「NGコンピュータ “エモやん”」

(@2001.6.24 新宿リキッドルーム)

 

新宿リキッドルームはビルの7Fにあるため、全員でせっせと非常階段を登らないといけない。
この日はかなり蒸し暑く、各階の踊り場に小さい窓があるだけなので開場前にみんな汗だく。
ワンマンは年末以来なので、ほぼ半年ぶり。
いつもより長くCOILと一緒にいれる!と興奮は高まる。
というわけで千秋楽なこともあり、開演前に早くも熱気溢れる会場。揺れる床。
約20分ほど遅れて、メンバー登場。
サダさん:黒地に白の細か格子のシャツ
ヨースケさん:白地に襟元・袖口が赤のホンダのTシャツ
フルヤさん:白のTシャツ

(と思っていたのだが、後ほど汗だくになったところで薄いグレーの霜降りだったこと発見)

ダーっと盛り上がりまくる会場に挑むかのように淡々と「ル・コルビュジエ」からスタート。
そのまま「ミサイル・カウンシル」へ。う〜ん、オートリバースされたんだ。
ほぼ白盤イメージで進みつつ、「右脳の人」で黒盤へ。
「Blue Wednesday」でサダさん、キーボード披露。
セットリストを見てもらえばわかるように、ハードな曲ソフトな曲がビミョーに絡まりあって
大きなうねりを作り出していました。
エモーショナルって本当にぴったりだなぁとワタシは思いました。
この日演った中で特にエモだった曲を3つ挙げよと言われたら
 1.Smile Again 

この前のキューでも感動したんだけど、今回は喉の調子が完全ではないのが

余計絞り出すような、血を吐くようなカンジでエモだった
 2.幼年時代

歌詞もちろん覚えてるんだけど、先どうなるんだろうとなぜかドキドキした。
   そのくらい入り込めた。サビのハモリも完璧だったしー
 3.キリギリス

1と似てるけど、更に吐き捨てるカンジで。自分に色んなことを言い聞かせているような。
ってカンジでしょうか。
ちなみに今回のコバヤシソロは途中ヨースケさん床にしゃがみこんでまるでDJプレイのように
エフェクターを操作する
場面がありました。

何度も何度も「ありがとう」と繰り返し、会場見回しつつ「みんなの顔覚えたから」とまるで
ビジュアル系のような発言をするサダさん(笑)。
あろうことか、どーしたことか、「シブヤ〜〜〜!!!」と叫び、

「イエ〜〜!!・・・ん?」と会場を煙に巻いたヨースケさん(笑)。

(本人はまーったく間違いに気づかなかったようだが、横&後ろでサダさん&フルヤさんはゲラゲラ笑っていた)
最後の「ちょーさく」を一生懸命弾く女の子(誰?元ちとせちゃんじゃないかと言ったのは?)
を舞台袖から顔だけ覗かせて真剣に見ていたフルヤさん。
3人とも本当にすごい男前なところを見せてくれました
これから先、毎年この日が来るたびに熱くてエモだったことを思い出す気がします。
そのくらい印象的な2時間強でした。


以下はセットリスト。


ル・コルビュジエ
ミサイル・カウンシル
Soft Machine
遅刻の黙示録
type1
21センチュリー・ボーイ
SNAKE&SHEEP
右脳の人
Smile Again
イモラの空
BIRDS
幼年時代
Plues
COILの「欲望」
キリギリス
ユメオチ
Blue Wednesday
ドライブ
仮免マン
ロイヤルストレートフラッシュ
カウンセリング&メンテナンス
天才ヴァガボンド

(アンコール・1)
魔術師コバヤシ

(アンコール・2)
とっとと
追放と楽園

(アンコール・3)
ちょーさく