かなざわグリーンウォーク参加

    足を引きずって歩いた14キロの金沢のまちなみで〜す。
かなざわグリーンウォークは、今年で6回目、歩いて
金沢の歴史史跡など、あちこちを見て回るイベントです。
今回初めて家族で参加しました。
‘犀川清流コース’9キロ
‘卯辰山麓・寺町台寺院群コース’14キロ
‘南部丘陵・高尾城跡コース’18キロ
の、3コースに分かれてゆっくり無理せず、4時までには帰って来てね、のイベント。
4/29(日)金沢市大和町広場を9時出発。
我々は14キロコースを選択。
犀川河畔のサクラ並木
東山寺院群
コース図
金沢駅構内を抜けて此花町、瓢箪町、小橋を経て
森山町より東山寺院群へ。
このあたりの道の狭いこと狭いこと。
おまけに坂道だらけ。2輪車もやっとの道も。
風情があっても災害時は大変そう。
娘が先へ先へと歩くのについていくのがやっと。
10時過ぎに第1チェックポイント宇多須神社到着。
(宇多須神社:創立養老2年)
第1チェックポイント
宇多須神社
道しるべ
子来坂
宝泉寺境内より市内を眺める
坂を上りきった所に宝泉寺。
境内から浅野川を眺める。
ニョキニョキマンションの向こう
に金沢城が。
川をはさんで卯辰山側には、
背の高い建物は不可。
寄進者を記した石碑に、
「永井柳太郎」の名が。

宝泉寺境内の石碑


 
七稲地蔵をまつる地蔵堂
卯辰山の山野草園を下り、再び東山に入ると、寿経寺がある。
ここの門前にある地蔵さんは、六ではなく七地蔵。
安政五年、米価高騰に苦しんだ庶民が卯辰山から城に向かい、
「ひもじいわいやー、米くれやー!」と叫んで直訴した。
首謀者七名は捕らえられ、二名が牢死、五名が処刑。
七名の遺体が密かにこの寺に投げ込まれ、ここで供養。
七稲地蔵は、稲の穂を手に持ち、一般的なお地蔵さんより、
ちょっと生々しい感じがする。
金沢の六年生の児童にとって、天保義民の話に並び、
加賀藩支配下の庶民の様子を知る教材だ。
(ガラス張りなもんで、うまく撮れなかった・・・涙)
卯辰山から寿経寺へ
七稲地蔵
梅の橋@浅野川
超人気観光スポット梅の橋(浅野川)。
金沢を舞台にしたドラマや映画には必ず出る。
このあたりは泉鏡花の世界。

橋場町から白鳥路を経て石川門の下を歩き、
市役所へ。そろそろバテてきた。

白鳥路の三文豪像
       犀星 鏡花 秋声

犀星、鏡花、秋声
11時半頃、犀川河川敷。第2チェックポイント。
おなかがすいたが、到着までガマンする事に。
娘はお友達とくっついたので、親子別行動をとる。
足が痛くなってきた。日頃の運動不足を実感。

犀川河川敷
W坂(石切坂)
疲労にとどめを刺すW坂(石切坂)。
井上 靖の「北の海」で有名。本は学生時代に読んだが、
この坂を実際登ったのは初めて。
いつもはこの横の桜坂(!)を車で行き来する。
寺町寺院群を下って野町へ。
寺町には超人気スポット妙立寺(忍者寺)
があるが、予約が必要。
自分は小学校の社会見学で
行ったが、子供は連れて行っていない。
う〜ん、いつか連れて行く機会があるやら?

にし茶屋街に入る。
ひがしの茶屋街はいったが、
こちらは初めて。これは検番。

にし茶屋街検番
にし茶屋街
この通りの出口付近に、建築中の料亭があったが、
翌日新聞を読んでびっくり。
元ジャイアンツの角投手が出す店なんだとか。
なして金沢に??
犀川大橋たもとにある千日雨宝院。
室生犀星の生家。
鏡花が浅野川なら、犀星は犀川。
〜美しき川は流れたり〜ってね。

千日雨宝院
犀星文学碑
上は雨宝院前の碑。

下は第2チェックポイントにある句碑。
「・・杏よ 花つけ・・・」

犀星句碑
犀川神社
もうすぐゴール。
御影大橋付近の犀川神社。
あと少し〜!と自分に言い聞かせながら
歩き続けた。

12時半頃、ゴール到着。
娘達は12時50分頃に到着。
18キロ組でも到着者がいた。

同じコースを歩いた同僚は、
4歳の末っ子くんが14キロ歩き通したため、
ぎりぎり4時10分前に到着したとか。
さて、来年も参加できるかな?
18キロ?・・ぶるぶる!!