あなたと星空を・・・・ 前編
「光子郎君!!」
「あっミミさん。どうしたんですか?」
「光子郎君これ行かない?」
ミミさんが持っていたのは、一枚のチラシだった。
「ほ・星の観測会ですか」
「うん 光子郎君こういうの好きそうだったから」
僕は少しビックリした。だって・・・・
「じ・・・・実は僕も行こうと思ったんです」
「ふうん・・・でも良かったもしかして行ってもらえないんじゃないかって思ちゃった!!」
「もちろん行きますよ。そういうの好きですし」
「ふふ んじゃあ××駅で待ち合わせね」
僕は何だか凄く嬉しかった。もしかしてミミさんと居れるから?
「光子郎君?」
「あっはい。」
こんなこと考えてしまっていてミミさんの話を聞いていなかった・・・・
「何でしょう」
「もう!一週間後午後9時からだって」
「はい 分かりました」
何かミミさんが他のことを言っていたが僕は返事をして言った。
「じゃあね 光子郎君」
「はい、それでは」
12月24日
「ふぁぁぁぁ」
今日の僕はちょっと早く起きた!何故かは知らないけど・・・・・。
プルルルゥ
僕が起きたのと同時にベルが鳴りが出した。
そのベルの音はどうやらDターミナルかららしい
「こんな早くに何だ?」
差出人は太一だった・・・・
「太一さん、こんな早くにどうしたんでしょう」
光子郎へ
今日は何の日か知っているか。
今日はクリスマス〜♪なんだぜ!俺は空と
デートだけど、光子郎はミミちゃんと
居るんだろ。好きなら好きって言えよ!
本当、分かりやすいなお前!
まあ、ミミちゃんも鈍いけどよう・・・・・。
じゃなぁ〜♪ 太一より
「・・・・・・・太一さんらしいメールですね」
でも気になるてんが有った。
”ミミさんと居るってなんで分かったんだろう”
そして、僕はミミさんが好きなんでしょうか
「僕は知りたい、でもいくら考えてもワカラナイこの想い。」
恋なんでしょうか
教えて下さい、ミミさん。
ピーンポーン
気分良くチャイムの音が鳴った
今日は僕しか居なかったので、ドアに向かった。
そこにはミミさんが立っていた
「おはよう、光子郎君v」
「はい おはようございます」
何か機嫌が良さそうだ。でもまだ観測会には早い。
「随分早いですねミミさん」
「うん、光子郎君に会いたかったから」
どきっ(///)
笑顔でそういった。今日はミミさんが凄く可愛く思えた・・・・・。
「とっ取りあえず上がって下さい。」
「いいの 光子郎君と行きたいところがあるの。行こう」
ミミさんは僕の手を引いた・・・・。
僕の顔はきっと真っ赤だろうと思う
少し歩くと大きな時計台があった。 ふと見ると、その近くにはカップルが集まっていた
「ここのジンクス知っている?光子郎君。」
「えっ・・・・・・・・」
ジンクス・・・・・?
「この時計台で告白した男女は両想いになれるんだって、ロマンチックよねv」
「へ・・・・へぇ」
やっぱりミミさんも女の子なんですよね
「ねぇ 光子郎君は、私のことどう思っているの?」
「えっどうって・・・・・・」
友達 ううん違う気がする
異性 ワカラナイ
じゃあ・・・・・・
「分かった、もういい」
「待って下さい!」
あとちょっとで”答え”が見つかりそうなんです。
「・・・・・もう、良いの!」
そういうとミミさんは走りさって行った。
僕だけが残った。
「っ・・・・・・・・」
凄くへんな気分になった。ミミさんと居るときあんなに暖かかった心が今は冷たい
ずきんっ
僕は何時間途方にくれていたんだろう。
「光子郎!おいっ光子郎」
「っはい」
そこには太一さんと空さんが居た。
「ったく心配かけんなよな」
「光子郎君、ずぅーとねたんだよ」
僕はそんなに?
「あんな所で倒れていたからビックリしたぜ」
「すいません 時計ありますか?」
カチッカチッ
「あるわよ。今11時30分かしら」
12時まで、あと30分間に合うかもしれない!
「お世話になりました。それでは」
走って、ミミさんの家に向かった。
ピーンポーン
「ハイ、太刀川です。」
どことなく沈んだ声
「ミミさん、分かりました」
「えっ光子郎くん!!」
「僕はミミさんが好きなんです。」
「・・・・・・・有り難う」
それでもミミさんの顔は沈んでいた。
「ミミさん。やっぱ僕・・・・・・・・」
ぎゅうっっ
「光子郎君のばかっ」
そういいながらミミさんは僕に抱きついた
「・・・・ミミさん(///)」
「本当に鈍いんだから、私は光子郎君が大好きだから誘ったんだよ」
僕の肩に涙が落ちてきた。
「大好きだよ。光子郎君vV」
するとあの音色が聞こえて来た。あの時計台の鐘だ
「ここからも聞こえるんだ」
「そうですね」
しばらく、そこで立っていた。 だがもう昼食の時間だ
ミミさんと離れるのは辛いけど・・・・。
「もう 帰りますね。 じゃあ観測所で」
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作者の感想
久しぶりの自分の小説・・・・・v はぁ、でもむちゃくちゃ駄文(泣)
今度のは前後編です。一応ですね