2004年 4月12日   気まずさサヨナラ。




AT車教習。
女性の生徒様が割合としてはヒジョーに多いわけデス。
オトコの生徒様が多かったMT車の時にはさほど感じなかったものの、
どーしても女生徒様と乗車していると、
気になるんですネ。





沈黙が。





辛いんデス。
シーンとした車内の重苦しい空気が。
K察の取調中、法的に認められた黙秘権を遂行中なんデス!
そんな状態が。





既に愛情が冷めきってしまったカップルが、
つまらないと思いつつも惰性でデートに出掛け、
少しは昔を思い出して楽しくなるのかなぁーなんて期待していたものの、
やっぱりつまらなかった帰りの車内にて。



―――もう帰ろーか。

―――そうね。

―――オレ達、もうオシマイかな?

―――そうかもね。

―――意外と長く続いたよな。

―――そうね。

―――楽しかったこともあったよな。

―――そうね。

―――オレ達、これからトモダチでいられるかな?

―――そうね。

―――また一緒に遊びにもいけるよね?



―――それはイヤ。



みたいな感じ?

シーンと静まりかえった状態が長く続くと、
そんなササクレだった気持ちで教習車に乗っているよーな気がして。





概ね考え過ぎだと思いマス。
っつーか、最近このパターン多すぎ。







 ■  2004年 4月11日   ほ。




ふと、

「意識不明の軽傷」

ってあまり聞かないなぁーなんて呑気に思ったんですネ。
で、検索してみると、4件ひっつ。
ほぉーとか言いながら、そのリンク先を見ているとなかなか興味深いテキストに出会えたりして、
そーいうのをふんふん言いながら見ているうちに、
時間は刻々と流れていくんですネ。

日記の更新がやたらめったら遅れる理由としては、
ちびっと弱い感が否めないですネ。





先日、無事小学校入学を果たした娘さん1号、
なにやら机に向かい、真剣なまなざし。
コッソリ覗き込むと、一生懸命お勉強の様子デス。

うむ。
感心感心。
こーいうトコはオヤに、特にかみさんに似ないで良かった良かった。

きっと「勉強する」っつー行為自体が、物珍しさも手伝って楽しいんでしょーネ。
で、なんの勉強をしてるのでしょーか。
速攻で勉強に飽き、机から脱兎のごとく逃げ出した娘さん1号の目を盗み、
ノートに書かれた文字を見る。







なんだかもぅ…。 うむ。だいぶ読める字を書けるよーになったネ。
「あいうえお」の次が急に「まみむめも」。
カ行、サ行、タ行、ナ行、ハ行の存在は何処へ。
「さしすせ」ってオイ。
急に横の列に行くんだネ。







見事な箇条書きデス。
うねるよーな文字の羅列。
最初は良かったものの、徐々に集中力が不足し始めたのか、
秀逸なまでの蛇行っぷり。
まるで1段階1発目の教習を受ける生徒がドライブするクルマの軌跡そのものデス。

「テレビ」のコトを、「テビレ」って言ってみたり、
「ビデオ」のコトを、「デビオ」って言ってみたりしてるくらいだから、
コレくらい、まだまだ可愛いモノ。

・・・・・・・。

だと、信じたい。



机に向かっているだけ、
まだいいか。







 ■  2004年 4月10日   そんな季節。




桜の季節も終わりを告げ、
日中は半袖でも過ごせるくらいに暖かくなってきました。
暖かくなってくると、
車内は暑いんデス。
とっても。
まだまだダッシュボードの上で目玉焼きが焼けるくらいの熱くなったりする暑さではありませんが、
車内を閉め切っていると、額にうっすらと汗が浮かぶくらいにはなるんですネ。



で。



そーいう季節になると、現れてくるんですネ。





薄着の女生徒様。





ひゃー!



まぶしぃー!



お腹が露出ぅー!



薄地のジャケットをハラリと脱ぐと、
下から現れたのは、若モノだから許されるファッション、チビTー!



お腹壊さないでくださいネ。



ひゃー!



まぶしぃー!



おヘソも露出ぅー!



でも、チビTっつーより、
サイズが合ってないだけっつー気がそこはかとなく漂ってるぅー!





抑圧されるコトにより物体は、その体積を圧縮しよーとすると同時に、
それが不可能と知ると、移動を開始しよーとするわけデス。
で、クルマの運転って当然、座って行うわけですヨ。
っつーコトは普段の立ち姿勢だと伸ばされていたお肉が、
座るコトによって抑圧され出口を求め彷徨うわけですヨ。
外に向かって。
服の外に向かって。





「オイ、かーさん。ビールもう1本持ってきてくれ!」


「あら、おとーさん。まだ飲むんですか? もうやめておいた方がいいですよ。」


「何言ってんだ。わしはこのビールを飲むために1日働いてるんだぞ。やめられるもんか!」


「おとーさん、そんなに飲むとカラダに良くないですよ。それに最近、お腹が少し弛んでるんじゃなくて?」


「えぇい! うるさい! 早く持ってこいー!」





お腹の余った肉を震わせながら。
お腹の脂肪感たっぷりな肉をさすりながら。

そんな感が否めない、恰幅の良いお腹っぷりを見せる女子大生。
難しーですネ。
ファッションって。
難しーですネ。
コーディネートって。
でも、
お腹だけじゃなく、車体もセンターラインからはみ出てるので注意してクダサイ。







 ■  2004年 4月9日   ふたりのストーリー。




そのふたりは乾いていた。

ふたりの関係が乾いているというより、車内に漂う空気が乾いていた。
いつからだろう。
会話が途絶えたのは。
ふたりが口を閉ざしてから、幾ばくかの時間が流れ、
車内に聞こえてくるのは、タイヤが地面を掻きむしるロードノイズと、
時折響き渡る、苛立ちの成分が含まれた遠くのクラクションだけだった。

ふたりが知り合ったのは、そんなに昔のことではなく、
ごく最近という言い方が適切なのかもしれない。
最初は饒舌な関係だった。
蜜月とはいわないまでも、
笑顔を交わし、言葉を交わし、
何もかもが楽しく感じられた。
しかし、今となっては時間の経過がひどくじれったいものでしかなかった。

何がふたりをそういう関係にしてしまったというのだろうか。
男はそれについて追求したかったのだが、あえて口に出すことを憚られた。
女はそれについて考えるよりも、夕飯時のテレビプログラムの方が気掛かりだった。
ただ寡黙なまでに、車内の時計は時間を刻み続けるだけだった。



とある十字路を右折しようとした時、ふたりの関係に転機が訪れる。
ふたりを乗せた車はターンシグナルを右に出していた。
規則正しく明滅を繰り返すオレンジのランプ。
対向車の流れはとどまることを知らない。
ふたりの乗る車の後ろには、
いつの間にか歪みが生じていた。
ある者は片手でハンドルを握り、その指は小刻みにビートを刻み、
ある者はなかなか流れようとしない時間の狭間に陥ったのをいいことに、
胸のポケットから残り少なくなったタバコを取り出し、怪訝そうに火を点けた。

20秒―――

動かない。
いや、動けないというほうが正確だろうか。

40秒―――

まるで身動きすることを忘れてしまったかのように、
ふたりを乗せた車は微動だにしなかった。

そして―――

煌々と輝いていた青いシグナルは、
まるでふたりの関係のように黄色を灯し、
そして無情にも赤に変わってしまった―――








「信号、変わってますヨ。早く発進してクダサイ。」







だからネ、
何度も言うよーだけどネ、
対向車が気になるのはよーくわかる。
そりゃーもう、痛いほどよくわかるんだけどネ、
そればっかり見てると、信号の変化に気付かなくなっちゃったりするわけでしょ。
ほら、もうすっかり赤になっちゃってるの。
赤だった信号もすっかり青になっちゃってるの。
なかなかタイミングが掴めずに曲がれないのはわかるんだけどネ、
ほら、交差点の中に取り残されたらネ、
なんつーのかなぁー、
まるでラ○ホテルから出てきた瞬間に事故っちゃって立ち往生
そんなニュアンスを漂わせるのに近いくらい、すっごい恥ずかしくない?
っつーか、それ以前にすっごい危なくない?
だからネ、
何度も言うよーだけど、
もっと積極的にいろんな情報を集めなくちゃダメなんだヨ。





「・・・わーかーりーましたぁー(吐き捨てるよーに)」





乾いて仕方ないんデス。
とっても。



殺伐とした雰囲気を潤す加湿器、
どこかに売ってないでしょーか。







 ■  2004年 4月8日   立ち上がる。




春ですネ。
桜の木はピンクと緑が半々くらい。
しかし、茶系色だった日常の景色が、
少しずつ緑混じりになってくると、
知らぬ間に気持ちもポジティブになってくる気がシマス。

で、道ばたにタンポポを見つけたんですネ。
タンポポ。
漢字で書くと、「蒲公英」。
逆さに読むと、ポンタタ。
ヘンな名前デス。



で、ついでに。

土筆。

ミョーに質実剛健な名前デス。
ナニゴトか、と。
ナニを始める気だ、と。
「つくし」と読むらしーのですが、
見かけませんネ。
最近。
アスファルトの下できっと悲しい酒でも喰らってるんでしょーか。
「出れねぇーヨ。」
とか言いながら。
つくし。
どふで。
ヘンな名前デス。
逆から書くと、筆土。
なんか年賀状ソフトみたいだし。



毎シーズン発売して大変ダ。



で、そのつくしを見つけたくなり、
生えてはいないもんかと、所内をグルグル歩いていたら、
普通二輪の生徒様がゴロンと転倒。
怪我はない模様。



さ、立ち上がろー。
草木も少しずつ立ち上がってるコトだし。







っつーか、働けヨわし。







 ■  2004年 4月7日   入学。






久しぶりのぉ、更新でぇ、ゴメンナサイ。(「○ってコラえて」風)



毎回公休の時に更新しているこの日記、
公休日になんかしらの事情があり、滞ってしまうと、
そりゃーもう、ビックリするくらい当たり前に次の公休まで更新がストップしちゃうんですネ。
ゴメンナサイ。
なかなかUPされない日記に苛立ちにも似た黒い感情をお持ちの方がいらっしゃるにも関わらず、
心優しい方からあふれるほどの心配メールも頂いてますが(1通)、
ついに!

つーいーにー!



構想6年ちょい!



いよいよこの日を迎えるコトになりました!



小学校入学デス。
エレメンタリーなスクールですヨ。
ついに小学生なんデス。
娘さん1号。
近所の公立小学校に、まったくもってお受験nothingで無事入学しました。



本日のわし、運がいいのか悪いのか公休日。
おかげさまで娘さん1号の晴れの舞台に参加するコトができたわけデス。

なんだか家族揃って寝坊気味で起床。
慌てて食事を済ませ、着慣れぬ気取った格好をして、
さぁ、記念撮影ダ。


お約束の半身姿。


朝日が眩しいのか、それとも単に寝坊気味のせいなのかわかりませんが、
イジョーにまで腫れぼったい顔ですネ。
画像が小さくてわからないからまぁいいや。


幼稚園の入園式の時は、いつになく桜が早く開花し、そして散っていってしまったため、
緑色の中の入園式っつー感じで、
ちっとも感慨深くありませんでしたが、
今年は既に桜のピークは過ぎ去ったものの、
まだまだピンクデス。
とってもピンク。
新入生のオカーサマ方も素敵にピンク。


着物姿はほとんどnothing。


ピンクを着るコトができるのも年齢的にボチボチ厳しいみたいですネ。
どんなに素敵に化けてみても、首の辺りに年齢は隠せなくなりつつあるよーデス。
がむばって着こなして欲しいものですネ。

そーいうかみさんも、なんだかスカートがやけに膝上。
今日がきっと見納めなんでしょーネ。


膝上なんデス。3○歳デス。かみさん。


それでも上には上がいるもんで、
「これじゃー派手かなぁー」
と不安がっていたかみさんの格好を、
「そんな古風な格好でアンタ、どーすんの?」
と叱りつけるよーな格好をしたオカーサンが。

いました。
ボディコンかーちゃん。


すっごい嬉しいけど…。


まだいらっしゃったんですネ。
ジュリ扇が似合うよーな生き方をした女性が。
つい、どこで働いてるの?名刺くれる?って言ってしまいたくなるよーな女性が。
そーいうヒトが学舎を闊歩しているっつー事実が眩しいデス。
回りの、特にオトーサン方の好奇の目に晒されてましたが、本人は至ってヘーキな感じ。
願わくば、もー少しウエストが細い方が良かっt





やはり少子化の影響は生徒数にも確実に影響し、
1年生はたったの2クラス。
少ないですよネ。
それともこれくらいが今の平均なんでしょーか。
それにしても1クラスたったの20数名。
これじゃー、トモダチ100人できないですヨ。

で、担任のセンセ、どーも今年から教職に就いたヒトのよーで、
わしとしては、つい「原簿と教本出して」って言いたくなるよーな若人。
やはり年配のベテランセンセの味のある教育っつーもんを期待していたのですが、
ココはまぁ、若いセンセの1年目にかける情熱に期待したいと思う次第デス。



途中、娘さん2号が式の執り行われている体育館で、すっころんで頭を強打し、大泣きするとか、
「○○君でしょ? アタシ覚えてる? ○○中○組の○○よ!」
と言われ、
「おぉ! ○○! 覚えてる覚えてる! 久しぶりだねぇー!」
と言いつつも、名前も顔もちっとも記憶にない女性に相槌を打ってみたりとか、
式が終わった瞬間、PTAの役員を決めよーとするその行動力はさすがに幼稚園と違うなぁーとか、
式に飽きた娘さん2号を連れて、誰もいない廊下で駆けっこをしていたら、
センセらしき女性に睨まれて、やっぱり廊下は走っちゃいけないんだなぁーとか、


結構廊下での駆けっこは距離が長くてしんどいデス。


とにもかくにも、いろいろありましたが、
とにかく小学1年生。
義務教育課程スタートなのデス。
そしてわしも小学1年生のチチオヤなのデス。
こーいう式で、日記のネタが転がってないかと考えるのはやめよーと思いマス。







 ■  2004年 4月6日   つづかない。




「じゃー、足の動き、見ててネ。」


と言ってペダルの踏み方や緩め方を説明しよーとした時に、
近所の量販店で買った安物の靴が、
なぜだか生徒様の履いている靴とガッチリと合致した時、
何かが起こった!





次回、衝撃の事実発覚!

来週の火曜サスペンス
「指導員echo  店員は見た!ドライビングシューズという名の靴〜隠された秘密2〜」
をお送りします。

なお、野球放送延長の場合は、時間を繰り下げたりなんかしないもんネ。







 ■  2004年 4月5日   願。




空いてきましたネ。
教習所。
まるで何年かに一度発生するイナゴの大群が通り過ぎた後の麦畑のよーな、
そんなうら悲しい笛の音が聞こえてきそーな今日この頃、
1段階の教習で所内をグールグル。
もう、教習所のコース貸し切りだネっつーくらいのグールグルデス。










検索できません。










経営者ではないわしには、とりあえずどんなにグールグルだろーが、ヤフーだろーがどーでもいいのですが、
ちょうど所内教習中に二輪の卒業検定と重なったんですネ。
なにげなく車窓からその様子をぼんやりと見ていると、
どうやら今日の受験者は、大型二輪の生徒様が2名、普通二輪の生徒様が1名。
3人ともわしが少なからず関わってきた生徒様だったのデス。



で、その3名の生徒様、
とってもイイ子だったんですネ。
イイ子と言ってもすっかりオジサンも混じってたりするのですが、
運転がどうこうとか、技量がどうこうではなく、
ヒジョーに真摯にコチラの説明を聞き、できてないトコを指摘しアドバイスをすると、
従順にそれに従ってなんとか矯正しよーとする。
教習が終われば、押印状況に関係なく深々とお辞儀をして去っていく。
その姿は、わしもがむばって教習しなきゃと思わずにはいられない生徒様だったんですネ。


その3名の生徒様、緊張に顔を強張らせながら、順番に走り慣れたコースを走っていく。
課題をひとつクリアし、そしてまたひとつこなし、
その度に深く呼吸を繰り返しているよーな緊張感を滲ませながら、
ゴール地点までバイクを走らせていく。


最初のひとりが無事完走。
強張った顔がホロリと緩む。
次の者が走り始める。
2番目も無事完走。
終わった者が笑顔で出迎える。
その姿を見ながらこれからの者の口元がキュッと引き締まる。
そして。
3人目もナニゴトもなく戻ってくる。


検定が終わると同時に結果発表。
笑顔だった3人の表情に、再度緊張が戻っている。
しばしの沈黙。
検定員によるなにがしかの解説。
そして解散。
3人に広がる、さきまで以上の満面の笑み。
お互い親交があったわけでもないだろーけど、
まるで旧知の仲のよーに互いに握手し、お互いの健闘を称え合う。
教習の終了。
卒業。
そしてライセンスの取得。
お金と時間とプライドを掛け、努力してきた苦労が報われた瞬間―――





高校の卒業、大学の卒業、専門学校の卒業、
そして自動車学校の卒業。
どの卒業も何かを成し遂げた充実感にみんな晴れ晴れとした表情を浮かべ、
膨らみきった期待感に僅かな不安感をホンノリと隠し、
別の世界へ巣立っていくわけデス。
その姿を見送るコトになる関係者にとっては、なんとも言えない気分になるんですネ。
長いジンセイ、全く違うベクトルで歩んできたヒト達、そして歩んでいくヒト達と、
ホンの一瞬だけ交わった、数ヶ月という短い関わり合い。
わしはそのヒト達のジンセイと、深い関わり合いを持とうとはこれっぽっちも思わないけど、
ほんの少しでも関わった、否、関わってしまっただけに、
やはり違うベクトルで進んでいくとはいえ、良い方向に進んでいって欲しいんですネ。
まして、あのひたむきな姿を見てきただけに。

死なないで欲しい、と。

ホントに僅かな関わり合いでしかないんですけどネ。
カレらの満面の笑みがそー思わせずにはいられなかったんですネ。



きっとあの3人ならダイジョーブだろーと思いながら。
きっとあの3人ならダイジョーブだろーと信じながら。







 ■  2004年 4月4日   オンナの操(縦)。




4月からAT車担当に戻ったのは、先刻お知らせした通りなのですが、
1日の配車がそれこそ男性ばっかりだった生徒様の割合が、それこそ女性ばかりになったんですネ。
まるで男子校のセンセが転勤で女子校に移ったかのよーな!
ラグビー部の顧問が女子バレー部に転配されたかのよーな!



なんつーのかなぁー、



そのー、



あのー、







すっごい胃が痛い。







女生徒ばかりの教習、
やはり男性諸氏は、
花園だと思うんでしょーか。
極楽だと思うんでしょーか。
羨ましーぜ!こんちくしょー!とか思っちゃったりするんでしょーか。



わし、同性愛者ではなく、
異性をこよなく愛おしいと感じる、れっきとした正常なオトコであり、
やはり♂よりも♀の方が一緒にいて殺伐としないわけですヨ。
シゴトじゃなければ。





所内教習1段階2時限目、
まだまだハンドルを触るのも戦々恐々っつー感じの、高校出たてのオンナノコを担当。
原簿に載ってる写真を見ると、メイク大好きぃーでもまだまだ修行中ぅーっつー感じのオンナノコ。
ペダルの使い方を聞いてみたんですネ。


「アクセルペダルを軽く踏むと、どーなりますか?」


「スピードが速くなりますぅー。」


「じゃー、ペダルを強く踏むとどんな感じ?」



「イイ感じぃ〜♪」



「・・・・・そーですネ。」





クルマの基本は、

「走る 曲がる 止まる」

の三拍子。
彼女の場合は、

「走らない 曲がれない 止まる気がない」

の、驚き桃の木三三七拍子。
それプラス、ケラケラ笑って誤魔化すオマケ付き。
コレで厳しい言い方した日には、きっとわしを拒絶しまくっちゃうんでしょーネ。





春。
4月。
季節が変わり、年度が替わり、
新しい環境に身を置いたヒト達へ。
過去を振り返るな。
前だけを見て奮迅せよ。
例え困難しか待ち受けていなくても、
きっと小さな光を指す穴が見つかるはずさ。

わし。
仕事場も仕事内容も変わらないネ。
まったくもって変化がないネ。
振り返っても仕方nothingなんだけど、
なんだかMT車担当だった3月に戻りたい。







 ■  2004年 4月3日   複雑心理描写。




出勤時にいつも立ち寄るコンビニで、
購入した商品の合計が620円だったもんで1000円札1枚支払ったところ、
何を思ったか店員さん、「1万円のお預かり」と言いながら、
オツリとして五千円札1枚と千円札4枚をレジの中から掻き集めてるじゃありませんか。

「5ぉ、6ぅ、7ぁ、8ぃ・・・。」

1枚たりとも紙幣を多く渡すもんかい!と言わんばかりに何度も紙幣を確認している店員さんに、
それ以前の問題だろ!とヒトコト物申したい気持ちでいっぱいになると同時に、
わー、このオツリ受け取ったらわしってば結構金持ちぃー!とか思ったのは一瞬で、
もし、わしが店を出よーとする瞬間に間違いに気付いた店員さんが、
急いでクルマに乗り込むわしの首根っこを捕まえて、
自分の間違えを棚に上げ、まるで万引き犯を取り押さえたと言わんばかりに意気揚々に、
オツリを返してくださいヨ!アンタ!
なんて言われたらちびっとどころか、相当恥ずかしーだろーなぁー、
とか、
でもいつも使うコンビニだからココは善良な市民を装って正直に違ってるヨって言った方がいいのかなぁー、
とか、
ほんの僅かな間にあらゆる状況設定に思いを巡らせていたのも束の間、
ほどなくして受け取った金額が一万円札じゃなく千円札だと気付いちまいやがった店員さん、
慌てる素振りもなく、ごく当たり前にオツリを320円380円よこしてくれたので、
あー、恥ずかしー思いをしないで良かった。



ちぇ。 ←?





※後日ダーン
 「オツリは320円じゃなくて380円だろ」っつー有り難いご指摘がありました。あー、恥ずかしー。







 ■  2004年 4月2日   3。




昨日の話になりますが、
娘さん2号が、4月1日をもって3歳になりました。

最近は姉にケンカをけしかけたり、ハハオヤに逆らったり、チチオヤを足蹴にしたりと、
とんでもない暴挙っぷりばかりが目に付く娘さん2号なのですが、
元気なのは、いいんデス。
元気なのは。

ただ、姉を泣かせちゃいけません。
泣かされる方も泣かされる方だけど。
オヤとしては、心配が尽きないのデス。
娘さん1号の弱さも、娘さん2号の強さも。



で、誕生日のプレゼントにかみさん、
「リ○ちゃん人形」をあげたみたいなんですネ。
あの永遠に白樺学園5年生で、明るくて元気なオンナノコ代表で、
ちょっぴりあわてんぼうなトコロのある香山リ○ちゃんのお人形ですヨ。
ちなみにリ○ちゃんの下には双子と三つ子の妹と弟がいるんですネ。
ピエールさんと織江さん、随分とがむばったみたいデス。

なぜか娘さん1号も同時に買ってもらい、
ふたり仲良く遊んでるんですが、
その人形をぶつけあったり、転がしあったり、脱がしあったりして、
本来の遊び方と、だいぶ違った遊技方法を敢行してマス。
気の毒に。
香山さん。



で、遊んでいる姿を見て思うのデス。







オトーサンは、キャッチボールとかサッカーとかして遊びたいなぁー、と。







やはり、わしは♂なわけで、
お人形で和気藹々と遊べる柔軟さは持ち合わせていないのデス。
もっとこう、外でガー!って遊びたいんですネ。

「お、いい球投げられるよーになったじゃん!」

とか言いながら。
今からオトコノコを!っつーわけには、
財力も体力も残っていません。





っつーコトで。

娘さん2号、
シルバーランドの王女サファイヤよろしく、
素敵に無敵に不敵なオトコノコとして育てていきたいと思ってる今日この頃なのデス。



可能なコトなんでしょーか。







 ■  2004年 4月1日   嘘だと言って。






月が変わって、おーとまヨ!





検索してみたら、そりゃーもう物凄い数のコスプレ写真が。独特の世界を構築しているよーデス。





そんな感じで、
4月より内部異動があり、
MT車担当からAT車担当になりましたechoデス。



サヨナラ、エンスト。

サヨナラ、ノッキング。

サヨナラ、2速から5速への飛び越し加速チェンジ。

サヨナラ、ギアチェンジしよーとする生徒様に膝を思いっきりひっぱたかれる屈辱感。



また新たなドラマが始まるわけデス。
始まるわけですが、
願わくば、平穏な毎日を過ごしたい。

大過なく過ごしたい。
ストレスで胃がシクシク痛むコトのない生活を送りたい。
送りたいんデス。


ヨロシクお願いシマス。



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