「Augusta Camp 2001」
(@2001.7.20 富士急ハイランド・コニファーフォレスト)
入場して早々係員のおねーさんに、「クーラーバッグは持ち込み不可です」と取り上げられる。
ちぇー、だったら早く言ってよー、車に置いてきたのに〜、ここまで結構重かったのにさ〜と
ブツブツ言いながらグッズ売り場に向かうワタシにさらに追い討ちをかける出来事が。
・・・Tシャツがない。
あぁCOILのオーキャン限定のTシャツが早くも売り切れになっている。しくしく・・・
打ちひしがれた気持ちを抱えつつ、クーラーバッグからしぶしぶ出した
大量の飲み物も抱えつつ(笑)、席につくワタシ。
場所はBブロック。
正面やや左寄りで真正面には巨大なスクリーンが。
う〜ん、ステージとどっち見るか迷っちゃうなぁ。
そしてステージ上にはファミシュガのロゴの入ったドラムセット他が。
え?まさかシカオちゃんからスタート??
そんないきなり隠しダマ炸裂みたいなことあるかなー、
と思っていたらホントにシカオちゃん&ファミシュガ登場。
「オーガスタ歌合戦。1番スガシカオ〜」の第一声(笑)とともに
「甘い果実」でいよいよ今年のオーキャンスタート!!
あー、この曲聴くと夏だなぁと思うね。
なんかねー、シカオちゃん男前になってました。ちょっと痩せて精悍なカンジで。
また髪型が結構よかったのよ。
でもサングラスがさー、なんか「山城○伍」みたいでちょっとそれどうなの?みたいな(笑)。
が、このエロおやじっぽい(笑)サングラスは、まさやんが
「シカオちゃんは目をちゃんと出した方がいい。前髪もサングラスも〜」
とアドバイスしたため、素直に探して買ったそうです。
まさやん曰くシカオちゃんは「フェロモン系ミュージシャン」だそうなので(笑)。
でもワタシいつもの方がいい・・・(←小声)
森さんのキーボードにSUPER BUTTER DOGのステッカーが〜。なんてとこを見てるのは
ワタシくらいかと思ったが、会場内で犬のTを着てる人を発見。ファンクは世界を繋ぐ。
さて怒涛の30分弱が終わり、続いて元ちとせちゃ〜ん。
いやー、この人めちゃ可愛いです。内田有紀に似てるんじゃないかと。
さらーっとした長い髪に琉球衣装風のワンピで登場。
そして会場中を驚嘆させたあの歌声。
CDでもかなりオドロキましたが、ライブで聴く方が断然いいです。参りました。
唄い終わってぺこりと客席に頭を下げ、退場の時に間宮さんに
「よくやったぞ」みたいに頭をなでられていたのが印象的でした。そういうことをして
あげたくなっちゃうキャラなんだなー、これが。一生懸命で。
(ちなみに会場で限定販売されたアルバム買ったらサインついてきました)
ちとせちゃんは華奢で小さい、と誰かが言ってた気がしましたが
別に小さくなかったよ。160くらいあるんじゃないかなー。
身体もガリガリではなく、とても好感のもてる娘さんでした。
太陽の光をいっぱい浴びて色んな音に囲まれてすくすく育ったんだろーなー。
ちなみに演奏は間宮さん(ギター)&珠緒さん(パーカッション)でした。
さてこれは男女男女の順番でくるんじゃないか?と予想してたところ、
案の定続いてCOIL登場〜。きゃ〜♪
サダさん、水色の帽子&水色のベースボールTシャツ(hysteric70ロゴ)&Gパン。
ヨースケさん、カーキのシャツ&Gパン。多分どっかの車メーカー系の(F1とかっぽい
ロゴの入れ方だったし)。最近この手のTシャツ&シャツがお気に入りのよーですね。
なんかとっても日に焼けてましたが、ラジコン焼け?休暇満喫してた模様(笑)。
フルヤさん、ベージュのTシャツ&Gパン。(フルヤさんってもうちょい濃い色着た方が
更に男前度が上がる気がする。大きなお世話なんだけど)
で、いきなり「SNAKE&SHEEP」でスタート。
もう2年前のおどおどしたカンジとは一味違うぜオレたちは!みたいなムードでガシガシ飛ばす。
が、続いての「21センチュリー・ボーイ」でまた歌詞がうやむやむや〜なところが(笑)。
どーした、ヨースケさん。この歌鬼門か?
3曲目の「BIRDS」では2年前の富士急を思い出し、あぁあの時は自分がその後ここまで
COILのファンになるとは夢にも思わなかったなぁとじんわり涙するワタシ。
で楽器交換がてらMCなぞ。でもね、まだあの距離感がニガテとみた、兄さん達。
ワタシもつっこみ入れたいがあまりにも遠くてイライラした。
「富士山麓にCOIL鳴く。あっ、さんずい(泣く)じゃないよ。別にどっちでもいいけど」
← √5?懐かしいですね、数学。バービーのアルバムにもかけたの?杏子さんいるし。
「ある意味、フジロック」← この日一番の名文句だったと思う。
以上、サダさん語録でした。
で、サダさん続いて何を唄ったかというとまさかの「Smile
Again」。
オレはこれを唄いたいから唄う!!みたいな意気込みを感じました。エモでした。
さらに2年前を思い出しつつってことで、「あ・い・す・ま・せ・ん」「天才ヴァガボンド」
と続き、最後は「Soft
Machine」。今回はリズムも走らずいいカンジ〜でした。
スクリ−ンに思いっきりアップで映るので、ホントステージとどっち見るべきか
迷いました。右見たり左見たり、果ては何とか両目使って一度に見れないものかと
頑張ったりもした(笑)。かっこよかったなり〜
続いて杏子さん登場。赤いキャミに迷彩のパンツ。
ここはバンドメンバーもすべて衣装のどこかに迷彩を入れていて、
相変わらずのオシャレぶりでした。
でもギターはなぜ今回間宮さんじゃなかったの〜?
やっぱシカオちゃん→ちとせちゃんと演ったから、出すぎ?ってなったのかなぁ。
あの淡々とスゴイ演奏をかますところが大好きです、間宮さん。ぽっ
杏子さんはしばらく見ないうちに髪がとても伸びていて、
さらにワタシ憧れのグリーン系の茶髪だったので、うっとり。ステキだ。
しょっぱなからアコギ片手に「イコール・ゼロ」熱唱。かっこいい〜。
この曲をQueで唄ったサダさんって勇気あるよなーとしみじみ思う。
(曲がどうこうと言うのではなくて、歌詞が、ね)
「夜の非常識」のヘッドバッキンや「イヌ」のステージ爆走っぷりに
このおねーさんのライブ強さを改めて実感。
ホントすごい人だ。憧れだ。
で、杏子さん「次はおまちかね〜。や」会場「ま!!」という煽りと共に
山崎まさよし登場。
久々のボーズ&パーマだ。
ボーズ&パーマは今回作務衣&頭てぬぐいで登場。
てぬぐいの巻き方が三者三様で面白かった。
山崎→いつもの髪全体覆うような巻き方
(最初前髪が一筋だけ出ててタコ八郎のようで笑った)
ゲンちゃん→ねじり鉢巻風
キタローさん→ドリフのような(笑)
新アルバム中心にやるのかと思いきや、今までの曲がメインでした。
ま、ツアーでのお楽しみってことでしょうね。わくわくするね。
エレキメインで前半は進み、ちょっと意外。
この人は何かが少しずつ変化している気がする。
まだはっきりとした形はとっていないのだけど。
非常に目が離せない今後。(←うわっ。なんかエラソー)
さて各パート終了して、次は何が始まるのかなと思っていると
アコギ片手に山崎氏再登場。
「やわらかい月」を唄う。
が、イントロいきなり間違え、そのまま進もうとしたものの会場の
笑い声が大きくなってしまい、仕切り直し。
でも2度目もちゃんと拍手が起きて、会場1つになってるな〜と思いました。
で続いて元ちとせちゃんを呼んで、2人で「名前のない鳥」を。
ワタシはCDでも聴いているのでおおっ!と思っただけだったけど、
初めて聴いた人はさぞや驚いたことと思う。
山崎氏はこの曲を彼女にあげてしまったのではないかと思うほどスゴイんだ。
あの彼女の独特の発声がぴったりくる。
さらにシカオちゃん&杏子さんを呼んで(この時シカオちゃんにも頭をなでられていた
ちとせちゃん。気持ちはよくわかる)福耳&ちとせで「星のかけらを探しに行こう」。
さらにCOIL&ゆうこちゃんを呼んで「カウンセリング&メンテナンス」。
サダ&シカオ&杏子の豪華3ギタリスト。
ドラム・ゆうこちゃん。ベース・ヨースケ。
ブルースハープ・山崎。
(ヨースケ&山崎は飛ぶ飛ぶ。ワタシもつられて飛ぶ飛ぶ)
さらにファミシュガ他、オールメンバーを呼ぶ。
全員見事にバラバラのオーキャTを着て登場。
シカオちゃん:赤
ちとせちゃん:黒
COIL:うさぎ(←欲しい〜)
杏子さん:白
山崎氏:生成り
バックバンドのメンバーも全員各アーチストの色に揃えてました。
が、そんな中なぜフルヤさんは赤を着ていたのか?
ファミシュガに入りたいのか(笑)。
はたまたUSAモデルはホントにそんなに数を作らなかったのか。
今回最大かつ別にどーでもいいかもしんない(笑)疑問。
「ここのところちょっと」→「Plastic Soul」と続き
「ラーラーラーラーラ♪」の会場いっぱいの大合唱と
夜空いっぱいの花火でライブは幕を閉じたのでした。
高速大渋滞とか、色々アクシデントはあったみたいだけどこれに懲りずに
来年も是非!!と願わずにはいられません。マジで。
だって年1回のお祭りだもんね。