2001.5.10(木) J−WAVE「スガシカオのACROSS THE VIEW

DJ:スガシカオ→ス

オカモトサダヨシ→サ サトウヨースケ→ヨ

 

『Soft Machine』が流れる中、

ス「昨日、衝撃の2枚組アルバム<AUTO REVERSE>をリリースした

COILのお二人に遊びに来て頂きました。よろしくお願いします」

サ「よろしくお願いします」

ヨ「ちわっす」

ス「久しぶりだよね」 

サ「久しぶりですよね」

ス「ね」

ヨ「ね。特にオレ、オレ」 

ス「あれー?」 

ヨ「オレ、オレ」

ス「あん時、アルバム出た直後に事務所で会ったじゃん」

ヨ「あっ、そっか・・・」

ス「そうそうそう

ヨ「いや、ラジオで会うの久しぶり」(←前回はサダさんのみの出演だった)

ス「なんか、ちょっとヨースケ変わったねー」

ヨ「おっ、どんなふーに?」

ス「なんかちょっと・・・どーしたの?」

ヨ「なんで?」

ス「いや、なんかわかんない」

サ「(笑)」 

ヨ「(笑)わかんないってオチはないじゃん」

ス「変わったよ、なんか人が」

サ「なんで、なんで」

ヨ「いや、シカオちゃんもなんか髪の毛が・・・(笑)」(←この当時オレンジ)

全員「(笑)」

ス「そーなんだよねー、もーねー。いや、でもねー、ビックリしましたね。2枚組。

でね、オレこれ全部聴いたんですけど、1枚で入る分量だよね、これ」

サ「うん」

ス「60何分でしょ?これ全部で30何分・30何分だもんね。

わざわざ、これねー2枚組にしてるところがねー。アナログ世代だねー(笑)」

サ「(笑)ひっくり返したかったんだよ」

ス「すごいねー、その心意気はねー、とても感じましたワタクシ。

あのー、あー2枚組の意味、ねっ、みたいなところを、すごいね、思いましたね。

今CDは70何分入るもんね」 

「そーですね」

ス「それですごいDISK1とDISK2、全然匂いというか曲の雰囲気違うしね。

すごい面白かったです」

「ありがとうございます」

ス「DISK1、最初からガンガン飛ばしてくもんね」

ヨ「そーですねー」

ス「すごい面白いアルバムでした。・・・どーでしたか?これ、もう、

こんなたくさんの曲を。貯めてあるわけでもなく・・・」

サ「(笑)」

ヨ「オレはね」

ス「うん」

 ヨ「サトウの方はでしょ?オカモトの方はやっぱり貯めてるから」

ス「もうサダの方は絶好調だって話はよく聞いてたんだけどさー」

サ「(笑)」

ヨ「なんでよく聞いてんだー?(笑)」

ス「あっちこっちから聞いてたんだけどさー(笑)」

サ「(笑)」

ヨ「なんかオレここに毎回いじめられるために呼ばれてるようなカンジじゃないですか」

ス「いやー、それはねサダが言ってたんだよ?」

ヨ「あっ。そーなんだ」

ス「『どうアルバム?』『うん。ボクの方は絶好調なんですけどね』」

サ「(笑)」

ス「って言って終わるから、『あれっ?ヨースケはっ??』みたいな・・・」

ヨ「だよねー」

ス「ねー、なんか」

サ「うん」

ヨ「オレはいっつも崖っぷちで・・・渡ってる」

ス「ああホントー」

ヨ「うん」

ス「でも、なんかこう片っぽが調子悪くなると片っぽが調子良くなるって

のをずっと繰り返してるって話を前にしてたじゃん」

ヨ「うーん。まあでも今回は2枚組にするっていう、そう器だけが決まってて」

ス「うん・・・えぇっ?!先に器決まってたの?!」

ヨ「そうそう」

サ「そこだけ決めたの。逆にねー期間がなかったんすよ」

ス「ああっ?期間がなかったんなら1枚にするでしょ、フツー(笑)」

サ「でしょ?で、緊急ミーティング開いたんですよ。これ1枚出来ないよ。

ちょっと延期にしてよー、みたいな話で、マジで。

なんかそりゃちょっと・・・っていうね、ヤなムードだったのね」

ス「ちょっと待ってよ」

サ「え?」

ス「これだけね、この音楽業界でも多作を誇るCOILをね、つかまえて、

そのCOILが期間なくて出来ないって言ってんのに

『いやー、そりゃダメだな』って話になったわけ?」

サ「そう。期間はちょっと延ばせらんないって話になって」

ヨ「延ばせらんないって」

ス「ヒドイねー」

サ「うーん、1枚出来ないなぁ。逆にじゃあ2枚にしちゃったりして♪なんか言ったら

『いーねー、それー』って盛り上がっちゃってー。逆に逆に攻撃で」

ス「自爆だ」

サ「うん。逆に2枚にして、逆に3千円とかね?とか言って」

ス「(笑)あっ、これ2枚で3千円なんだー」

サ「2枚で3千円っすよ」

ス「(大笑)気が付かなかったー」

サ「(笑)そーなんですよ」

ス「これ2枚で3千円なのー?」(しつこい)

サ「そーなの」

ス「うーわー」

サ「で、まあアナログ盤出せない?オレらアナログ出せないって言われちゃったんだけど

クラブじゃCOILかかんないしなーって。

じゃあアナログ盤だったら1枚で、CDだったら2枚にしようって」

ス「うん」 

サ「世の中の逆を行こうって。2イン1ってよくCDであるけど、アナログ盤だと

ひっくり返せるからそのままでいいんだけどー、とか言って」

ス「でもLP盤をもし出したとしてさー。A面・B面で合計20曲ってスゴくない?(笑)」

サ「(笑)」

ス「重いよ、それー」

サ「(笑)重いね」

ヨ「アナログだと、確かにそれあるかもしれないですね」

ス「アナログ重いよー」

サ「そーだねー」

ヨ「ギリギリいっぱい入れるカンジかな。アナログだとね」

ス「でもさー、なんかオレはね、聴いたカンジは、その、いっぱい曲が出来過ぎちゃって

まあどれも捨てられないから全部入れようかってみたいなノリに聴こえちゃったんだけどね」

サ「うん。いや今回は」

ス「そうじゃなかったんだねー」

サ「削ったんですよ、それでも」

ス「え?!」

サ「最後の最後で調子に乗ってきちゃって、30曲ぐらい出来そうな勢いだったんだけど

これじゃフツーのCD2枚組だしー、値段上がっちゃうだろーってことで」

ス「(笑)」

サ「ガマンしようガマンしようってコンプかけて」

ス「キミらねー(笑)」

サ「10曲・10曲にしたんですよ」

ス「作りすぎです」

ヨ「そーなんですね」

サ「ヤマ(山崎まさよし)にも言われた」

ス「ねー」

サ「『つーくりすぎだよっ』(←一応真似)って言われてねー」

ス「まあ、あいつもたいがい作りすぎだけどね」

「(笑)」

ス「もうボツの曲いっぱいあるけどさー。すっごいねー。オレなんかボツないからね」

サ「でもそれもスゴイよ」

ヨ「スゴイですよ」

ス「常にストックゼロだからねー」

ヨ「うん。ああ、ある意味似てる

サ「(笑)」

ス「似てるよね」

ヨ「似てる」

ス「似てるよねー、ヨースケとね。似るなよ!!(笑)おーいっ」

ヨ「あっ、よくわかんない。(笑)なーんつって」

ス「そいでねー、今日COILが来るってことでねー、まあ質問とかFAXください

って言ったらねー、この数見てよっ」

ヨ「スゴイですねー」

サ「わっ、嬉しい」

ヨ「シカオちゃんが見えない

ス「・・・ウソをつくなよ」

ヨ「(笑)」

サ「積みすぎて?」

ス「めちゃめちゃ見えてるじゃん。それはウソだけどさー」

ヨ「(笑)」

ス「スゴイんだよ。結構マニアックな質問とかたくさん来てるんだけど、ちょっとねー

まあそーいうマニアックな質問は第2部のこの後にとっておくとしましてですね。

アルバムの中から1曲だけ聴いていただこうと思うんですけど。

今回はねー、お二人に選んで頂くという結果になりました」

「はい」

ス「なんでシングル選ばないかなーっていうね、ここがCOILっぽい、

らしいとこなんですけどね」

サ「シングル選んであるんだけど、消してありますね」

ヨ「うん」

ス「あ、ホント?」

サ「消して、これやめようって消しちゃいましたね」

ス「これ、でも『ミサイル・カウンシル』とかスゴイかっこよかったけどねー」

ヨ「ああ、もう1曲目にふさわしい」

ス「ふさわしいカンジ」

ヨ「ドラムから入ってくるあのインパクトとかね」

ス「しかし、こう、なんでこう・・・いつも思うんだけどさー、

タイトルがさぁ、こう・・・なんでこうなの?

『ミサイル・カウンシル』とかさー、『遅刻の黙示録』とかさー」

サ「あるね」

ス「なんかひっかけるよね。いつもねー」

サ「あっ、でも今回オレほら『トマトジュース』っていうシカオちゃんっぽいのがある」

ス「(笑)」

ヨ「いやいや。なにそれ、パクってんの?ちがうよねー」

ス「いや、マイナーすぎるよ、ひっかけかたがさー」

サ「いや、トマトジュースってさー、ヤマの匂いもするじゃん?」

ス「(笑)」

サ「ちょっと野菜ジュースっぽくって(笑)」

ヨ「なるほどねー、飲んだりしてるもんね」

ス「なんかねー」

サ「こう、いーかなーと思って・・・」

ス「(笑)」

ヨ「そうそう。サルの横にね」

サ「1分くらいの曲なんですけど」

全員「(笑)」

ス「なんかひっかけようとしないと気がすまないのかなぁ」

サ「なんかね」

ス「なんかひっかかるんだよ。じゃ、この中からですね、DISK1に

収められております、COILで『遅刻の黙示録』」

 

『遅刻の黙示録』

 

ス「お送りしましたのは、COILの衝撃の2枚組アルバム<AUTO REVERSE>

の中から『遅刻の黙示録』を聴いていただきました」

ヨ「はい」

ス「で、みなさんからたくさんFAXを頂いていますので、その中からいくつか

ちょっとCOILのお二人に答えて頂きましょう」

サ「はいよっ」

ス「マリコさんから頂きました。えー、【本日COILのお二人がゲストということで

<AUTO REVERSE>を最後にセルフスタジオを移転されるとのウワサを

聞いたのですが、引越しは決まりましたか?】」

サ「いや、まだ決まってないっすね」

ス「はぁ」

サ「しないかもしれないし、するかもしれない」

ヨ「うん。まだハッキリしてないんすよ」

ス「あっ、そーなの。あの、なに、不満なの?」

ヨ「んーとね、あの、まぁ、そこそこ何でも出来るんですけど、

唯一やっぱりドラムをねー、録るの」

ス「そりゃ、ムリだね」

ヨ「難しいんですよ」

ス「そりゃ難しいというかムリですよ」

ヨ「そそそ。ムリですね。なんか、まぁちょっとパーソナルでやれたらいいかな

っていう願望があって」

ス「まぁ補足として一応言っておきますとですね、まぁCOILはデビューの時から

完全宅録という、そのハイテク宅録ではなくアナログ宅録にこだわって

作り続けてきたユニットでありましてですね、

まぁデビューの曲に関してはドラムは全部手リズムBOX」

サ「手リズムBOXですね」

ヨ「手ドラムです」

サ「手ドラム(笑)」

ス「手ドラムですね、いわゆる。右でハイハットのね、こうチッチッチッチッ

ていうの出してから、こうドンタンドンタンってやる」

サ「指でね」

ス「で、リズムを作ってその上にギターとベースと歌を重ねて、

TDも全部自分達でやる」

ヨ「今でもそうですね。ドラムマシーンは」

ス「えっ、まだやってんの?!」

ヨ「うん、まだやってる。まだやってますよ」

ス「(笑)」

サ「あのねー、取説どっかいっちゃったの」

ス「スゴイんだよー。あのフィルの打ち方とかさー」

サ「そそそ」

ス「ドルンドンドンドンって、ピアノかよ!!って、みたいなさー」

サ「(笑)」

ヨ「いやいやいや(照)」

ス「でね、そーいうのがありまして、そのね、本拠地となってたのがセルフスタジオ

『ロープランドスタジオ』ってことなんですがー」

サ「はい」

ス「まぁちょっと手狭になってきたとか、色々ねー、不自然が生じてきた

ということで、引っ越すかもしれないと」

ヨ「そう」

ス「でもそろそろ引っ越しても面白いような気もするけどね、なんか。

環境変わっても」

サ「そうですねー。でも意外とあそこスキなんですけどねー。なんとなくね」

ス「でもあそこで何曲作った?」

サ「んー」

ス「ここでまず20曲でしょ?」

サ「まぁそうですね」

ス「もう70曲くらい作ってんじゃないの?もしかして。70曲じゃきかないか」

サ「レコーディングはしてるかなぁ」

ス「ちょっと待ってよ。なんでオレより作ってんの?」

サ「えっ?」

ス「オレ、デビューしてからまだ50しか作ってないのに」

サ「なんでだろー?いやー、まぁ、まだそんなにいってないかなー?」

ス「気ぃ遣うねー、今日(笑)」

サ「(笑)」

ス「そーか。まだじゃあ何も決まってないっていうことですね」

サ「そうそう。そんな真剣に考えてないのかも」

ス「【えー、先日、某TVKの番組で<AUTO REVERSE>という

アルバム2枚組で¥3,150にしたおかげで多方面にしわ寄せが来て

プロモーション用のTシャツが1色のみとなってしまったと()

お話されていましたが】」

サ「え?うそー」

ス「【現時点で他にしわ寄せが来ていますか?】だって(笑)」

サ「2枚組で¥3,000にしたから?」

ヨ「あー」

サ「いや、それねーフシギなんですけど、あれわかんないんですよ、しわ寄せ」

ヨ「うん」

ス「プロモーション用のTシャツが1色のみとなってしまいましたが(笑)」

サ「そう、ホントは白黒と黒白作りたかったんですけどねー。ダメだったんですよ」

ヨ「どこにしわ寄せいったんでしょーねー」(そこでしょう)

ス「(笑)。えー、それからですねー、名前はビックファットママさんかな?

えー、【サダさんに質問です】」

サ「はいよっ」

ス「えー、【小泉新総裁に望むことはなんですか?】」

サ「(笑)」

ヨ「なんでだ?」

サ「なんだろうねー。なんかでも、なんかやらかしてくれそうなカンジするね。小泉さんね」

ス「なるほどね」

サ「なんか」

ス「なんかこー期待しちゃうよね」

サ「なんかー、うん」

ス「あの演説聞いてるとね」

サ「なんか笑かし、笑かしじゃないけどー」

ヨ「笑かしてどーすんだよ」

サ「なんか政治に興味持ちそうだよ」

ス「『小泉内閣にはー、そんなことはないっ!!』」(←一応真似)

サ「(笑)似てるのかどーなのかねー、わかんないよ」

ヨ「わかんないよ」

ス「ちょっと物真似チャレンジしてみたんですけどね。【ヨースケさんに質問です】」

ヨ「あっ、ボクにもあるんですか。はい」

ス「【キムタク長女誕生ブームですが】」

ヨ「うんうん」

ス「【子供にはどんな名前をつけたいですか?】」

ヨ「・・・ココロ?」

ス「(笑)」

ヨ「じゃない、なんだっけ?」

ス「ココミだよ」

ヨ「(笑)」

サ「ココロ・・・」

ヨ「(笑)なんでしたっけ?」

ス「ココミだよ」

ヨ「ココミでしたか(笑)」

サ「サイコー」

ヨ「すいません。なんか」

ス「えーそれからー(笑)、これはね名前アヤコさんかな、

えー、あ、リョーコさんかな?【早速質問です】」

サ「はいよっ」

ス「【『COILいまだブレイクせず』というアルバムの宣伝のセリフが

かなり気に入っています】(笑)」

サ「はぁ〜」

ヨ「あ〜」

サ「あれね〜」

ス「あれ、社長が今日もオレに言ってたよ」

サ「社長が考えたんですね〜」

ス「なんかもう1つあんだけど、とか言って」

サ「聞きましたよ」

ス「聞いた?」

ヨ「多分」

ス「『日本人はCOILがキライか』」

サ「そう」

ス「(笑)」

サ「そう」

ス「おまえ、そりゃヤバイだろーってオレ言ったんだけどさー」

サ「(笑)」

ス「そう言われた」

サ「『いいじゃん、これ。サダー、おいっ』」(←以下『』は社長の真似)

ヨ「『いいだろ、これー』」

サ「って言われてー」

ス「(笑)」

サ「よくわかんないけど」

ヨ「(笑)嬉しそうに言うんですよね、またそれが(笑)」

ス「そうそう。『どう?これ』って(笑)」

ヨ「子供のような目をして言うんだよね」

ス「そうそう(笑)」

ヨ「ねぇ聞いて、ねぇ聞いて!!みたいなカンジで(笑)、来るんだよねー」

ス「(笑)こないだもさ、オレのスタジオに現れてさー。

『おいシカオー、いいキャッチフレーズ思いついたんだよー』とか言ってさ。

それを言いに来たらしいんだけど」

サ「アホらしー(笑)」

ヨ「(笑)なんだ、それだけかいっ」

ス「スゴイんだよねー、なんか社長・・・」

サ「あの人・・・」

ス「でも社長はCOILスキだねー」

サ「あー、だってうちのマネージャーにプロモーションしてんだもん」

ス「(笑)」

サ「COILのどこがいいかと言うとですねー」

ヨ「知ってるか?お前、なんつって」

サ「敬語になって

ス「(笑)」

サ「なんでマネージャーにプロモーションしてんだろーって」

ス「ホントにうちの社長はCOILスキだねー」

サ「なんか嬉しいですねー」

ス「あのいれこみ。あのねー、社長がいれこみすぎるからねー、

外に出ないんだと思うよ。色んなもの。メロディーとか」

ヨ「あっ、売れない要因なんだー(笑)」

ス「もうオレのものだ!!っていうぐらいやっぱり抱きしめちゃってるから」

サ「抱きしめ・・・」

ス「抱きしめちゃってる。だって」

サ「(笑)」

ス「最近ライブ活動盛んに行われてるそうで、夏には我々と一緒にね、また」

「そうです」

ス「ねー、一緒にやります」

サ「はい」

ス「よろしくお願いします」

サ「お願いします」

ヨ「こちらの方こそ」

ス「最近どうなんですか?」

ヨ「まぁあのイベントとかはね、ちょろちょろやらさせてもらって。

うん。なんか6月からワンマンに入るんだけど、

まぁ、その肩慣らし、っちゃーなんだけど」

ス「かっこいーなー(笑)」

ヨ「うそっ。肩慣らしなんてうそです!!」

ス「うーん。肩慣らしと言うか・・・」

ヨ「(汗)んーと、向けてねっ、あのちょっと徐々に固まりつつあるかな、なんて」

サ「3人でやろうと思ってるんですよ、今回。スリーピースで」

ス「えっとー、あれ?ドラムでしょ?」

サ「ドラムは、ドラムをー入れて」

ヨ「そう」

サ「3人で」

ス「ドラムはー、あのーなんだっけ。えっとーえっとー、あの。忘れちゃった・・・」

サ「(笑)フルヤ?」

ヨ「(笑)フルヤくん??」

ス「あっそうそう!ゴメン、フルヤくん」

サ「そそそ」

ス「フルヤくん。あれ、でもオレたちとやった時もそうだった。

あっちがう、キーボード入ってたんだ」

サ「キーボードとか。もう1人ギター」

ス「あっ、じゃあ完全スリーピース」

サ「スリーピースで」

ス「かっこいーよねー」

サ「もー、どーしよー。くんずほぐれつなカンジでねー」

ス「・・・コーラスとかいらない?」

ヨ「ん?たとえば?」

ス「オレ」

サ「あーシカオちゃんがーベース弾いてー」

ス「うん」

サ「でー」

ス「あっダメ。ちょっとダメなんだ。オレ8ビート弾けないんだもん、だって」

サ「あっ、大丈夫」

ヨ「大丈夫、大丈夫」

サ「で、ヤマがドラム叩いて、姫がギター弾いて、オレとヨースケが2人でこう」

ス「それねー、演奏になんないよー」

ヨ「パフィーみたいじゃん。なんか2人でボーカル(笑)」

サ「(笑)いいねー」

ヨ「フリつきー?」

ス「楽器は持っちゃいけないんだよ、これは」

ヨ「フリつきでー」

サ「マラカスかなんかこう」

ヨ「そう。マラカスとタンバリンかなんかで」

ス「(笑)」

サ「やりますか、このユニット」

ス「このユニットねー。不安だねー。オレはまぁベースは相当上手いからね(笑)」

ヨ「あー、あー、ねっ」

サ「8ビート!!なんちゃって」

ヨ「ちがう!!なんてリハーサルで、なんか。オレ辞める!なんて話になりそうだもん」

サ「ワウかけそうだもんね」

ス「かけるよー」

サ「かけるよね」

ス「(笑)だってブーツィだもん」

ヨ「そーだよね」

サ「ブーツィだもんね」

ス「あれ?でもスリーピースだと?どっちかがベース持ってどっちかがギターで」

サ「うん。ってこと」

ス「でいくんだ。でも両方とも出来るからいいよねー。2人ともギター上手いしね」

サ「シカオちゃんだって上手いじゃないの」

ヨ「上手いよー」

ス「でもオレはライブで弾けるタイプじゃないからさー。スタジオでは弾けるけどー」

サ「えっ、そーなの?」

ス「だってライブでヨースケのギターとかスゴイじゃん」

サ「ねー」

ス「やめろっっって言ってんのにさー」

ヨ「(笑)そーいうスゴイかいっ」

ス「ずーーーーーーっと弾いてんだもん」

サ「オレ、ベース結構疲れんっすよ

ス「疲れるよねー、あれねー」

サ「ずーーーーーーーっと弾いてるからさー。

あれ?まだかーまだかー合図はまだかー?って」

ヨ「うん」(あなたのことです・笑)

ス「あれ最初の24・36はガマンできるんだけどさー、

その後からどんな反応していいかわかんなくなるよね」

サ「そうそうそう」

ヨ「こーいうのまた短くなると淋しくなるんだって」

ス「でもよくフレーズがあるよね。次から次へと(笑)」

サ「ねー」

ス「スゴイよねー。延々弾きまくってるもんね」

サ「去年はねー、あのねムカついて、オレもねー、やっちゃったんですよ」

ヨ「そう。やってた」

サ「ムカついてっつーかねー。『魔術師コバヤシ』って曲」

ス「『コバヤシ』やったの?」

サ「ヨースケの。オレ、アンコール出てって、

オレに弾かせろ!!ってカンジでバーンって」

ス「(笑)」

サ「やっちゃったの」

ヨ「やりたいって」

ス「(笑)やりたいんだ、やっぱり」

サ「逆『コバヤシ』やらせてもらいましたよ」

ス「(笑)あっそー。でもそれも楽しいですけどね。でもCOILの場合はこう

ソロっていうのも結局お休みみたいには一切見えないじゃない?

ある曲、まあ曲名は出さないですけど、これはソロのためにある曲だからっ

みたいのもあるくらいじゃない?」

ヨ「まぁそーですね」

ス「そーっすと、お客さんとかオレとかもそうだけど、そのソロをすごく楽しみに

してたりするんで、それがパフォーマンスになっちゃうんだよね」

サ「うん」

ヨ「ですねー」

ス「じゃあまあそんなカンジでもう1曲聴いてもらいましょうかね。昨日リリースされた

<AUTO REVERSE>の中から。これはDISK2だっけ?」

サ「そーですね」

ス「DISK2の3曲目に入ってますよね。『Smile Again』」

 

〜『Smile Again』〜

 

ス「ニューアルバム<AUTO REVERSE>の中からCOILで

『Smile Again』聴いて頂きました。

マリさんから頂いてるんですけど【サダさんの書く2人は】

えーまぁ二人称の2人ですね」

サ「うん」

ス「【幸せそうなのに、どの曲でもいつもなんだか哀しく聴こえてしまうのです。

こんなに輝く暖かなカラフルな毎日がずっと続いたらよかったのに、

そうではないということに薄々気付いてしまったから

切なく聴こえてしまうのでしょう】・・・ということですね」

サ「う〜ん」

ス「ま、ボクもねー同じことをねー、すごいねーカラフルで幸せなこと唄ってるのに

なんでこんなに哀しいんだっていう」

サ「ああ、オレねー、あれの影響なんですよ」

ス「だれ?」

サ「キヨシローさんのねー、『スローバラード』」

ス「『スローバラード』ねー」

サ「あのねー、詞を読んで」

ス「市営球場で寝るやつですね」

サ「そうそう。『同じ夢見て悪い予感のかけらもないさ』って詞だけはなんか幸せなんだけど」

ス「明るいよね」

サ「あの唄い方とねあのサウンドを聴くとねー、そういう幸せなものはちょっとした

きっかけで次の瞬間に脆くもガタガタと崩れてしまうんじゃないかと」

ス「という不安」

サ「うん。だからこそ今がすごく幸せを感じられるのかというね、

そのへんがねスキなんですよ、オレ、すごく」

ス「なるほどねー。深いなー」

ヨ「ねー」

ス「なるほどねー。最近オレ詞に煮詰まってるからなー。勉強させて頂きます!」

サ「いやいや、とんでもないっ」

ス「(笑)」

ヨ「勉強さしていきます!!すんません(笑)」

サ「(笑)なんで、おまえ」

ス「(笑)さ、COILのワンマンツアー。これが始まります。全国6箇所。

6/8大阪BIG CAT。6/9博多Be−1。6/15仙台MA.CA.NA。

そして6/17札幌ベッシーホール。6/22名古屋の、これエル?」

ヨ「うん」 サ「うん。エル」

ス「そして6/24地元、新宿リキッドルームっていうことで、

みなさんぜひぜひアルバム聴いて。もうガンガンでしょ、これ?」

サ「ガンガン?」

ス「ガンガン」

サ「ドッカンドッカンって」

ス「リキッド、ヤバイでしょ、これ!ねー」

ヨ「うふふ」

サ「床、抜かしたいね」

ス「ヤバイから(笑)」

サ「そーですよね」

ス「そこまでやんなくていいから」

サ「ね。落とし穴作ってみたりね」

ス「というわけで、みなさまから頂いたCOILへのメッセージは全部

COILに差し上げますので、読んでみてください。

みんな、【買った!】ってメッセージがすごい多いですけどね」

ヨ「嬉しいですね」

サ「ありがとね」

ス「ぜひまた次、何かありましたら」

ヨ「わかりました」

ス「遊びに来て下さい」

ヨ「NY行って帰ってきたときにね」

ス「(笑)」

サ「わかるかなー?みたいなね」

ヨ「(笑)わかんないけど」

ス「まーねー。色々ありますけどね」

ヨ「うん。はい」

ス「えー、今日はありがとうございました!COILのお2人でしたっ」

サ「どーもっ」

ヨ「(笑)はーい」

 

なお、この日の放送ちょっぴりですが様子が見れます。

http://www.j-wave.co.jp/original/across/thursday/

で「200152回目」のところを見てね