湯遊楽 「温泉日記」

 


*裂石温泉 雲峰荘 <山梨県>

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裂石温泉 雲峰荘

〒404-0022 山梨県甲州市塩山上萩原2715-23
TEL 0553-32-3818
HP

 

交通:
<バス>大菩薩峠終点下車徒歩5分
<車>中央自動車道勝沼ICから塩山方面へ国道411号 約40分
   JR中央本線塩山駅よりタクシー15分 

 

 「裂石温泉 雲峰荘」は、山梨県甲州市、大菩薩峠登山口を過ぎ、橋を渡ってすぐを右に曲がるとあります。

 紫陽花が咲き乱れる坂を登っていくと左に食事処「龍平」がある。
 ここで受付をすませ、1時間分の入浴券を購入しました。

 入浴は旅館内の内風呂か、別の所の露天風呂を選べるというが、お目当ての雲峰荘の内風呂にはいることにしました。

 入り口には「日本秘湯を守る会」の提灯が下げられ、館内は民芸調の休憩所を兼ねた土産物の展示場があります。
 熟していい香りのする小ぶりなプラム1袋400円、ギョッとするような大きなスズメバチの焼酎漬け、ジャム、スミ、木酢液などがありました。

 奥に進み左側の階段を下りると男湯、その奥に女湯への階段があります。
 脱衣所から浴室にはいると、ギョッ、真ん中に大きな岩(花崗岩)が目に飛び込んできた。
 その周囲から源泉が湧き、加温なしの石造りの浴槽があり、源泉掛け流しにされていました。

 飲泉してみると、山でよく湧いている清水のようで冷たくサッパリとしたいい源泉でした。
 この浴槽の源泉にはいっみると、ひやっーとして、さらっとして、ほんとに冷たいの一言・・・・・。
 じっとしていると手がかじかむような感じになってきたので、加温した浴槽に入り温まりました。
 1時間もはいれなかった・・・・・。

 浴後に、休憩所でいい香りの小ぶりなプラムを買い、外の湧き水で洗って食べると、甘くて少し酸っぱくてほっぺたが落ちそう、2粒ぺろっと食べてしまいました。

 帰りは裂石から、甲斐大和に向かい、山中鶯が耳元でさえずっているかのように聞こえ、山深い深山幽谷を楽しむことができました。

 「すずらんレストラン」に寄り、きのこスパゲティをいただくと、何とも山の味がしてここでしか食べられないかもと思わせてくれました。
 この日の外気温は甲府31℃、ここは20℃、とっても涼しく気持ちがよいからなのか。
 ゆっくり甲斐大和に向かう途中に「蕎麦切り発祥の地 天目そば 憩」なるお店があったのでつい立ち寄ってしまう。
 この地で採れた山菜というので山菜そばを注文すると出てきたそばは黒っぽく、昔のように外皮から挽いた粉を使用しいているという、美味しかったです・・・・・。
 蕎麦切り発祥の地の蕎麦、昔ながらの味のよい黒蕎麦でした。
(2007.07 )

 

 

・宿泊料金:9.000〜 休前日、夏期、正月別料金
・入浴料金:大人500円  営業時間:9:00〜13:00
 食事処:有り
 駐車場:有り
 休憩室:休憩所有り

 

 温泉分析表
源泉名:裂石温泉雲峰荘 湧出地:山梨県塩山市上萩原4783 湧出量:55.7 L/分 (自然湧出) 泉質:単純温泉  (低張性アルカリ性低温泉) 知覚:無色透明、無味無臭 泉温分類:26.6℃ pH値:9.9 溶存物質総量:107.8mg/kg 昭和61年9月4日

 


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