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独り言 |
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2001年3月 |
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最近気になったこと
そろそろ暖かくなってきました。といってもまだ寒い日があったりと保温には気を使いますね。先日、小桜インコの遺伝のMLで、次のような事故が報告されました。
保温用にオイルヒーターを使い、加湿器で部屋を加湿していたところ、鳥が亡くなってしまったというものでした。鳥にはテフロンがよくない(加熱するとガスを発生させ、そのガスが鳥には命取り)ということはよく知られていますが、使っていたヒーターも加湿器もテフロンとは無関係のものでした。オイルヒーターは約200度に達すると、ガスを発生するそうです。そのガスが加湿器の風に乗って、鳥のケージに流れてきたのではないか、という事でした。長時間人がいない場合の保温対策として、オイルヒーターは適当なものと思っていた私には、少なからずショックでした。一日中保温するものとして、エアコンが一番適当なのでしょうか。
3月のこと
暖かくなってきてもまだまだ油断できません。保温の温度は毎日チェックしましょう。毎朝の天気や室温を参考にして、一日一日保温の温度を変化させます。プランターで、小松菜などを育ててみたいかたは、今が種を蒔くいい時期です。虫除けのネットを張ると、屋外でも虫の被害を受けることなく育てられます。鳥が食べられるクローバーやタンポポ、はこべなども成長する時期です。これらの野草を食べさせたいときには、面倒でも、プランターなどに植えたら、一度刈り込んで、再度のびてきたものを食べさせましょう。野草は車の廃棄ガスや動物のうんちなどでよごれていますから。 |
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2001年4月 |
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やっと暖かくなってきました。テレビでは桜の開花予想も放送され、待ち遠しかった春の訪れを感じずにはいられません。さて、この時期、ガーデニングにいそしむお方もいらっしゃるでしょう。気分転換にと室内に新しい植物を置きたくなる頃ですね。屋外ならまず問題ないのですが、室内に置く植物は、以外に毒を持っている物が多いです。鳥があやまって口にすると大変に危険です。気を付けましょう。
鳥の近くに置かない方がいい植物として、まずさといも科の植物があげられます。おなじみのポトスもさといも科の植物です。さといも科ではないのですがハートかずら、アイビーなども好ましくない植物のようです。クレマチスも含めて、つる性の植物には好ましく無い物が多いと感じます。なるべくつるになる植物は避けましょう。また、なす科の植物もよくありません。食べることはないと思うのですが球根はほとんどが毒を持っています。また、果実の種も毒が多い物です。桃の種、りんごの種、スモモの種など、気を付けてあげましょう。
街のショップにかわいい雛がならぶのももうすぐです。ショップで雛を求めるときは、それまでに何度か足を運び、お店のことをそれなりに下調べしていくといいでしょう。雛の頃の食べ物はその子の一生を左右すると思ってください。栄養価の高い、バランスの取れたご飯をたべさせましょう。カルシウムの不足は大変に危険です。女の子であれば、産卵できない子になることも・・・骨盤の立派な子になってもらうためにも、雛の時代のカルシウムは欠かさないでください。バランスの取れた、フォーミュラで育てるのが良いと思います。 |
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2001年6月 |
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卵関係のトラブル防止のために〜
無精卵を産む子をお持ちのみなさま、最後の卵を産んでから1週間たってもお腹が元にもどらない時は、病気をうたがってください。それも卵関係のこわ〜い病気を!最後の卵を産んでから約2週間後に病院を訪れ、お腹をみていただくことをお勧めします。この段階で適切な処置がしてもらえると、予後良好です。数ヶ月すぎると、病気から立ち直ることが困難になります。卵関係のトラブル全般に言えることは、女の子の体力が落ちないことです。ぎりぎりまで元気で遊んでいます。この元気さのあまり、病気に気が付くのが遅れると言われます。
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2001年7〜9月 |
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今年の夏は、ずいぶんと暑くなりました。皆様、暑さ対策はどうしていらっしゃるのでしょうか?
我が家でも日中は30度を軽く越え、さすがに鳥さん達も羽根をぴったりとくっつけて、スマートな姿になりつつあります。まだ口を開けた呼吸には至っていませんが、はあはあと口を開け、舌打ちするような呼吸をするようになると、本当に暑いのだと思います。まあそうでなくても、30度を超えるようですと、すこし部屋の温度を下げる必要があるかもしれません。
部屋の温度を下げるのには、普通エアコンを使います。が、このエアコンがなかなかくせ者、どんなに暑くても鳥さん達はエアコンががお嫌いだからです。ですから、エアコンを使うときは、風が直接鳥さん達に当たらないようにしてあげましょう。冷房の設定は30度ぐらいで良いと思います。今のエアコンには、ドライモードで室温を設定出来るタイプのものがあります、このタイプのエアコンなら、冷房でなくドライを使われてもいいのではと思います。部屋の湿度が高い時期ですから便利ですよ。
鳥さん達も湿度にはたいへん敏感のようです。50%を目標に湿度を下げましょう。
体調を壊しやすいのもこの時期です。へんなあくびをしたり、鼻が濡れていたり、日頃と違う行動をしていると気が付いたら、ためらわず病院を訪れましょう。転ばぬ先の杖です。手遅れにならないうちに何とか元気になってもらいましょう。
皆様「水」どうなっていらっしゃいますか?水道水の塩素の濃度がこれから高くなる可能性がありますよ。もちろんばい菌を殺すためですが、これが鳥にとって、命取りになる危険があります。夏時期は、面倒でも、水を汲み一晩寝かしてから使うことをお勧めします。私は、忙しくてなかなか水にまで手がまわりません、ので、この時期は「六甲さんの水」を愛用しています。今年は、暑く、雨が少ないといわれています。給水制限にならないうちに、せめて水だけでも、と六甲さんの水を買いました。(本当に水不足になっらたいへんだ〜)
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2001年9月〜10月 |
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そろそろ9月も中頃を迎え、暑さもしのぎやすくなってきました。暑い夏から開放された鳥さん達も、もうしばらくすると過ごしやすい季節となるでしょう。
今の時期は、暑かったり寒かったりと気候の変化が激しくかわり、私たちでさえ体のコントロールを正常に維持するのが大変です。鳥さん達も気候の変化の激しい今の季節は、体調をくずしがちです。毎日の何気ない観察が大変に重要だと思います。なにか変わった事があったときは、すぐに病院を訪れましょう。
我が家のほたるも先日大好きな玄米を吐きました。やばいと思ったのですが、もうよる遅い時間で、病院へ行く時間はありませんでした。とりあえず、小さなかごに彼女を移して、保温をしました。
30度ぐらいありそうな部屋の中で、保温か、と思ったのですが、「基本は、保温することですよ」とおっしゃっていらした先生の言葉に従って、保温しました。ほたるは最初かなり暴れていましたが、灯りを暗くしてしばらくそっとしておくと、ヒーターの近くでじっとしていました。やっぱり体温が下がっていたのですね。その夜はそのままそっとして、明日の朝病院へ連れていくことにしました。
翌日、ほたるはかごから出るとそそくさと水に近づき、ばしゃばしゃと突然の水浴び。
大丈夫なの?と気が気でない私を気にすることもなく全身ずぶぬれでした。それ以後吐いたりしていませんし、変わったこともありません。早めの処置が良かったのかなあ、と思っています。
体調は一羽一羽異なっています。この子が大丈夫だから・・・は、他の子には通じません。一羽一羽に適した対応をとりましょう。これは私の主観ですが、やっぱり色変わりの子はトラブルがおおいと思います。珍しい色変わりの子をお持ちのかたは特に注意してくださいね。 |
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2001年10月〜12月 |
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なんやかんや、今年の夏もいろいろありました。気が付けばもう10月もおわり、早いものですね。朝晩はめっきり涼しくなったこのごろ、皆様のお宅の鳥さん達はいかがおすごしでしょうか?日中と夜との気温差が大きいのもこの時期ですね。昼間は暖かいのに夜は寒くて、とお感じの方は、どうか鳥さん達の夜の保温の事を気に掛けてあげましょう。
わがやも、先日からとうとう夜の保温を始めました。ほかほかカーペットにかごをならべ、毛布を上から掛けて寝かせています。昼間は25度をかるく超すぐらいの室温なのですが、夜は25度を下回り、温度差が大きくなったからです。日中と夜の温度差は5度を超えないようにと言われますが、出来るなら温度差を0にしたいもの(無理とは分かっていても)ですよね。夜の保温は、長生きのこつにつながるのだとか。皆様がんばって保温しましょう!!
夏が終わるこの時期はなぜか、卵を産む子が多くなります。寒い時期に向かうのに何故?と不思議でなりませんが、多いですよね。それで心配なのが、卵づまり。セキセイインコにしても小桜インコにしても、体の割には卵が大きい・・・。それが原因かどうか分かりませんが、寒い時期はとにかく卵づまりが多いです。女の子をおもちの方、卵を産ませない努力をいたしましょう。ひなたぼっこをさせて、丈夫な体になってもらいましょう。うちの子たちも、一日に数時間太陽が当たるようにかごを置いています。
冬の準備も徐々に進めるのもこの時期ですね。ヒーターのチェックもしてください。ひよこ電球が切れていませんか?電球は予備があった方がいいですから、早めにチェックしてください。また、ヒーターを求めていらっしゃらない方は、オレンジの筒の中に電球が入っているタイプのヒーターで、60ワット以上のものを求めてください。20ワットのヒーターもありますが、放熱量が少ないので、以外に暖かくありません。鳥がヒーターの上に乗っかって、低温やけどになるのが怖いので、ワット数の大きいものを、かごの外につりさげてみましょう。そのとき、コードが鳥の嘴に当たらないように気をつけてください。コードを噛み切ると大変なことになりますから。 |
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