ホームズはどうやって飯を食っていた?


 人間、生きていくためにはご飯を食って行かなくてはいけない。
 腹書房「ミステリ・ハンドブック、シャーロック・ホームズ」よると18世紀英国では割と裕福な暮らしをしていたらしい。
 では彼はどうやって部屋の維持費、ご飯代、そしてコカイン代などを稼いでいたのだろう?
 ここで考えてみると
1.依頼人からお金を取っていた。
2.ワトソンかマイクロフトに養ってもらっていた。
3.本等を書いて出版した。
の3つが考えられるだろう。
 1についてだが検証すると

>「ぼくは依頼人の身分なんて関係ない。」

とはっきり「独身貴族」の冒頭で述べている。
 しかしここで思い起こして頂きたい。「緑柱石の宝冠」のラストシーンを。

>「ぼくは貧乏な男です。」
>そう言ってホームズは小切手をポケットにしまった。
(引用にはあまり自身がありませんが。)

と言って一個200ポンドのエメラルドを3個、銀行家に売った(?)のを。
 この調子だと、「ボヘミアの醜聞」、「独身貴族」、「第二のしみ」等上流社会からあるいは政治家から依頼料をとっていたにと考えるのが妥当だろう。(「第二のしみ」に関しては依頼料を取らなかったと考えるのが好ましいと思う。)

 さて次に2.だがマイクロフトはともかく、ワトソンに関しては原稿料の半分は寄付しなくてはならないと思う。が仕送りしていたという記述はどこにもないのでこの説は否定しておこう。

 さて3.だがホームズは「ライオンのたてがみ」、「白面の兵士」の2編及び、「タバコの灰の識別法」など多数の論文(こちら参照)を発表している。なかでも「ブルース・パーティントン設計図」の「ラスサマ多声楽曲」は大好だったとワトソンは書いている。このことから考えても論文で稼いでいた可能性は極めて高い。
 結論。
1.貴族、国王など上流社会から来る依頼には金を取っていた。
2.各分野に渡る幅広い論文で原稿料?をとっていた。
    

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