エピソード その3:   全66編成の乗車と全16食堂車の利用を達成!

1999年7月3日(土)

V3編成ひかり127号  東京(16:07)-(19:04)新大阪



 
 


食材のスタンバイ完了

入線する列車に敬意を表して。
午後の東京駅で4回見られた光景

すぐに積込み作業開始

発車までの短い時間でテーブルセッティング

記録への挑戦を開始すること4年3ヶ月、ついに記録達成の日がやってきた。 
この日までに、残すはただ一つ、V3編成での「食堂車利用」だけとなっており、この日午後のひかりでチャンスを待つ。 
下りV編成グランドひかりは、13:07から1時間おきに4本設定されているが、その最終となる16:07発ひかり127号がターゲットとしていたV3編成だった。

列車がホームに到着するやいなや、車体を撫で回す。 
「カメラをぶら下げた中年オヤジがニタニタしながら新幹線を撫で回している図」、どう見ても変質者である。
そんなことも気にせず、食材の積込み風景やテーブルセッティングの様子をカメラに納めていく。

この日の記念すべきメニューは、ミックスピザとウイスキーの水割り。 
いつもと同じウイスキーな筈なのに、なぜか今日の水割りは、違った味にさえ感じてしまう。
ダウンライトに光り漂う氷を眺めていると、ホームを走り回ったことや寒い中、何時間も列車を待ち続けたこと等が、走馬灯のように脳裏をかけめぐる。本当に、「この日」は、やって来たのだった。

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