自家製粟玉
最近は、剥き粟も売っているお店が少なくなりました。でも粟玉は自作してみましょう。それほど難しいものではありません、作り方をどこかでごらんになった方も多いはず。かわいい子たちのために一度作ってみましょう。香ばしい、いい匂いがします。
道具と材料
材料
むきあわ200グラム
新鮮な卵の黄身1個分
カルシウム剤(ネクトンMSA)
道具
フライパン
お箸
しゃもじ
バット
作り方
汚れのないフライパンにむきあわを入れて、弱火でゆっくりとから煎りします(消毒のため)。焦がさないように気を付けて10分前後煎ります。あわを手で触ってみます。熱くて2秒もさわっていられないぐらいになったら、火から下ろします。むきあわは焦げやすいので、しゃもじで常にかき混ぜていてください。むきあわが熱くなると、ピンピンと粟が飛び跳ねるようになりますよ。
フライパンから煎ったむきあわを下ろします。私は画像のような耐熱性のガラスのバットを使っています。むきあわを均等に広げて少しさまします。むきあわを5秒ぐらい触っていられるようになったら、たまごの黄身を入れます。本当はあらかじめほぐしてから入れてください。画像は2個使っていますが、200グラムに対して1個が基準です。
卵の黄身をむきあわの表面にまぶしつけるように混ぜるのですが、最初は熱いので、お箸を何本かもってかき混ぜます(触っていられるなら最初から手で混ぜましょう)。
手で触れられるような温度になったら、両手のひらで揉むような感じで混ぜます。黄身が均等に混ざるように丁寧に混ぜてください。手で混ぜている間に、むきあわは冷えてきます。香ばしい良い香りがしますよ。
まだ暖かみが残っているうちにカルシウム剤を少しだけ混ぜます。私はネクトンMSAを少しだけ混ぜることにしています。カルシウム剤は入れなくても良いと思いますよ。カルシウム剤を入れたら、また丁寧に両手で揉むように混ぜます。これで、終わりです。
できたあわたまは、バットに均等に広げます。風通しの良い、直射日光の当たらないところで、よく乾かします。一日あれば良いと思いますよ。その後、密閉容器に入れ、私は冷凍庫で保存しています。使う時に使いたい分だけ解凍しています。あわたまで育てる人は、これにボレー粉や青菜を細かくきざんだものなどを混ぜて食べさせましょう。私は、巣引きの時、親や雛の栄養補助のため与えています。この手作りあわたまは大変腐敗しやすいものです。冷凍庫でも1ヶ月ぐらいの保存にして置いた方がいいと思います。一度にたくさん作らないで、少しずつ作り、いつも新鮮なものを食べさせたいものですね。