INTRODUCTION

 

私は彼らといかにすれ違いを繰り返し、最終的に魅かれていったのか。

これは恋??

私はコイン、彼らはCOIL

(って、さむ〜)

 

もそものきっかけは私の入会している山崎まさよし氏のFC会報でした。

いつもの会報の他に入っていた1枚の紙。

それこそがCOILデビュー!を紹介したフリーペーパー

「電気ショック療法」の記念すべき創刊号だったのです。

がっ、「ふ〜ん、結構年取ってるのね〜。まぁオーガスタのアーチストだし、

きっといい音楽作るんだろうな」とのはなはだ失礼な印象のみで、

そのまま葬り去ってしまったのでした。

 

の出会いは、渋谷タ○―レコード。何の気なしに立ち寄った私の前に

「COILインストアライブ 入場券本日より無料配布」の文字。

電気ショック療法を見て興味こそあまり湧かなかったものの、

COILという名前はしっかり刻み込まれていた私は

「2枚ください」と店員さんに告げていたのでした。

がっ、ライブ当日(たしか土曜日だった)他の用事が入った私はとっとと

COILを見捨て別の場所に出かけていったのでした。

 

の後、ラジオで「クルクル フェチ」を偶然聴いたものの、

歌詞のあまりの突拍子のなさに、

「・・・お笑い系?」との印象を抱くにとどまっていたのでした。

 

は流れ、山崎まさよし氏の「YMAC1999」に参加すべく

富士急ハイランドを訪れた私と友達。

オープニングアクトをつとめたのがCOIL。

がっ、どーしても「FUJIYAMA」(世界最大級のジェットコースター)に

乗りたかった私たちは開演時間を過ぎても

「もうちょっといいか」と列に並んでいたのでした。

でも結局乗れなくて、しょーがないなぁと会場入りした私の耳に

「新曲で〜す」の紹介とともに響いた歌声。

それが4thシングル「BIRDS」でした。

妙に印象に残る歌詞、切ないハーモニーが青空に響き渡り

思えばその瞬間、私の中でCOILは「なんか気になる人たち」になったのでした。

 

に山崎氏のハーモニカ聴きたさに購入した1枚のシングル。

これがその思いに拍車をかけました。

それはChappieの「Good Day Afternoon」。

なんて私好みの音楽。これをすべてCOILが作ったなんて、

なんてスゴイ人たちなんだろう。

そう思った私は、翌日またCD屋に走り

COILの棚にあったCDをすべて購入したのでした。

いわゆる「棚買い」というやつです。

そしてそれらを聴きまくり、すっかりハマった私は

このようなページを作成するに至るほど、日々巻かれてしまっているわけなのです。