作品20.「男三瓶山 」  Mt. Osanbe   F10号

「Kiyoのことば」  明治から昭和40年頃まで、三瓶山は春季と秋季に放牧が行われ、その数5001300頭と記録されている。秋口に麓に草がなくなると、草を求めて頂上付近まで登坂し、山頂で休息する登山者を驚かせたという。三瓶山を眺めると、その山を縦横無尽に行動した過去の牛群の映像が、憧憬のように鮮やかにイメージされる。

「牛のことば」  絵の中の牧柵手前の私は、脱柵した訳ではありません。三瓶山春の風物詩である火入れの延焼を防ぐため、草刈り用のために放牧されたの。人手では手間もお金もかかるので、平成10年から防火帯作りに協力しています。

<参考写真>

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