2002/5
No.1194 parked aslant.
No.1192 まだまだ捨てたもんじゃない。
No.1190 展望。
No.1188 新入生。
No.1186 うむ。
No.1184 学科試験。
No.1182 啄木る。
No.1180 ぶつけた情報。
No.1178 未来予想図。
No.1176 回帰。
No.1174 サマンサ。
No.1172 笑顔の行方。
No.1170 真相は闇の中。
No.1168 !広告!
No.1166 新・新解釈。
No.1164 みきわめ。
No.1162 スローモーションのように。
No.1160 敵か味方か。
No.1158 言い訳。
No.1156 New Face.
No.1154 妨害。
No.1152 Blue Color Dancer.
No.1150 ばんこ。
No.1148 統計。
No.1146 ゲーム終了その2。
No.1144 ゲーム終了。
No.1142 暑くて暑くてもう。
No.1140 ヴィジター。
No.1138 自業自得。
No.1136 オチの行方。
No.1134 よーな。
 ■  2002年 5月31日   parked aslant.




休み。
休み休み休み。
あー、休み。



最近、どーも真っ直ぐに駐車が出来ない。
駐車場の大小に関係なく。

うむ。もうこれ以上真っ直ぐには出来ないでしょ!

そー思って車から降りてみると、ビミョーに曲がっているんだよねぇ。
勿論ね、ドアを開けて顔をこれでもかっつーくらい出して停めればダイジョーブなんだけど、
感覚で入れると、どーもずれる。
位置関係はおぅけぃ。
ほぼど真ん中。
でも角度が。
10度くらい。
かーくーどーがー。
じゅーうーどーくーらーいー。


再びエンジンに火を入れ停め直す時と、放っておく時と。
最近は前者が増えてきてる今日この頃デス。





は!





これがもしかして老化って奴!?





ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん(一生懸命頭を振ってみる)。





33歳まであと9日な今日この頃デス。







 ■  2002年 5月30日   まだまだ捨てたもんじゃない。




公休デス。



2段階右折をしている男性を、初めて見ました。



すぐ脇をヘルメットもかぶらずに、
しかも歩道を我が物顔で走っている少年を尻目に。



なんだか清々しかったデス。



おしまい。







 ■  2002年 5月29日   展望。




「さて、君を呼んだのは言うまでもない。わかっておるな?」

「はい。承知しております。」

「うむ。何度も言うようだが、この場での会話の内容は、一切部外秘扱いだ。君を信じての相談、
くれぐれも口を滑らさないように。」

「はい。有難きお言葉。重々承知しております。」

「それでは率直に聞きたい。ますます厳しくなる教習所業界で、
君は我が校が生き残っていくためには、どの様な企業展開をしていけばよいと思うか?」

「はい。生徒数の減少、こればかりは一企業がどう足掻いても変えられることの出来ない事実です。
つまり、限られた数の中で当校のシェアをどれだけ増やしていくか、その一点のみです。」

「そんなこと、わかっておるっ! ワタシは具体策を聞きたいのだっ!」

「失礼しました。物事には順序というものがありまして・・。で、具体策、当然まとめております。」

「おぉ。さすがは君だ。わしが見込んだだけのことはある。で、どの様な策があるというのだ?」

「はい。これが昨年度までの生徒数の推移です。何かお気づきの点はございますか?」

「うむ。この年を境に、生徒数が極端な減少傾向になっておるな。」

「まさにその通りです。この年に当校で何が起きたか、覚えてらっしゃいますか?」

「うーん・・。(はっ!) まさか! 最後の女性指導員が退職した年ではなかったか?」

「はい・・。その通りなのです。」

「ここまで顕著に数字に現れてるとは・・。」

「女性指導員は結婚するとすぐに辞めてしまう、残業を嫌がる等、
どうしても5年後、10年後の展望まで視野に入れることが出来ないという、
貴方の企業理念の結果がこれです。その結果、次々の女性指導員が退職し、よその学校へ移っていきました。
で、このデータを見てください。我が校を去っていった女性指導員が再就職した教習所のデータです。」

「なんと!」

「そうなんです。軒並み前年度を上回る生徒数がその学校に入校しているのです。」

「むぅ・・。」

「減少してはいますが、やはり生徒の半分は男性なのです。そしてその男子生徒はやはり男性指導員よりも、
女性指導員の方を選びたいというのが正直な気持ちなのです。
このデータを見てください。指名制度を採用している教習所の男子生徒が女性指導員を指名した割合です。」

「なんと!」

「そうです。約8割の男子生徒は、積極的に女性指導員を指名し、
そしてリピーター率も驚くほど高いという数字が出ているのです。」

「うむ。」

「もうそろそろ時代は動いていると思われませんか?」

「どういうことだ?」

「『教習所は男社会だ』という古い概念に囚われた経営では生き残れないということです。」

「何を言うのだ! わしはそんな古い考えに凝り固まってはおらんぞ!」

「そうおっしゃると思ってました。」

「既に君は動いているのか?」

「当然です。早速手は売っておきました。これを見てください。」

「おぉ。これは!」

「はい。他校の女性指導員のリストです。」

「B・W・Hや、好みの男性のタイプ、携帯の番号、一人暮らしか同居かまで書いてあるぞ。」

あ。しまっt。 で、既にアポは取ってあります。」

「もうか?」

「はい。当然です。コトは一刻を争うのです。」

「うむ。引き抜き・・・だな。」

「そうです。やはり彼女達も利口ですので、それなりの好条件を提示しなければ動かないでしょう。」

「やはり高賃金は避けられないか・・。」

「そうだと思われます。」

「仕方ない。この時勢、なかなか厳しいものがあるには違いないが、背に腹は変えられぬ。
早速、この件で動いてみてはくれないか?」

「はい。今日も1件、デーtいや、面接を用意しております。」

「さすがは手が早いな。相変わらず君って奴は。がはははははは。」

「いえいえ。社長にはかないません。」

「ん? そうか? がははははは。」










はっ。
いつもの妄想癖が。


さ。
仕事仕事。(オトコしかいない指導員室にて)







 ■  2002年 5月28日   新入生。




普通二輪担当。
前回の休み明け以来、4分の3の業務が二輪担当。
来月には33になるわし、まだまだ若いと思っていたのが根本的に間違い。
疲れがカラダに蓄積され、寝ても解消出来ていない模様。
っつーか、単なる寝不足なんだけど。


今、指導員室でもっぱら噂になっているのが、先日入校したとある女性。
AT限定で入校してきたのだが、かなりの高齢らしいが詳細は不明。
ただ、予約機での予約の仕方やらなんやらが全く解らないらしく、
担当者がホトホト困っていた。
まぁ、高齢者の方にいきなりタッチパネルでの予約はいささかしんどいんでしょーネ。
予約を取りたい時は、モニター上の該当日付のアイコンをぷちっと押せばいいのだが、
予約機のモニターがひっくり返しそーになるくらい押しまくるらしい。
スイッチじゃないから当然押してみてもクリック感っつーもんはないので、
不安になって力いっぱい押してしまう。
本人には気の毒だが、滑稽な光景デス。

技能教習1発目は模擬教習。
模擬教習を担当した当校若手指導員のA指導員の話デス。
当校の模擬教習、カートレーナーを使って画面上やナレーションの指示に従って、
該当装置を真似して動かしてみるっつータイプ。
通常、5人程度の複数で教習を行うのだが、その時限はたまたまその女性ただひとりだけだったらしい。
で、その女性。


話し掛けるそーデス。


ナレーションの女性に向かって。



「○○シテクダサイ。」

「はいはい。わかりましたよぉ。」

「○○デキマシタカ?」

「あら、ちょっと待ってくださいよぉ。」

「ハイ、ヨクデキマシタ。」



「いやぁ〜、それほどでも♪」



なんだか可愛いデス。
その光景。

楽しくなりそーデス。
AT車教習。
わし、MT担当だけど。


そして今日。
二輪を担当しているわしの目の前を、その女性がドライブする教習車、
カーブ内で思いっきりエンジン音を唸らせ、
補助ブレーキと補助ハンドルに必死の形相のN指導員が通過していきました。
そして補助しきれずに、縁石じゃないどこかに教習車をぶつけたとか、ぶつけないとか。

うむ。
がむばれ。
その女性。
それ以上にAT担当指導員。







 ■  2002年 5月27日   うむ。




卒業検定で、とある生徒さんが検定中止。
すると、その検定員、
上司に怒られました。


ヘンなの。







 ■  2002年 5月26日   学科試験。




普通車担当。
特別教習、高速教習、二輪シミュレーター、二輪危険予測教習と、
なんともまぁ、テンコ盛りの1日。
ジブンで自分を褒めてあげたい気分デス。

で、H君(19歳、♂)との高速教習。
運転は概ね問題Nothing。
シフトチェンジもソツなくこなし、加速減速もキチンとしてる。
ハンドル操作もふらつくことなく、確認行為もごく自然に実行。
いわゆる順調な生徒様デス。
免許を取った後はすぐに車に乗るのっつー問い掛けにも、
怖いけど乗りたいですっつー聞いていて微笑ましくなる答え。
本性まではわからないが、真面目っぽい感じのH君、卒業後の運転もあまり無茶はしない感じ。
ウンウン。
最初からバッチリっつーヒトはいないからネ。
がむばってちょーだい。

で、原簿を見てみると、卒検前の学科試験に1度不合格になっていた。
聞いてみる。

「何点だったの?」

「75点です。」

「あらま。(あまりいい点数じゃないねぇ。)ちゃんと勉強はしたの?」

「いえ。全然しません。」

「・・・・・・・。」

なんなんでしょ。
その自信たっぷりの答えは。
キッパリと、しかも毅然とした態度でまるで悪びれることもなくそーおっしゃるH君。
あのぉ、あまり胸張って言うことじゃないと思うのですが。
その答えは試験に一発合格したヒトがするんであれば、かっこいいっつーもの。
見ると中間テストや仮免学科試験も何回か落ちた後に合格している。

「なんで勉強をしないの?」

「いや、僕は1回目は勉強しないで受けることにしてるんです。」

「1回目はって・・。どしてさ。試験を受けるのもタダじゃないんだし。」

「いや。パック料金なんで、何度受けても同じなんですよ。だからいいんです。」

そーでした。
うちの学校にはそーいうシステムがあったの、忘れてました。

一定料金を支払えば何度受けてもダイジョーブっつーシステム、
これって生徒側の立場から見れば、ヒジョーに有難いに違いない。
でも、ね。
でも、これって勉強しなくても「数打ちゃ当たる方式」になり兼ねないんですよネ。
次の受験は今日らしいのですが、やはり今日も全然勉強してないというH君。

なんか違和感が。
なんか不快感が。


ある程度の知識と技術を備えたモノが持つことを許されているはずの免許証。
今の教習システム、知識の方を軽視する傾向が強いっつー表れなんでしょーか。
それとも単に彼個人の性格によるものなんでしょーか。
不合格だったことに、もっと悔しがれっつーの。
もっと恥ずかしがれっつーの。
100点取ろうって思えっつーの。


急にH君に感じていた好印象がヘナヘナと萎え、
安心して乗っていた彼の運転がヒジョーに危ういものに見えてきた気がしました。







 ■  2002年 5月25日   啄木る。




普通二輪担当。

朝からなんだかテンションの高い1日。
能弁。
そして雄弁。
そして饒舌。
でも、体力がついていけず。
生徒様もついてこない。
ただただ空回り。
ジッと手を見る。



ん。
ちょっと違うか。







 ■  2002年 5月24日   ぶつけた情報。




今日は公休。
相変わらずかみさん&娘さん'sの目を盗んで、
シコシコとSiteを充実させるべく、更新作業デス。
「目を盗んで」っつー表現が、ホントに適切なくらい目を盗みまくってマス。
あー、時間が欲しい。

今、作ってるのは、車絡みのデータベースなのだが、
その中で、自動車事故対策センターっつートコが作ってる、

「自動車アセスメント(自動車安全情報)」 http://www.osa.go.jp/anzen/

っつーSiteを覗いてみた。
いわゆる、この車がぶつかっちゃったらどーなのヨ?っつーSiteデス。

・フルラップ前面衝突試験
・オフセット前面衝突試験
・側面衝突試験

なんかの結果がバシッと発表されちゃってマス。
全ての車ではないのは残念だが仕方ないっつートコでしょーか。
販売台数上位の車とメーカーが「やってみてヨ!」と申請があった車種、27種類で試験。
公の機関による試験なわけだから、どこかの企業をヒイキするっつーわけにはいきませぬ。
概ね平等に、しかも遠慮なくガッツンガッツンぶつけちゃってますが、
この結果がこれまた結構ショッキング。

「あぁ! こんなにこの車、弱かったのねぇ。」

「おぉ! これならぶつけてもダイジョーブ!」 ←ちょっと違う

「あぁ、これじゃー安心してぶつけられないヨ!」 ←だいぶ違う

きっとその車を乗ってるオーナー達は、悲喜交々に違いない。
その結果を見て、新車を買おうヨなんて言葉巧みに奥さんに交渉を持ち掛けている旦那さんもいるに違いない。


教習所別初心運転者事故率なんつーものも各都道府県で発表されつつあるけど、
それと同じで、この発表されてる結果が即、販売台数に影響するかっつーと、
また話は変わってくるとは思うんデス。
でも。
どーせ同じ金額を出すんだったら、より安全な車を買いたいと思うのが本音。
今まで隠されていた情報が、ヴぁしヴぁしと開示される世の中、
情報を拾い集め、賢い選択をしていきたいものデス。


でも。
メーカーは戦々恐々なんでしょーネ。
それ以前に、ぶつけないよーにする方法はないのでしょーか。
きっとそっちの方の研究もされてるんだろーけど。
でも、その結果が反映されるのって、大体高級車からなんですよネ。
どっちかっつーと、多くのヒトが乗るであろう比較的低価格の車に、
その機能が搭載されるべきだと思うんですけどネ。
まぁ、少しずつ下へ下へと反映されていくとは思うんだけど。



産まれてすぐにグシャグシャになってしまった車と、
ヒトに代わって酷い目にあったダミー人形の冥福をお祈りシマス。







 ■  2002年 5月23日   未来予想図。




今日はまだ出勤日だったにも関わらず、ちっと所用でヒト様の話を聞く機会が。
いわゆる指導員のお勉強の1日って奴デス。
講義をしてくれたお方っつーのが、元教習指導員って肩書き。
定年退職後、とにかく様々な角度から車絡みの膨大なデータを取り続けているお方デス。


昨年のチバ県の免許取得者っつーのが、8万5千名弱。
過去最高だったのは、昭和63年の12万5千名弱。
で、昨年の数字は昭和53年あたりのレヴェルらしいのデス。
オイルショックで世間が戦々恐々してた時代でも、教習所業界は右肩上がりの成長を続け、
どんなに怠慢でもどんなに傲慢でも生徒は教習所に押しかけてきていた。
それが昭和の終わりと共に、下り坂を転がり始める。
気付いた時には、ピーク時の70%切った。
しかし、教習所の数は増え、指導員も増え続けている。

これはどーいうことか。

教習所、指導員、淘汰の時代っつーことらしいデス。


「定年などの自然退職者は、毎年確実に出て来るにもかかわらず、
新規採用者は取らない。
リストラも当然のごとくあり得る。
そして今後10年以内に、チバ県60余校の自動車学校のうち、
少なくても5校以上は閉鎖に追い込まれるだろう。」



そんな予想をそのデータマンはおっしゃってた。







はぁ〜。







なんだか講義を聴いてる連中、わしをひっくるめて溜息。
みんな、下を向いちゃってうなだれちゃってマス。
まぁ、そーいう話は以前から聞いてるので、特別目新しい話ではないんだけどね、
改めてデータっつーあまりにも説得力のあるナイフで背中を突きつけられると、
悲壮感すら漂ってくるっつーもんデス。

ダイジョーブなんだろーか。この業界。

なーんて思っちゃったりもするのですが、
でも、考えてみると、淘汰が始まっている業界っつーのは、なにも教習所業界だけじゃないんだよねぇ。
コンビニも、銀行も、デパートも、自動車メーカーも、IT関連も、
外資を入れたり、吸収合併したりされたり、撤退したり。

そりゃーもう、淘汰! 淘汰! 淘汰!


データマンいわく、
これからの仕事のキーワードは、「service」だそーデス。
何を今更!って気がしないでもないですが、教習所業界もサーヴィス業。
果たしてどんなサーヴィスを客である生徒様に提供出来るのか。
どーやって生徒様や生徒様予備軍のハートをがっしりワシヅカミ出来るのか。
今までは教習所を基点に3km圏内のお客を集めていれば御の字だったのを、
その半径を5km、7kmと広げていけるかどーか。
それが生き残っていく教習所に必要不可欠な要素になるそーデス。


経営に関しては、わしみたいな末端社員には口出しできる要素は少ないんだろーけど、
いよいよ重い腰をよっこらしょって上げてかなきゃいけない時期なんでしょーネ。
果たしてどっかり座りこんじゃった腰を上げることが出来るのだろーか。
いよいよ端末であるわし達にも構造改革が必要なよーデス。



つまらん愚痴話で申し訳ないデス。
教習指導員を目指してる方も見てると思うので、参考までにっつーことで。







 ■  2002年 5月22日   回帰。







ハッ! ←ふと、我に返ったらしい





画像をこねくり回し、弄くり倒し、
いつの間にか、ココの日記、文章よりも画像に頼り始め、
ただでさえ重いココが、更に重くなり始めたことに気付きました。
若気の至りっつーのがあるわけで、
Site管理人歴の浅いニンゲンがやりがちな若気の至りって奴が、
ココ数日のココの日記だったわけで、
あまりにもネタに走り過ぎて、あまりにもジブン自身やSiteの趣旨を見失ってたことに、
モノスゴイこっぱずかしさを感じてみたりするわけで、
初めてこの日記を見たヒトには、一体何がなんだかわからない出だしでコンニチワなわけで、
覆水盆に返らずっつーか、後悔先に立たずっつーか、
そんな感じでフツーがいいデス。フツーが。
そーいう日記に戻ろー。
昔みたいに。
そう。まだネタではなく、1日のデキゴトを思い出し日記にしたためていたあの頃に。



起床。

Site更新作業。

出勤。

大型二輪担当。

業務終了。

帰宅。

夕食。

入浴。

就寝。





膨らませよーがありませんネ。


ミモフタモナイっつー感じ?
ジブンで言ってりゃ世話ないっつーの。







 ■  2002年 5月21日   サマンサ。




指導員の名前はecho、
生徒様の名前はM君、
ごく普通の二人はごく普通に教習を開始し、ごく普通に教習を終了しました。
ただひとつ違っていたのは、


生徒様は不貞腐れていたのデス。










指導員の名前はecho、
生徒様の名前はKさん、
ごく普通の二人はごく普通に出会い、ごく普通に教習を開始しました。
ただひとつ違っていたのは、


生徒様は返事すらしよーとしなかったのデス。











指導員の名前はecho、
生徒様の名前はY君、
ごく普通の二人はごく普通に教習の説明し、ごく普通に教習を始めました。
ただひとつ違っていたのは、


生徒様はこれっぽっちも説明を聞いていなかったのデス。












わしが口元を動かしたら、何か起きるかも。


  ※(注) 話が見えない方は、オトーサン、オカーサンに聞いてみてクダサイ。







 ■  2002年 5月20日   笑顔の行方。




普通二輪担当!

結構生徒も多い気がした!

それでも!

それなのに!





当画像は管理人と一切関係ありませぬ。






それなのに!





抜け! 根っこから!








おーっほほほほほほほ。







今日のアタシ、いけてる?

今日のアタシの笑顔、可愛い?

今日のアタシの笑顔、乾いてない?



おーっほほほほほほほ。



1日中抜きまくってたわけじゃないけど、
紫外線が気になるわー。



おーっほほほほほほほ。





あ。
頬に一筋の涙が。







 ■  2002年 5月19日   真相は闇の中。




公休デス。
ちっとお出掛け(私事日記参照)。

わしの前を走る1台の車。
TO○OTAの屋台骨を支える、長年セールスTOPの車、
後ろにはイヤでも目に付く位置に初心者マークが。
しかし、初心者マークがついてなくても、十中八九初心者ってわかる運転っぷり。
車の中には、家族が1セット。
20代の娘さんらしき人物と、その親御さんらしき人物の計3人。
よくある光景デス。
しかし問題は、運転しているのは、オトーサンらしき人物なのデス。

頭の中でシミュレーション。

1. 免許を取った娘さんのためにオトーサンの見本走行をしてる。
2. 免許を持っている娘さんに、初心者のオトーサンが助言を受け走っている。
3. 一家で初の免許証ホルダーとなったオトーサンが家族サーヴィス中。



信号待ちの度に、なんかしらの言い合いらしき様子。



ええぃ、付いてくの、やめよっと。
どっちみち、おっかない運転なもんで。







 ■  2002年 5月18日   !広告!




!広告!

まもなく教習所を卒業しよーとしている貴方!
朗報デス!
「ワタシ、車両感覚なないのよねぇ。」という貴方!
わかりますわかります。
「ワタシ、座高が低いから車の前が見えないのよぉ」という貴女!
車には死角がたくさんあるので、もう少し見えてくれると助かるわけデス。

車の前や左側には約車1台分(4〜5m)、右側にも1m、
後方にもなると10数mの死角が存在すると言われています。
それさえなければ!
そこさえ見えれば!
ぶつけないで済むのに!
ひっかけないで済むのに!
常日頃からそー思いながら運転しているベテランドライバーも多いと聞きます。

見えないから怖い。
怖いからペーパー街道まっしぐら。
それはイヤだ。
じゃー、どーしたらいいのか?
「見える」車があればいいんですよネ!




そこで!

ワタシは画期的新製品を考案しました!





『すける君』
そりゃーもう、スケスケって感じ。





ほら! 見えるでしょ!

ほら! わかるでしょ!





あれだけ苦手だった道路側端に寄せて止めるのも、もうダイジョーブ!
車の前で遊ぶチビッコがいても、すぐに発見!

これで縁石にぶつけちゃうことはないでしょー!
これで左折大回りは激減することでしょー!

これで多大なお金と時間を費やして取得した免許証を、
身分証明書代わりにしか使わないっつーヒトが激減すること間違いなし!


今ならキャンペーン期間中につき、
車両持ち込みの方に限り99万9000円!
なんと今なら紫外線カットフィルターも装着済み!
そして更に、今回ご応募の方だけの特典、i-Mac(旧型)が付いてくる!

今がチャンスです!
今しかありません!
今を逃したら、もう脱輪街道まっしぐら!
さぁ、ラストチャンスです!


申し込みは、










「安全性はどーなのよ」とか、
「みっともなくて乗れやしない」とか、
「スケルトンはもう流行ってないだろコラ」とか、
「それ以前に認可取れねーだろ」とか、
もう、非難轟々!
ふん。







 ■  2002年 5月17日   新・新解釈。




普通車担当デシタ。
朝からシトシトと雨が降ったりやんだり。
こーいう日は、やはり二輪よりも車の教習の方が助かっちゃったりシマス。
やはりわしは地上のイキモノ。
濡れるのはしんどいのデス。


朝一発目の教習にとってもしんどい教習が入っていたのだが、
なぜだか知らないが、他の指導員に変わっていた。
もう、ウキウキ。
たったそれだけのコトで。
その変わっていた指導員、不貞腐れてました。
えぇ、知りません。
知りませんってば。
受付の方に、文句を言ってクダサイ。
ぐふふふふふ。


「この道をしばらく真っ直ぐ進んでクダサイ。」

「えっ! 真っ直ぐ進んだら、ぶつかっちゃいますよぉ!

って鬼の首取ったみたいなことを、ホントに言う生徒に初めて遭遇。
ちょびっとさぶいデス。
いや、本人は冗談のつもりなんだろーけど。



世の中にはこーいう標識があります。



あまり見かけたことはないんだけど、
まぁ、よーするになんか気をつけろ!っつーことなんでしょーネ。
でも。
いまいち、インパクトに欠けるっつーもんデス。
欠けますよネ。

っつーことで。
こんな感じにした方が。



コッチにした方が、よりアクセルが緩むよーな気もするんだけど。



とか。



とか。



とか。
ガイジンさんにはわからないからダメでしょーか。

どっか某有名Siteの様相を呈してきたのでこのへんで。







 ■  2002年 5月16日   みきわめ。




みきわめって好きじゃない。


大型二輪担当。
久しぶりに大型二輪の教習で、みきわめを不良にした。
30代半ばのKさん(♂)。

当校では、大型二輪教習は普通二輪免許を持っているヒトのみ入校してもらっているので、
基本的には「運転出来るヒト」っつー前提があるのだが、
時々、免許は持っているものの、数年、更には数十年乗っていないっつーヒトもいるのが事実。
それでも、数時限の教習を受けていれば、昔取った杵柄、感覚を取り戻すヒトがほとんど。
で、Kさん、自称「バイクには乗ってマス」っつーヒトだったのだが、
とにかく、姿勢が悪い。
過去に乗ってきたバイクの種類が、もしかしたらアメリカンタイプのモノだったのだろーか、
腰が折れ、膝やつま先は開き、どーも「教本に載っている姿勢」とは掛け離れたもの。
で、その乗車姿勢のせいで、とにかく一本橋が厳しいみたい。
みきわめのコース走行の時、あとはなんとか無難にこなすのだが、
一本橋に差し掛かると、膝が笑い、途中で脱輪してしまう。
渡りきれたとしても、規定の10秒を遥かに下回ったタイムでの通過。
何度も挑戦してもらったが、やはりちびっと厳しい。

言い訳を考える。
みきわめ不良の言い訳。
Kさん、ヒジョーに真面目なヒトで、わしの説明や解説をジーッと目を見て聞き入り、
それが終わると、
「ありがとうございました!」
っつー感じで、挨拶と一緒に深々とお辞儀までしてくれる。
とにかく一生懸命、上達したいっつー気持ちがヒシヒシと伝わってくる。

まぁ、数時限我慢して免許が取れればいいやぁ〜。

言葉は悪いが、最近そーいう生徒が増えてきたよーな気がして、半ば閉口気味で教習をしていたこの頃、
わしが脆弱ながら持ち合わせているスキルを出来得る限り伝えたいと思える生徒さん。
わしの貧弱なボキャブラリでなんとかレヴェルと上げてもらいたいと思える生徒さんなんデス。
勿論、そーじゃない生徒さんにも努力はしてるつもりだけど。

でも、みきわめ不良にした。
やはりその言葉を聞いて、ちょっとガッカリしてるKさん。
そりゃそーですヨ。
規定時限をオーバーすれば、当然、お金がかかる。
たった1時限のオーバーで、結構美味いモノが食べられるっつーもの。
そのオーバー分の金額を稼ぐのが、どれほど大変なのかは、仕事をしているわしだって、
当然わかっているつもり。

でも、みきわめ不良にした。
ヒトを優劣つけるっつーのは、ホントに気分が良くないんですヨ。
学科のテストと違って、キチッと数字に表れる評価と違い、
もしかしたら、評価する側の立場によって、変わってしまうかもしれないみきわめ。

しょーがないじゃん。出来なかったんだもん。

たった一言で片付けることも出来るかもしれないんだけど。
でも。
でも、ねぇ。
なんか、いつも評価の境目を葛藤しながら、
いつも、そのグレーな部分を迷いながら、
みきわめをしてるよーな気がシマス。


みきわめって、だから好きじゃない。
きっと生徒様もそーなんでしょーけどネ。







 ■  2002年 5月15日   スローモーションのように。




普通二輪担当。
暑かったデスネ! 今日は。
っつーか、午前中は。
午後は肌寒いくらいだったが、午前中は完全に夏日。
セミが鳴いていても疑わないくらいの気候デス。

そんな中、1段階1発目の取り回しデス。
走りません。まだまだ。
バイクを押したり引いたり転がしたり。
バイク初めての生徒様が、「バイクとオトモダチになっちゃいましょ!」っつー時限デス。
オトコノコ4名と、オンナノコ1名。
引き回しをしている段階で、既に薄っすらと額に汗が滲んでマス。
うむ。
暑いネ。
暑いよネ。
上着なんか脱いじゃいたいよネ。
わかるわかる。
でも、なんでも我慢が肝心ダ。
原簿の職業欄には「無職」の文字。
日頃のすっかりだらけたカラダに鞭打って、免許取得を目指してもらいましょ。
バイクを故意に倒す。
さぁ、無様に倒れた200kg近くあるバイクを起こしましょー。
眠そーな顔して、半ば不貞腐れ気味でバイクを押してたオトコノコ、
予想外の重さに驚いたのか、「カッ!」と目を見開き、急に真剣になって引き起こしに望む。
オトコノコ4名のうち、2名は普通に起こすことに成功、2名はなんだか怪しげ。
何度かの挑戦で最終的には起こせたけれど。
しかし、オンナノコ、
起こせません。
前輪がクルクルと動いちゃって、地上10cm以上、あがりません。
当校のシステム、引き起こしが出来ないと、先に進ませることが出来ないっつー鬼のシステム。
しかし、何度も何度も挑戦するも、オートバイはマグロ状態。
オトコノコ4名、同情の目を送りながらも、手出しは出来ず、既に先に進みたがってる様子。
うむ。
仕方Nothing。
オンナノコには、後でやってもらいましょ。
保留っつー感じで先に進ませてもらいマス。
次はセンタースタンドをかけてみよー。
最近のバイクには付いてないケースが多いみたいだけど、教習車両にはしっかり付いちゃってマス。
文句を言っても、かけてもらいマス。
うむ。
オトコノコ4名はなんとかクリア。
やはりオンナノコはダメみたいデス。
彼女の額から落ちた汗の礫がシートに何滴も零れ落ちる。
何度も必死にチャレンジするも、ビクともしない、当校CB400。
うむ。
これも後でやってもらいましょ。
ドンドンと進んでいっちゃうヨ。
さぁ、今度は装置の取り扱いだ。
みんな、車の免許を持ってるわけだからダイジョーブだよネ!
これがスピードメーター、これがタコメーター、
いいかい? イカメーターじゃないヨ。タコメーターだからネ。
ぷっ。
なーんてオヤジーなことは口が裂けても言いません。
淡々と説明を続け・・・。


ん?

んん?



うわーっ!





オンナノコがぶっ倒れちゃったヨー!





まるでスローモーションのよーになんの衒いもなく、
わしに向かって真っ直ぐ倒れてきちゃったヨー!

ステップに顔をしこたま強打し、そのまま半ば痙攣気味のオンナノコ。
すぐに意識を取り戻すが、顔面蒼白、いわゆる日射病でしょーか。
毎年、真夏の教習中にはあまりの暑さに意識が飛んじゃう生徒さんは何名かいるもんですが、
この時期に飛んじゃった生徒さんは初めてデス。
すぐに使ってない教習車に運び込み、上司を呼んで任せちゃいマス。
で、残ったオトコノコ4名で教習続行。
生徒さん、なんだか突然のデキゴトで、
自分はなんかとんでもないトコに来ちゃったんじゃないかっつー顔してますが、
ダイジョーブダイジョーブ。
別に戸○ヨットスクールみたいなスパルタ教育をモットーとしてるわけではありませぬ。
竹刀もなければ、鞭もなし。
飴と鞭は使い分けるけど。


結局、倒れちゃったオンナノコは教習不成立っつーことで。
もう1回、最初から受け直してもらうっつー形になっちゃいマス。
気の毒だけどネ。
次の時限が始まる頃にはなんとか歩けるよーにまで回復した彼女。
次はもちっと涼しい天気の日を狙って予約した方がいいかもねぇ。
最初から炎天下っつーのは、やはりしんどいのデス。

ところで。
顔の方はダイジョーブだったかな?
出血やアザみたいなものは、とりあえずはなかったみたいだったけど。
頭から倒れたりしなかったのは、不幸中の幸いって奴デス。


で、ふと思う。
やはり倒れる時は、手を出したり、膝から倒れたりするんじゃなく、
ホントーに顔から倒れるもんなんだねぇ。
やはりTVドラマの転倒シーンは嘘っぽいっつーもんだ。

あぁー、ビックリした。







 ■  2002年 5月14日   敵か味方か。




いや、3日も休むとネタもへったくりもないデス。
困ったなぁー。


あ。ひとつだけ。

買物に出掛けた時、娘さん1号と駐車場で遊んでいたら、
助手席にチャイルドシートを装着した初心者マークをつけた車が1台、
信号待ちついでに、「ジー」っとコチラを見てる。
運転席にいるのは20代前半の若いオカーサン。
わし、見覚えはあまりない。
でも、「ジー」っとコチラを見続ける。

「卒業生かな?」

コチラも負けずに「ジー」っと見つめる。
時間にして数秒だけど。

信号が青に変わった。
その刹那、
ペコ。
若いオカーサン、笑顔でお辞儀した。
わしもペコッとお辞儀返し。
うむ。
どーやら卒業生の模様。
見覚えはないんだけど。


当校の卒業生は年間数千人。
勿論、その数千人を全て担当するわけではないので、
コチラ側からすると、全く知らない卒業生もいるわけだが、
いつ、どこで、卒業生に見られてるかわからないんだねぇ。
たまたま今回は、向こうがリアクションを示してくれたからわかったよーなもんだけど。

わし、ちょっと買物だけっつーことで、ろくでもない格好。
髭も剃らずにボーボーだし、髪型もボサボサ。

男子たるもの、一歩外へ出れば、7人の敵がいる。

気をつけたいものデス。
いや。
敵じゃないっつーの。







 ■  2002年 5月13日   言い訳。




公休のため、仕事ネタはNothing。
うむ。
どーやって今日の日記を埋めようか。
休みボケで頭も回らないし。
よし!
こーいう時こそ、いんたーねっと!
わしの愛用検索エンジンぐーぐるさん、出番ですヨ!
それしか知らないってわけじゃーないデスヨ。
ちなみに。
意地張ってるトコが知らないっぽさ満点ですネ!

やはりこーいう時は、仕事絡みのネタがいいに違いない。
でも、それっぽいのが載ってるSiteって、あまり更新頻度が高くないから、
大抵、前に見た時と変わらないんだよねぇー。
昨日の日記もそーだったんだけどねぇー。
「ちっと用事があって警察庁のSiteを・・」なんて格好いいこと書いてみたけど、
単なるネタ探しだったんだけどねぇー。
ないなぁー。
困ったなぁー。
どーしましょ。
こーなったら、アレを出すか!
困った時のアレ頼み。
もう使い古されて腐りかけて嫌な臭いすら漂ってるけど、まぁいいや。
よし!
「404 Not Found」ネタ探しの旅にでも行ってみよー!



〜4時間経過〜



こんなことばっかりやってるから休みの日は更新時間が遅れるのデス。
ゴメンナサイ。







 ■  2002年 5月12日   New Face.




今日は休み。
っつーか、休みにした。
有休って奴デス。
明日明後日が公休なので、3連休。
遅れてやってきたひとりGWデス。
すっかりこってりと仕事を忘れよーと思いマス。
もう呆れるくらい堕落しよーと思いマス。


ちっと用事があって、警察庁のSiteを眺めていたら、こんなのが。




身体障害者標識   代行運転自動車標識



それぞれ、

平成13年の改正道路交通法により導入された身体障害者標識(肢体不自由であることを理由に
運転免許に条件を付された者が普通自動車を運転する場合において、その肢体不自由が運転に影響を及ぼす
おそれがあるときに、その普通自動車に表示するもの)の様式が、平成14年4月19日に公布された
道路交通法施行規則及び自動車安全運転センター法施行規則の一部を改正する内閣府令において、
定められた。

平成13年に公布された自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律により導入された代行運転自動車標識
(運転代行業務従事者が代行運転自動車を運転する際に当該代行運転自動車に表示しなければならないもの)
の様式が、平成14年4月19日に公布された国家公安委員会関係自動車運転代行業の業務の適正化に関する
法律施行規則において、定められた。


のだそーデス。

へい。
知りませんでした。
恥ずかしながら。
こんな仕事をしてるにも関わらず、勉強不足デスネ!


っつーか、ミズクサイじゃん警察庁!

教えてくれないなんて!

「ヘイッ! echo! 新しい奴が出来たゼ!」

とか、

「どうだいっ? イカスだろっ? 今度の奴っ!」

とか、もっと大々的に教えてくれたっていいじゃん!
っつーか、浸透させたいんだったら、そーすべきじゃん!



あら。
更に調べてみたら、4月半ばに結構大々的に発表してたんデスネ。
ゴメンナサイ。
ホントーに勉強不足で。



改正道交法及び、自動車運転代行業法は6月1日施行デス。
運転免許に関する手続きや、点数制度なんかも少々変わりますヨ。
注意してネ!
管理人をひっくるめて。







 ■  2002年 5月11日   妨害。




二輪の教習中に、

三毛猫がしゃがんで、

踏ん張ってる姿を見た。

プルプル、プルプル、

震えながら。





ちょっと得した気分。

猫のそれってあまり見たことなかったし。





こっそりと近付き、

スロットルを

ちょびっとだけ煽ってみた。

なんだか

変な格好で逃げていった。





ちょっと悪いコトしたかも。





sorry!







 ■  2002年 5月10日   Blue Color Dancer.




普通車担当。
朝からシトシトと雨の礫が落ちてくる。
いません。
生徒がいません。
これでもかっつーくらいいません。
指導員が余ってマス。
っつーことで、他業務発動デス。


「じゃー、無線車でも洗車しておいて。」

「ハイ?」

「だから洗車。」

「あのぅ、雨降ってマスヨ?」

「屋根のあるトコならダイジョーブでしょ。」

「・・・・・・・。」


雨の中、洗車っつーものをするのは初めてデス。
もう、ビックリこきまろデス。
概ね内装をキレイにしろっつーことだったんだけど。
送迎バスの駐留場に持っていって、シコシコと洗車開始。
送迎係に回ってる指導員が、哀れそーな目で見てマス。
新たな飼い主を待つ、ダンボールに入れられた子犬を見るかのよーな目で。
ほっといてクダサイ。
もぅ。


ふぅ。
一生懸命洗車をすると、結構、疲れるもんだねぇ。
願わくば、自分の担当車両を洗車したいのだが、
それは叶わぬ願い。
まぁ、自分の担当車は今度晴れた日にでもやろっと。
さぁ、休憩はオシマイ。
次は教習だろーねぇ。
洗車はイヤだぞ。


「この時限、二輪の車庫清掃ね。」

「・・・・・ハイ。」


もはや罰ゲームをやってる気分デス。
半ばヤケ気味でぶん殴り清掃。
寒いわ、濡れるわ、砂埃が酷いわで、そりゃーもう散々だったが、
雨合羽を着て剪定作業をしてるエムズ指導員達よりはマシかも。
ズブ濡れになってチョッキンチョッキン、黙々と無駄な枝を切り続けるエムズ指導員他2名。
これからの指導員って、もしかしたら造園技能士の資格も持ってた方がいいのかもー。
わしは取りたくないけど。



あぁ、悲しきブルーカラー指導員。
ヌクヌクの部屋で、ホワイトカラーな作業をしている幹部指導員がうらやましー。







 ■  2002年 5月9日   ばんこ。




普通二輪担当。
バイクに乗って、生徒を追従している時、
知らぬ間にふと、口ずさんでいるメロディーがある。


「焙煎にんにく香ばしい〜。焙煎にんにく旨味が出たゾ〜。」


最近なにやら、ささ○いさお氏が歌ってますネ。
あのCM。
実に勇ましく!
実に高らかに!
スタッカートで!
アパッショナートで!
いやいや、アジタートで!

なんだかこれ食べると、コスモクリーナーDを取りにいきそーデス。
あぁ、スターシア!
それにしても、相変わらずの力強い歌いっぷり。
お元気そーでなによりデス。

で、テロップ。

ささ○いさお」

って出てますネ!
あれって、

「ささ○いさお

って出てたら、なんだかささ○いさお氏、上機嫌♪っつー感じがするから、
「♪ささ○いさお」っつー感じで、「♪」が頭にくっついてるんでしょーか。

どーでもいいデスカ?
そーですネ。



今日も訝しそーな顔して追従しながら、実はこっそりとこのメロディーを口ずさんでいるのデス。
生徒の知らぬ間に。

おそるべし。日本食研。







 ■  2002年 5月8日   統計。




放送席! 放送席!
今日は普通の日記でありたいデス!
いや、あるべきデス!



っつーことで、たまには真面目な話でも。
仕事も休みだったっつーことで。

今回のGW(4月27日〜5月6日)期間中の交通事故の統計が発表されました。
ちなみに警察庁の発表デス。(朝日新聞抜粋)

事故件数・・・20376件(+417件・昨年比)
死者数・・・224人(+3人)
負傷者数・・・25810人(+387人)

だそーデス。
で、死者が一番多かった都道府県は、
東京都の13人、次がチバ県の12人、北海道の11人、神奈川県、大阪府の10人
とのこと。

たった10日間でスゴイですよネ。
この数字は。
1日平均2600件の事故があって、20人強のヒトが亡くなっているわけですヨ。
確かにこの時期、車での移動が普段に比べて、格段に増えるわけだから、
ある意味、この数字も頷けるのかもしれないけど、それにしても。
なんだか。

そーいえば、あまり出掛けることのないわしが、たまに車でふらっと出掛けただけで、
何件かの交通事故を目撃してしまったし。
「自業自得」っつーのはこの場では置いといて、
そーいう輩に巻き込まれてしまったヒトは、ホントに気の毒で仕方ないですネ。
明日は我が身っつーことで、改めて気を引き締めてみたり。



そーいえば、いよいよチバ県警察のSiteにも、
「指定自動車教習所卒業者の運転免許取得後1年以内の事故者率」
が発表されました。
しかもこっそり。
探すのに少々手間取った手間取りました。
まったくもぅ。
もちっと大々的に公表すればいいのに。

で、当校。
んー、ビミョーっつー感じ。

それにしても、この数字ってどの程度、参考にしたらいいもんなんでしょーネ。
分母が小さければ小さいほど、1件の事故で率がガラッと変わっちゃうし。
しかもその事故形態がどーいうものなのかまではわからないし。
自損なのか、対物なのか、対人なのか。
そして被害の程度はどんなもんなのか。
重大事故も軽微な事故も全部ひとまとめ。
もちっと詳しく知りたいものデス。

そして一番の問題はこの率を見ることによって、
どの程度の「教習所選択の指標」になり得るのだろーかっつーこと。
例えばA校とB校、どっちにしよーか、ホントーに迷っているっつーヒトには、
もしかしたら参考になるのかもしれないけれど、
大抵は「近いから」とか、「安いから」っつー理由で教習所を選んでいるのではないでしょーか。

「うわっ! この教習所、事故率が0.1%高いからやめとこー!」

っつーのは、あまりないと思うんデスヨ。
将来はわからないけど。

ただ言えることは、他の学校と比べることが出来ずに今まで漠然としかわからなかった、
免許取得者の教習所卒業後の実態っつーものが、
今度の情報公開によって、日の目を見ることになっちゃったっつーことでしょー。
「卒業させちゃったらもうオシマイ」っつーわけにはいかなくなっちゃったってことですネ。

さぁー、どー動いていくんでしょーネ。
これからの教習所は。







 ■  2002年 5月7日   ゲーム終了その2。




放送席! 放送席!
今日のヒーローインタビューは、なんと昨日に引き続き、echoさんです!
2日連続のお立ち台、おめでとうございます!

――ハイ。ありがとうございます。

なんと2日連続です! 大活躍ですねっ!

――そうですね。ちょっと自分自身ビックリしてます。

この大活躍の秘訣はなんなんでしょーか?

――えー、そうですね。無心に自分の仕事をこなしてるだけなんですけどね。
  それに自分の力だけでいい結果を出してるとも思えませんしね。

おぉ。なんて謙遜な! 裏ではだいぶ努力をなさってるって話を聞きますよ!

――いやいや。他の人も同じだと思いますよ。

まずは初回から雨でした。この天気はどう思われましたか?

――そーですね。雨自体は苦手ではないんですけどね、やはり寒さが堪えました。

一昨日の真夏日から一転してこの寒さ。やはり二輪教習は厳しかったですか?

――そーですね。久しぶりに手がかじかむ思いでした。

しかもレインウェアの防水が全然役立たないって聞きましたよ。

――そーですね。もはやパンツまでびっしょりでした。

そしてそれに加えて、久しぶりにオオモノさんも登場したよーですが。

――そーですね。なかなかの強敵なので、気を引き締めて当たらないと、
  コチラがやられちゃいますからね。
  ベンチと上手く連携が取れたんじゃないかと思ってます。

見応えがあったのは、最終回。突然の1段階1発目。あれは驚きました!

――そーですね。予定には入っていなかったスケジュールだったもんだから、
  だいぶ精神的に辛かったですね。
  実際のところ、体力がほとんど残ってませんでしたからね。

それにも関わらず、見事な活躍!

――そーですね。生徒さん自身にも助けられた気がします。

これでなんと4連勝! チームはいいムードじゃないですか?

――そーですね。このまま一気に行きたいですね。(湧き上がるスタンド)

明日はオフということですが、やはりココは休養でしょーか?

――そーですね。腐るほど寝たいと思います。あとはSiteの更新作業ですね。

今日はたくさんのチビッコもスタンドに見えてます!
明日のechoさんを目指すこのチビッコに向けて何か一言!

――牛乳をたくさん飲んで大きくなって、一緒にプレイしましょー!(更に湧き上がるスタンド)

お疲れ様でした。今日のヒーローインタビューは、昨日に続いて見事完封勝



インタビューの途中ですが、残念ながら放送時間がもう残り30秒です。
最後に一言。解説の木村さん、今日のゲームはズバリ、どーでしたか?

――はい。確かに寒かったですけどね、まぁ、真冬から比べればどーってことないですね。ふんっ

ということで、解説に元警視庁交通機動隊隊長の木村さん、実況はエムズでお送りしました。
それではさようなら。



このあとの放送
21:25 ニュース
21:30 ガチんこぅ! 「激烈再開指導員道2・・資格審査が何だ!誘導員は帰れ!鬼の怒声健在!」







 ■  2002年 5月6日   ゲーム終了。




放送席! 放送席!
今日のヒーローインタビュー、お立ち台は勿論、大活躍のechoさんに来てもらいました!
まずはおめでとうございます!

――ハイ。ありがとうございます。

今日の仕事っぷりは見事でしたねぇ!

――ハイ。頑張りました。

模擬教習に危険予測教習、それに加えてなんと高速教習までも担当!

――そうっすネ。模擬教習や危険予測教習は昨日からわかっていたんですが、
  高速教習は、突然だったもんで、ちょっとビックリしましたけどね、
  なんていうか・・・。無我夢中でしたね。

そうなんですか!! それにしてもいつも以上に距離を走られたとか。

――そうっすネ。朝一番だったもんでね。道路が空いていたのはラッキーでした。

そしてそれ以上に、危険予測教習!
あれで今日の仕事っぷりは決まっちゃったんじゃないですか? なんでもいつも以上に能弁な解説っぷりだったとか!

――そうっすネ。生徒3人の予定が、1人キャンセルになって2人になったもんでね。
  ヒジョーに有意義な教習をさせてもらいました。
  昨日、ヨソのSiteで情報収集しておいたのも有効だったみたいです。

これで首位との差は0.5ゲームとなりましたが、どうでしょう。いきますか?

――そうっすネ。今はチーム全体の雰囲気がいいもんでね、一気にこのまま邁進したいですね。

明後日1日休養と取った後に4連戦が待ってます。これでいよいよ・・・いっちゃうんじゃないですか!?

――そうっすネ。是非がんばりたいと思います。

そして! 個人タイトルも狙えるとこまで来たんじゃないですか!

――そうっすネ。今年に入って少々調子を崩していたんですけどね、
  今シーズン中盤から狙えるものは全部狙っていきたいと思ってます。

八面六臂の大活躍! 期待してますよ!

――ありがとうございます。(汗を拭いながら帽子を取って手を振る。湧き上がる観衆。)

以上、先輩指導員が残業しているにもかかわらず、とっとと定時で帰宅したechoさんでした!
放送席! 放送席! マイクをお返しします!





インタビューの後ろで、ジャビット君は宙返りをやめようとしなかったという。着ぐるみの中のヒトはきっと暑くて大変だ。







 ■  2002年 5月5日   暑くて暑くてもう。




今日の日記を書く体力が認められません

暑くて暑くて日記を書く体力がないか、睡眠時間を削って日記を書く気力がない可能性があります。

今日の日記またはSite全体をやる気がないのかコラと思う場合は、電子メールを使用するか、ホーム ページに電話番号が記載されている場合は、 電話を使用して 管理人へ問い合わせてください。書いてないけど。

search.gif (114 bytes) [検索]をクリックすると、インターネット上の情報を検索できます。出来ないけど。


HTTP エラー 403 - アクセスは出来るけど
Internet Echocetera








 ■  2002年 5月4日   ヴィジター。




「5月4日、教習所に行きマス!」



とある常連様が我が職場に遊びに来るという。
そーいうメールがわしの携帯に飛び込んできた。
あらま。なんとも奇特な方だこと。
断る理由も見当たらないので、とりあえず承諾。
しかし、会う気はありませぬ。
今まで、何名かの常連様が当校に訪問してくれたことがあったが、
あくまでもそれだけ。
顔を合わせたことは1度もNothing。
どちらかっつーと、隠密裏に訪問されたっつー感じだったし。
で、今回。



会っちゃいました。



会っちゃいましたヨ!
遂に!
顔バレしちゃいましたヨ!
常連様に!
このヘタレ顔を見せちゃいましたヨ!
常連様に!
ついでにエムズ指導員もネ!
受付M嬢もネ!


いや、最後の最後まで顔を出すつもりはなかったんデスヨ。
実は言うと。
ただ、遠方遥々遊びに来てもらい、しかもお土産持参だという。
そこまでしてもらって、頑なに面会謝絶っつーのも気が引ける。
ろくなオモテナシも出来ないけれど、ええいっ会ってしまえ!っつー感じ?


受付でひとりポツンと立ち尽くす、Web上では既に顔見知りのその女性。
過去のカキコの内容や、そこから醸し出す雰囲気から、
わしが勝手に思い描いていたイメージとは、かなり掛け離れていたその女性。
いや、悪い意味での掛け離れていたっつーのではなく、予想よりもなんていうんでしょ、
「ヒジョーにおしとやかな印象の女性」だったんデスヨ。
あー、ビックリしたなぁーもう。
芸能人で言うと、○○みたいな感じだと思っていたら、○○みたいな女性だったっつー感じ?


「ハジメマシテ。」

「はじめまして!」

「いつもお世話になってマス。echoデス。(小声で)」

「○○です。」


なんなんだ、このこっぱずかしさは!
過去に「オフ会」と名の付く出会いは1度だけあったが、
このSite絡みのミーティングは初めてデス。
Web上での出会いっつーものに対して、さらっさらのちぇりーぼーいなんデス。
お手柔らかにネ!っつー感じ?

回りには教習生がタンマリと、しかもわしの後ろには職員が数名、
あまりハジケタ会話は出来ませぬ。
もっとこみいった話をしてみたかったのだが、ちょびっと無理な雰囲気。
オヤのいる部屋で、彼女とらヴらヴのイチャイチャ電話っつー感じ?


まもなく午後の教習開始時刻。
話をしたのは、ほんの5分弱っつー短い時間。
ほんとになんのお構いもしませんでゴメンナサイ。○○さん。
せめて缶ジュースの1本でもオゴッておけば良かったかなぁーと、
午後の教習をしながら後悔してみたり。
そーすればわしの株も格段にあっぷしないっつーの。
たかだか缶ジュース1本で図々しいっつー感じ?


やがて教習所をあとにする○○さん。
果たしてどんな感想を抱いて帰途についたのでしょーか。
願わくば、わしと顔をあわせてしまった結果、
常連様じゃなくなっちゃうっつーことだけはないことを祈らんばかり。



あー、素敵な女性だったねぇーっつー感じ?



P.S. お土産の「ババロリア」、エムズ指導員に1個持ってかれちゃいました。
   ありがとさんでした。







 ■  2002年 5月3日   自業自得。




【今日のちょっとクスって笑っちゃったデキゴト】

高速道路にて。
そりゃーもうとんでもないくらいの大渋滞。
マラソン大会で、回りの観衆から暖かい拍手をもらえる、
最後にゴールのテープを切るビリッケツのヒトの方が、多分、進むの、早いデス。
きっと、「お○っこ! お○っこ! トイレはまだかぁぁぁ(泣)」
って車の中で叫んでいるヒトが、5人はいるに違いないデス。

そんな中、1台のな○わナンバーのいわゆる「VIPカー」が、
まるで緊急車両のように路側帯を疾走!
しかし、それに追従しよーとする車はいない!
偉い!
当たり前だけど!
付和雷同じゃないが、1台がそれをやると、調子に乗って、
「オレも! オレも!」
っつー輩が多いのだが、それをする奴はいない!
んー、みんなモラリスト!
当たり前だけど!



しばらく走ると、そのな○わナンバーの黒塗りVIPカー、



自爆して停車中♪ ←なぜ♪?



回りの車、みんな笑顔デス。
渋滞でイライラしてる最中の、一服の清涼剤を見た思いデス。

なに?
この連帯感は。
なに?
この爽快さは。
なに?
このざまーみろっつー気分は。





ニンゲンって悲しい生き物なんですネ!







 ■  2002年 5月2日   オチの行方。




いや、あのネ、
高速教習だったんですヨ。
高速教習。
もともと好きくない方なんだけど、久しぶりに予定に入っていたんですヨ。
高速教習が。
しかもMT車で。
何年振りなんでしょ。
MT車での高速教習。
ここ何年もAT車での高速教習ばっかりだったからねぇ。
あぁ、どきどき。

お相手はSさん(20歳・♀)デス。
とりあえずMT免許取得まであともう1歩っつートコまで来ました。
わし、過去にこの女生徒は所内教習で担当したことが1度だけあったのだが、
路上では初めてだったんですヨ。
果たして外ではどんな運転っぷりを見せていただけるのか。
そんな思いを胸に隠し、さぁ出発ダヨ!っつートコで、いきなりエンストかよ。

ヲイヲイ。

ココロの中では、まるで最近の○泉政権みたいにイヤーな風が吹いてマス。
一般道を走って高速道路のICに到着までの間に、しこたまシフトミスもしてくれちゃったりします。
今までの指導員、一体何を彼女に教えてあげていたんでしょ。
1速で発進直後に3速に入れちゃうわ、4速で停止、そのまま発進してエンストぶっこいちゃうわ、
そりゃーもう、高速道路を走る以前の運転っぷりに、
自然とワイシャツの背中も、薄っすらと汗ばむっつーもんデス。

世間はGWの谷間と言えども、やはり普段よりは交通量が多い。
自然渋滞が各地で発生し、車の動きもチンタラチンタラ。
お陰様で停止中に、徹底的にギアチェンジの練習をすることが出来ました。
高速道路でのシフトミスは、相当痛いですヨSさん。
でも、もうダイジョーブだネ!
これだけ練習しておけば、ダイジョーブだよネ!
加速車線で4速で80km/h、90km/hまで加速して5速に入れるつもりが3速っつーのは無しですヨ!
減速車線で5速からいきなり2速っつーオチも、勘弁してちょーだいネ!
そうこう言ってる間に、いよいよ高速道路に到着ですヨ!

天気は快晴。
湿度もホドホド。
風も穏やかで、抜けるよーな青空。
あぁ、気持ちいーねぇー。
こんな日に、所内をジャンガリアンハムスターみたいにグルグルと回っているのは勿体無いよねぇー。
さぁ、Sさん。
スカッと一発、走っちゃってくださいヨ。
グルッとランプウェイも無事に回り、通行券も無事に受け取り、
さぁ、れっつ加速車線!





「ぎゃああああああああ。こわいいいいいいいい。」





怖がってる貴女の顔の方がよっぽど怖いデスヨ、ってよっぽど言おうかと思いましたが、
そっとその言葉をココロに仕舞いこみ、そしてありがたや、なんとか後続車に避けてもらって、
高速道路、無事突入成功デス。
何もオチはありませぬ。

最初は高速道路初心者特有のふらつきもあったSさん、
やがてそれも落ち着き、強張っていた表情にも少しずつ落ち着きを取り戻してきた模様。
っつーか、なんだかとっても楽しそー。
うんうん。
同じ高速教習なら楽しまなくてはねぇ。
試しに第2走行車線までレーンチェンジをしてみたり、ちょびっと遅いダンプを抜いてみたり。
今まで抜かれっぱなしだった教習車が追い越しをしている事実に、
Sさんもちょびっと上機嫌。
うんうん。
そーだそーだ。
それでいいんダヨ!
そーやって少しずつレヴェルアップしていけばいいんダヨ!
そーやって少しずつ運転を楽しめるよーにしていけばいいんダネ!

快適な時間に終わりが近付こうとしています。
高速の降り口があと2kmまでの地点に差し掛かりました。
ささ、Sさん。
ボチボチ第1走行車線に戻らなくては。
そそ。ミラーだけじゃなく、直接目視も忘れずにレーンチェンジをしましょーネ。
ハイ。
減速車線が見えてきましたヨ。
後続の状況はダイジョーブですか?
減速車線に入る前に極端な減速は危険ですヨ。
ハンドルも一気に切らずに、少しずつ少しずつ左にずらしていけばそれでおぅけぃ。
さ、キッチリ減速したら5速から4速に減速チェンジだ。
ダイジョーブ? シフトミス。
さっき、散々練習したんだからネ。
5速から2速はダメダメ。
ちゃーんと力を抜いて、軽ーく4速に入れればいいんだヨ。
よし!
出来るじゃん!
ちゃんと出来たじゃーん!
シフトミスしなかったじゃーん!





ってハンドルを、


切り忘れてますヨ。





砂埃が舞いました。
芝生の丘がすぐ目の前に見えました。
久しぶりに大量のアドレナリンが放出されたみたいデス。
あやうくランプウェイでコースアウト寸前。
必死の補助ハンドルでギリギリ脱輪寸前で回避。

まさかそーいうオチで来るとは。
シフトミスばかり気にしてたもんで、まったく警戒してませんでした。
あぁ、恐るべし。
MT車。
あぁ、恐るべし。
教習生。っつーかSさん。


さぁ、卒業は間近デスヨ。







 ■  2002年 5月1日   よーな。




5月突入。
天気は曇ってるよーな、曇ってないよーな。
GWの最中、休みのよーな、でも平日のよーな。
先月担当したしまじろー君(俗称)、高速教習無事終わったよーな、終わらないよーな。
普通二輪担当。
引き起こしが出来るよーな、出来ないよーなIさん、1度も転倒せずに時限終了。
閑散期に突入してはいるものの、
予約は微妙に埋まってるよーな、埋まってないよーな。

なんだか体調がいいよーな、悪いよーな。
それに気分がいいよーな、悪いよーな。


なんだか中途半端な5月デス。



がみばってみたいよーな、どーでもいいよーな。










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