3月18日(月)曇・雨
12日に多摩へ行きました。まりあはまた抗生物質に逆戻り。そのう炎だと言われました。
こんなに元気に見えるのに、どうして。まりあは額の毛が抜け始めていて、オレンジ色の羽根が生えて来ています。いったいいつまで抗生物質を飲ませればいいのだろうか。いったいいつまで。まりあはふつうに育つのだろうか。心配はつきません。
一つだけ、分かり掛けてきたことは、まりあが男の子かもしれないということです。なんとなくですが、大きな声。のあとのけんかといい、その可能性がありそうです。クリームルチノーの男の子もいいかも。卵を産まない分だけ、まりあにはありがたいことかな。
ケケと歩緒夫婦については、すこしショックなことを聞かされました。
2週間の間、お薬を直接飲ます方法できちんと飲ませてきたつもりでしたのに、歩緒はそのう炎が悪化していました。
ケケは、問題なく、先生も「大丈夫、きれいよ。」とおっしゃってくださいました。
歩緒の悪化には、私も正直驚きました。
先生は、「出血しています。血を吐くことがあるかもしれません。そのときはすぐに連れて来てください。」とおっしゃいました。顕微鏡を観ながら、先生は「たくさんのらせん菌がいます。増えていて、2週間前より悪化しています。1週間後病院へ来てください。急変する事があるかもしれません。覚悟してください。」ともおっしゃいました。
「顕微鏡を覗いてみますか。」と先生は私を気遣ってくださいました。「観てみようか」と一瞬思いましたが、観てどうなるものでもありません。私は分野の違う医者です。鳥の事はわかりません。先生にお任せして、じっと見守るしかできません。
「顕微鏡は覗かなくていいです。先生にお任せいたしますから。」とお返事をしました。
本当は観たかったです。歩緒を苦しめているものを観たかったです。
でも顕微鏡を覗いたら、きっと泣いてしまうだろうと思いました。
先生の前で、泣きたくはありませんでした。
私の管理の悪さから、歩緒を病気にしたのです、泣いてはいられません。「泣いても始まらない」とも思っていました。
歩緒ちゃんは、元気に見えましたが、うちに帰って様子をみていると、やっぱり普通とは違っていました。でも、私はそれに気がつきませんでした。目を閉じてじっとしている歩緒をみていると、こちらがやるせない気持ちになりました。何にも言わず我慢している歩緒に、私はなんにも言えませんでした。歩緒にはどうして薬が効かなかったのだろうか。何故、と思いました。あれこれ考えて、多摩の先生に電話を掛け、歩緒の薬を一日3回のませることにしました。なるべく血の中の薬の濃度を一定にしたかったからです。先生から承諾をもらい、今日から一日3回、歩緒に薬を飲ます事にしました。来週まで、がんばらなくては。
歩緒はがんばっていました。今日(18日)は妙に調子がよく、歩緒もかごの中でごそごそしていました。一週間の間かごからも出してあげませんでしたから、今日は少し出してみました。歩緒は喜んで飛んでいました。病気で苦しいのだろうけれど、少しは飛んでもみたいよね。と思っていると、歩緒は、水浴びを始めました。そして私の肩に乗り、ずっと止まっていました。歩緒、私のこと、嫌いにならなかったのね。お薬を飲ますいやな人ではないのね。ありがとう歩緒。明日は病院へ行かなくてはね。良くなっているといいけれど。。
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