ハリポタ関連本!


ホグワーツ指定教科書


「幻の動物とその生息地」
ニュート・スキャマンダー著

「クィディッチ今昔」
ケニルワージー・ウィスブ著



「クィディッチ今昔」&「幻の動物とその生息地」


この2冊は実際に、ホグワーツ魔法学校で教科書として使用され、
図書館で貸し出されている本である。
魔法界より門外不出であるはずの本であるが、
コミック・リリーフというマグル最上の魔法の成就のため、
特別にマグル向けに出版された希有の書物である。


*コミック・リリ−フは、人類最悪の敵‘貧困’に対し、
ユーモアで戦いを挑んでいる。
この団体に寄付する事によって集められた資金は、
最貧国の子供たちが就学するための助けにもなっている。


幻の動物とその生息地は魔法生物の分類をはじめ、
生態,危険度,生息地,飼育などにかかわる罰則規定が記述。
教科書としてだけではなく、すべての魔法使い,魔女の必読書
として、読まれるべき本である。

近年‘ハリー・ポッターの活躍’がマグルの人気を呼んでいる事
から、ハリー・ポッターが実際に使っているものをそのまま出版
している。
兄弟たちのお下がりで教科書がボロボロになった彼の親友
ロナルド・ウィーズリーも共有しており、ハリーとロンの
ユーモアに満ちた書き込みが随所に見られる。
そして二人の親友ハーマイオニー・グレンジャーも時々参加
しているようだ。
‘ピクシー’の項では最新映画『秘密の部屋』を観たマグルは
思い出し笑いを、
‘狼人間’の項に『全部が悪いわけじゃない』と書かれたハリー
の字に、3巻『アズカバンの囚人』を読んだマグルは涙する
かもしれない。



クィディッチ今昔は、マグルにおけるサッカーとも言うべき
我らがクィディッチの起源,ルール,テクニックなどについて
細かく記載。
ホグワーツ魔法学校図書館のもっとも人気のある蔵書であるため、
貸し出しカードには、オリバー・ウッドをはじめとする選手や
とりまきの生徒達の名前がずらりと並んでいる。
マグルにとっての、なぜ魔法使いは空を飛ぶ時、箒を使うのか、
箒に乗って痔にならないか、などの疑問は即解決するであろう。


マグルの諸君においては、この2冊は必ず購入して読まれるように。
前述したように、この2冊の売り上げはすべてコミック・リリーフ
に寄付される。万一借りて読む、などという不謹慎なものへの警告
として、この2冊には‘盗っ人への呪い’がかけられている。

                 アルバス・ダンブルドア 記





*コミック・リリーフは、1985年イギリスのコメディアン達が慈善事業のために
設立したものです。
ちょうど『ピーターパン』のすべての印税がロンドンの小児科病院に寄付される
ように、J・K・ローリングはこの2冊の印税をすべて寄付しています。
ちゃんとJ・K・ローリングが書いていますので、念のため。

日本では、静山社より900円で販売されているが、その7割はコミックリリーフに
寄付される。

静山社は
2003.2で版権を返還するため、それ以降は販売されません。
これをお読みになった方は、是非とも書店でお買い求めください。
それが正しいポッタリアンの姿と言うべきでしょう。
ダンブルドアはああ言ってますが、
ホントに‘盗っ人への呪い’がかかるかは、知りません。
おそらく図書館では購入しないのでは、と思われます。
(2003.2以降なら・・・どうでしょうかね?)           by taeko






おまけ

ハリー・ポッター大事典

東洋館出版社

ハリポタ原書&「ハリー・ポッター大事典」



これはわたしの蔵書ではなく、ウチのダンナの本。
ハリポタを原書を読もうとしているようですが、
わけのわからん魔法用語が続出するのでこの本を購入したようで。

ちらちら読むと結構面白い!
4巻までの登場人物,魔法の呪文,魔法生物等々くまなく解説。
ホグズミート村の地図まで載っているのには、ウレシクなります。

「う〜ん」と唸ったのは、J・K・ローリングがあらゆる命名にあたって
何を参考にしたかを類推している事。

たとえば、「グリンゴッツ【Gringotts】」は、
goblin-run(小鬼が経営)の頭文字GRと、
Ingot(インゴット)をつなげたものでないか?とか。

また、許されざる呪文「クルーシオ!苦しめ!」は、
【Crucio】・・・訳者のシャレかと思っていた(汗)
Crucioはラテン語で「拷問する」の意だとか。

J・K・Rは現実にいる人物の名は使わない方針だが、
あるファンの名だけはわけあって(涙)使っている・・・とか。

これもポッタリアン必携の本であります。