No.106：オスワリ と マテ
私の第二の故郷が吉野家であることは今更言うまでも無いことだが、最近気になってし方がない事がある。それは他の客の態度だ。別に私語を慎めとか、口の効き方が悪いとか、そんなバカな事を言っているのではない。要するに食べ方が悪い
とりあえず箸をマトモ持てない客が多い。私自身が普通に正しく箸を持てるし、私の親、兄弟、親族全員が普通に箸を持っているのでそれが普通なのかと思っていたのだが、吉野家で他の客を見てみると、どうも違うらしい。箸もまともに扱えないような奴は、見ていて醜いので外で日本食を食べるのはやめて欲しい。
丼を手に持たず、テーブルに置いたまま食べるバカも多い。それでもちゃんと箸を機能させて料理を口まで運んで食べるならそれはそれでアリかも知れないが（個人的にはそれは牛丼の食べ方ではないと思う）、背中を丸めて口を料理まで運ぶ、いわゆる「犬食い」をする奴、もうとりあえず吉野家から出ていって欲しい。死ねとまでは言わんから、二度と再び人前で飯を食うな。あの醜さといったらもう酷い。自分がどんな格好で飯を食っているのか分かっているのだろうか。日本人の恥だ。そもそも自分で恥ずかしいと思わないあたりが、日本人らしくない。そんな奴を住まわせておくほど日本は広くない。どっか別の国へ失せろ。
箸と茶碗（丼）で御飯を食べるなんて言うのは、別に特殊でも高難度でもない、日本人なら備えていて当然のスキルだ。日本人である以上、すべからくスマートに実行されなくてはならない。それが出来ない奴が私の想像していた以上に数多く存在し、しかもそれを恥じる事無く堂々と人前でさらけ出しているのだ。まさに信じられない事態だ。
私の見た限り、いかにも頭の悪そうなクソガキとか、不景気な面した今にもリストラされそうなサラリーマンなどにそう言う奴は多く、逆に、昔から夜の吉野家を支えてきた土木系のオッチャン、ニーチャン連中にはそんな奴はほとんど居ないように思われる。
ただ、箸と茶碗を扱うスキルというのは小学校低学年で身につけるはずのものであって、それが身についていないと言うことは、親が悪い。本人はむしろ被害者だと私は思う。まさにダメ親である。子供が不憫でならない。
コレを読んだ人には、せめてソレくらいの事は自分の子供に教えられる親になって欲しいと思う。
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