保母さん招待プロジェクト

富士見丘教会でも1965年のクリスマス献金を止揚学園に献金したが,1966年に福井園長を「愛児園母の会」の講師としてお呼びした機会にお礼をかねて,東方牧師夫妻が「メサイヤ」の演奏会に福井園長を招待した。その時にふと漏らされた「最も慰労を必要としている保母には,諸般の事情で予算を組むことが出来ない。」の苦衷のひとことが契機で「保母さん招待プロジェクト」がスタートした。教会と「愛児園母の会」は,「おのおの自分のことばかりでなく,他人のことも考えなさい」(フィリピ25節)と言う聖書の言葉に従い,職員の方々の休養を目的に招待の決意を固めた。196763,「止揚学園保母招待/園舎増築」を掲げたバザーが開かれ、そしてその収益の一部を使ってプロジェクトが実現された。この小さな計画は,日ごろから体力、気力,信仰を基礎に障害児と共に過ごす保母の方々に,心身ともにリフレッシュする良い休養が与えられたと思われる。又、受入れ側の教会も,彼女達の学園での献身を語る姿に非常に強いインパクトを受け,双方の信仰的人生にとって又とない機会が得られた。

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