今日はプリウスくんで、ヒノエくんと一緒にドライブの日。 一人でヒノエくんと一緒に行く予定が、連れができ一泊予定に変更になった夕べ。 10時前に出かける予定が、岩手を中心とした地震の影響でゴルフに行かれなくなった母から着信。 帰宅を待ちながら宿を予約して、出発予定を変更。 縁側前のナギちゃんの鉢に、行って来るねと言葉を残して11時過ぎ出発。 13時を過ぎても着かなさそうなので、途中の焼津で高速を下りて、港へ向かってみました。
いつも思うけど、「津」の文字を使えば既に『港』を意味する。 なのに、焼津港…という。面白い。。。 ここの港は初めてだけど、きっと美味しいだろうと…。
美味しそうな看板に遭遇。 南かつをの文字。 半分トロ、半分赤みが口の中で混ざるような味でした。部位によっても食感は変わってくるのでしょうけどね。
初めて出会った名前のお魚もありました。 メイゴ、ニベ、コショウダイ。 お昼も終って、最初の目的の許禰(こね)神社へ、馳せ参じ。 何をしに行ったのかといえば…。
![](../../album/a-chuhbu/a-sizuoka/2008-0621/2008-0113.jpg) うちの梛ちゃんは、去年と今年に分けて速玉大社で授かった。
こう針葉樹みたいにシュンと伸びたもの、丸く膨らんだ広葉樹の葉っぱとがある。 若木と言うには小さい、まだ苗を過ぎたと言うところかな…。 幹と言うには細過ぎる茎(…かな?)の緑が剥がれ、木の幹らしい茶色になってきたのが今年。
それでもまだ判断するには早いのかもとは思ったけど、飛び交っている写真じゃ分からない。 実物を見学したい…と。 雄梛・雌梛の確認したいと前々から思ってました。
ここの社殿の左右に、雌雄のご神木が立っていると聞いたので決行。 許禰神社を調べてみると、かつては熊野神社であり、大宝2年(702年)この地に、熊野権現を勧請したことが分かった。
熊野権現、木原権現との呼ばれていたとか。
【みくまのネット】を見ると、【全国熊野神社参詣記】には、まだ足跡がない模様。
これはレポートして来ようと、晴れを願って行って来ました。 静岡県袋井市。 この町は面白そうです。
宿場町の面影残す東海道五十三次でも有名な町の一つだそうです。 今で言えば国1…、国道1号線ですね。 日本橋から京都への道、東海道のど真ん中にある27番目の宿場町だそうです。 ヤジさんキタさんの歩いた道は、旧街道でしょうけど。 許禰神社を出て左に進み、少し行ったところに一里塚(当時の場所ではないそうですが)、更に一号線と合流する直前に、切手でも有名な東海道五十三次の説明案内板もありました。
ど真ん中茶屋と言うのがあるそうで、次回縁があれば訪ねてみたいと思います。…今でも茶屋があるのでしょうか? 実は…、 雌雄のナギの木が、この許禰神社にあるのを知ったのも、東海道マニアの方のサイトででした。 さて…。 許禰神社はナビ(ちゃん)に入れてみても知らないようなので、住所検索で調べたお隣の『長命寺』を設定。
国道一号線を走って近所に来ると「周辺です」と言うものの、それらしき場所は見当たらない。 奥を覗きながら進んでみると、ちっちゃな森らしき木立を発見。 きっとここだとハンドル切ると、うひょぉ…私、スゴイんじゃん!? 一本内に入った道に、許禰神社が鎮座してました。 恐らくこの道が、旧街道と思われます。 鳥居をくぐった左手には、コブも出来た樹齢400年を越えると言われる大楠、家康が腰掛けたといわれる石もある。
右手には、袋井畷(なわて)と言われる、砦があったらしいことを今に伝える看板。 その看板には、信玄の大群に数で負け城へ退陣する家康の話。信玄は三方ケ原へここから進軍…、とも書いてありました。
さらに蛙の石像を左手に見ながら進むと、目指すべき社殿が鎮座しています。 現社名 : 許禰神社(←木原権現←熊野権現社)
ご祭神 : 伊弉諾命 速玉男命 事解男命 鎮座地 : 静岡県袋井市木原 282
【ご由緒】←写真置き場(352KB)にリンクしてます。 袋井市木原字明神に在り、元熊野権現社と称し今右の名に改む。速玉男命・伊弉冊尊・事解男命の三神を奉斎す。 傳えて式内許禰神社と謂う社記によれば 「文武天皇の御宇大宝三年紀伊国牟婁郡在馬村熊野皇太神を勧請す。 往古の記録は今存せらるも中古崇光院の御宇今川五郎入道範国の二男従五位伊予守造営し其の後 天文元年紀伊国鈴木因幡守吉勝増補し、其の後 慶長十年徳川家康公御殿を造営せらる。安政元年十一月四日震災にて皆潰となる。当時の神殿は自普請となる。御朱印の儀は木原郷の内七十石慶長七年九月二十九日家康公より頂戴し神供祭禮無懈怠勤来候処明治七年四月上地に相成候。往古は許禰神社と唱え中比に至り熊野権現社と相唱え維新以来佛語に似たるを以て古社名を廃して許禰神社の旧に復せり」 云々とあり。 今郷社たり明治四十四年八月十一日静岡県告示第二百七十三号を以て幣帛料を供進し得べき神社に指定せらる。 境内は八幡宮以下二社あり、例祭は十月????日なり。 |
ここに植わっている左のご神木。 なにかで倒れたかして、すっかり小さくなって、とっても可愛い雌椰のご神木となっていました。
まず9割以上の境内って、なんでこんなに気持ち…、居心地がいいんだろう。 ついつい長居してしまいます。
せっかく行ったので、同じ県内に鎮座している熊野大頭竜神社にも参詣してきました。 こちらもナビちゃんは付近までしか分からずに、適当に路地に入ってみた。 こんもりしたちっちゃな森らしき場所に当った。 絶対にここだっ、と行ってみればドンピシャリっ(^0^)ノ 熊野大頭竜神社が鎮座していました。 現社名 : 熊野大頭竜神社
ご祭神 : 鎮座地 : 静岡県袋井市広岡571(静岡県神社庁より)/袋井市方丈6丁目(?) だが、しかし…。入ると笹の葉が風に揺れるサラサラという音が気持ち良い。 この神社は、まったく由緒どころか、氏子衆が近年立てたという鳥居の文字以外には判るものがない。 ただ、市指定天然記念物の古木であるというイヌマキの巨木のみ。 確かに立派だけど老木で、つい…頑張ってっと応援したくなるほどだった。 社殿は、そこに見える建物の後ろ。
土手向うには川、その遠く向うには線路が見えた。JR袋井駅まで、徒歩10分らしい。 土手に上がり、袋井駅方面(右手)に進み道路に戻る道「袋井市方丈1丁目」には、夢見観音で有名らしい遠州観音15番札所・大慈殿があった。 そして、遅ればせながら今夜の宿、湯屋・飛龍の宿へ。 |