時々日記2001年3月
3月30日(金)晴

いろいろあった3月もあすで終わり。一週間ほど忙しくて、世話も家人にまかせっきりでした。今日は久しぶりにみんなの様子を観察しました。
「ふんふん、お腹出てきたかな?睦ちゃん」
「内蔵助ちゃんはいい子ね、でもおしりはおばきゅうみたい・・」
「ケケ元気にしてた?」
「歩緒ちゃん、いつもどうしてそんなに眠いの?」
「ほたるだめよ、ちゃんとペレットも食べてね」
「宙くん、歩緒ちゃんに似てきたわねぇ、やってる事がおんなじよ」
「紀ちゃん、チャコールばっかり食べてると、頭が黒くなってしまうわよ」さあさあ体重を測ってね、と、そこまではよかったのですが、体重を測って、びっくり!お痩せだった歩緒は48グラムに、当然ケケもおでぶさんに、小柄の睦が52グラム、なんと生後2.5ヶ月の紀は50グラム、やれやれ我が家は、相撲部屋か???と、思うほどでした。
ケケと歩緒は今回巣引きはさせたくないのですが、ほたるは、宙が生後9ヶ月になりましたので、初めての巣引きをさせることにしました。ほたると宙は今日から同じかごで暮らしてもらうため、宙がお引っ越ししました。宙はブルー、ほたるはタイガー、どんな子が産まれるかわかりませんが、元気な子であって欲しいです。また、里親さんを探さなくては・・・
3月23日(金)晴

ケケの様子が最近おかしいことに気が付きました。そういえば、巣引きが終わって、換羽も済んでないのだわ。私の手に乗ったケケは妙に重いのです。ケケ??ちょっとごめんね、といってケケを体重計の上に・・・案の定体重は57グラムになっていました。骨盤も全開、歩緒だんなもやるきまんまん、もう一度巣引きをする気分なのでしょうね。でも、今回は本当に考えています。ケケは明らかにやつれています。歩緒は45グラムほどしかありません。こんな夫婦が巣引きをしたらどうなるか、予想もつきません。もしものことを考えて、今回は巣箱も与えず、様子を見守ることにしました。当然ケケ歩緒夫婦は巣箱を探してうろうろきょろきょろ。
静かに夕日の消えゆくあたり 世を去りし友の残る面影
さだめなき世より消えもこそすれ、愛の心にはさやにぞ写る
かの世をとおしと人こそ言わぬ 心の通わぬ里はあらじを
輝きいでくる星やそれかと 忍ぶ御国の道のしるべか
3月19日(月)晴

一年前の今日、お友達の大切な女の子がお☆様になって天国へ飛んでいきました。小さな小さな体で、たった一人で行きました。そしてあっという間に一年がすぎてゆきました。読んでくださっているみなさま、ほんの少しでもいいです。お星様になった子達のことを思い出してみましょう。顔は?声は?すきな物は?おもちゃは?ほらっ、今でも目の前を飛んでいるような気がしませんか?
なにが言いたかったの?どうして欲しかったの?
怒ってばかりでごめんね。もっと遊んであげればよかった。
私のうちには7羽の小桜インコがいます。いつか、お別れの時が来ます。その時お互いに「さようなら、ありがとう、うちにいてくれて」と言えるよう一日一日大事に過ごして行きたいと思います。
肝っ玉かあさんのケケ、子煩悩な歩緒、おてんばの内蔵助、ひょうきん睦、おっとりほたる、
一本気な宙、おこちゃま紀、みんな幸せであってくれぃ。
3月17日(土)

雨久しぶりの雨がふりました。内蔵助の発情が始まっているかもしれません。水槽もここまで、ぎりぎりでなんとか産まないで欲しいです。私を追いかけ、シャツの中に潜る内蔵助の姿は、哀れ。
3月12日(月)晴

紀・その後・・・・ご飯を拒否してといいますか、自分から食べなくなって今日で一週間たちました。で、紀ですが、相変わらず歩緒父さんを追いかけて食べさせてもらっています。歩緒父さんもいいかげんいやになったのか、もう独り立ちの時期だと思っているのか、適当に食べさせるとあとは知らん顔をしています。
やれやれ困ったもの・・・で、自分のケージで、なにをしているかといえば、青菜を引きちぎる、プラスリンを食べる、ズプリームのペレットを少し食べる、あとはひたすら、おしゃべり・・・最近「けけちゃん」と言えるようになってきました。
恐るべし小桜女の子・・「けけちゃん」の大合唱に加わるのも時間の問題か。
春が来た内蔵助は骨盤ぱっかんのまま、体重が増えていません。水槽効果?かな。相変わらず狭いところが好きで放鳥するとひたすら狭いところを探しています。睦との仲も最近ますます接近してきました。でも睦は女の子・・・一緒に暮らせるわけもありません。かわいそうな内蔵助のために、横浜のペットエコさんから465インコを送ってもらいました。産卵を始めたら、やっぱりケージに移してあげようと思ったからです。いくらなんでも、水槽で産卵なんて、内蔵助が不憫だもの。
ほたるは宙とそれなり仲良し。ほたるは巣箱が無いと産まないタイプの鳥かもしれません。あいかわらずおとなしくて、いい子です。紙の袋がお気に入りで、「ほたるちゃ〜〜ん」といいながら中に入って行きます。そういうとき宙は入り口でじっと見張っています。ほたるはイエローパイド宙はブルー、どんな子が産まれるのでしょうか?楽しみのような気もしますが、今はちょっと宙が若すぎて。やっぱり初夏でしょうね。
里子に出す前の日撮ったものです。左から、世、紀、新です。元気でね!!かわいがってもらうのよ。お姉ちゃんやお兄ちゃんと仲良くね。また会いましょう、その日までお互いに、気を付けて。いい、新しいママには優しくね。意地悪をすると嫌われるから、いいこと、よく覚えておいてね。紀ももうすぐおわかれね。みんなまたね、またね、see you again later〜
3月6日(火)晴

今日は晴れました。それに暖かい。ちいちゃん、ふくちゃん、蘭丸、夢、咲き、お☆様になって、空から見てくれているみんな、ほんとうにありがとう。おかげで今日はいい天気、新と世の旅立ちにはもってこいの一日になりました。
10時のあずさで東京へ、錦糸町でおりて、待ち合わせ。里親さんとはすぐに会えて、これもみんなのおかげだね。良い里親さんに出会えて、本当に新と世は幸せ者と思いました。これから、新しい生活が始まるの。元気でね!
やれやれと家に帰って、すぐに異変に気がつきました。なんと、一羽残った紀がご飯をほとんど食べていない。そんなはずはないわ、ちゃんと差し餌は卒業していたはず・・・どうして?食べないの?紀は私にしがみついたまま、ご飯を食べません。食べる気配もありません。一粒一粒口元へ持っていっても、食べることを忘れてしまったのか、泣きながら私にしがみつくだけです。困ったわ、本当に困ったわ、差し餌も作って食べさせようとしましたが、それも食べません。兄弟がいなくなったことがよほどこたえているのでしょうか。私には仕事があります。紀をずっと見ていることができません。困り果てた私は、最終手段に・・・・
「ちょっと!!歩緒ちゃん」「あなた、父さんだからね、分かってる??がんばって、あなたしかいないの、ね。」と、紀を歩緒のかごの中へ入れました。歩緒はちゃんと自分の子供だと分かってくれるでしょうか。すると、紀がかごにはいってくるのを待っていたかのように、歩緒が近づいてきてご飯を食べさせ始めました。大きくなったのに、歩緒は自分の子供だと分かっているのでしょう。紀もおなかがすいているのか、歩緒にご飯をねだります。やれやれ、このまま様子をみることにしました。
3月3日(土)晴

今日は鳥を飼っている友人と多摩へ、やっぱり一人より二人ね、退屈しないし、第一楽しいから。つれていったのは、ケケ歩緒夫婦とちびたち3羽、大丈夫かなと思っていたのに、ちびたちからかびが・・・・あらあら。それでも、里親さんにお渡しする前でよかったこと。お薬をいただいて帰りました。
かびがいるにもかかわらず、ちびたちは絶好調でした。帰ってからも、水浴びをしました。あなたたちほんとにかび???昨日も水浴びをして、またまた今日も、ケージの中は25度ぐらいに保ってありますが、わたしも少し心配になるほど本格的な水浴びでした。
今回の3羽は、まあ甘えんぼで、ずっと差し餌をほしがって鳴いていました。私が根負けするまで、ずっと鳴いていました。それがよくなかったのでしょうね、厳しく差し餌を止めるべきでした。お薬は、直接飲ませるタイプにしていただきました。まだお水入れで上手にお水を飲めるかわかりませんでしたので、先生にお願いして、そうしていただきました。3羽は、私につかまれてもいやがることはありませんでした。小さい頃スポイドでフォーミュラを飲ませていたからでしょうか、お薬の入っているスポイドを怖がりません。自分から口を開けて、飲んでしまいました。あら、よかったわ。小さいときになんでも慣らしておくものね・・・とほっと一安心でした。菜っぱもよく食べてくれますし、本当に元気な子たちです。今の体重は、新50グラム、
世50グラム、紀52グラムです。多摩の先生も「大きい子ね」と言ってくださいました。ケケと歩緒の子は、前回の巣引きの子たちも含めて、みんな大きいです。どうしてかしら、歩緒とうさんは小さいのに。
3月1日(木)晴

桃のお節句の季節、もうすぐ春だというのに、悲しいお話で始まりました。ボタンインコのジャムちゃん(わずか生後ひとつきすぎ)が、お☆様になりました。ちいさな体で、ごはんも一生懸命に食べて、飼い主さんに甘えていたのに。家庭の暖かみを最後に知って、ジャムちゃんは一人でとおいところへ行ってしまいました。
あとに残されたものの悲しみを誰に言えばいいのでしょうか。主人のいないベッド、ご飯、お水、ケージ、そんなものだけがいつまでも後に残ります。

神ともにいまして 行く道を守り、あめの御糧もて ちからをあたえませ、
また会う日までまた会う日までかみのまもり汝が身を離れざれ、
荒野を行くときもあらし吹くときも、ゆくてをしめして、たえずみちびきませ、
また会う日までまた会う日までかみのまもり汝が身を離れざれ、

[賛美歌405]