湯遊楽 「温泉日記」
*増富ラジウム温泉 <山梨県>
「増富ラジウム温泉 金泉閣」は、山梨県北杜市、増富温泉郷にあります。 中央道須玉ICから、標識に従って増富若神子線(601)を約30分山に登っていった所です。 今から450年ほど前の戦国時代に、金を採掘した頃に鉱泉を発見、金山平が金山千軒といわれにぎわった頃は秘蔵の湯治場として、病人、傷ついた傷病兵や金山鉱夫が利用し、創傷によく効いたので「武士の湯」といわれており、信玄公のかくし湯といわれる由縁でもあるといわれています。 明治20年頃から「金泉湯」と呼ばれるようになり、大正初年或いは昭和14年の頃のラジウム含有量が世界一であったことから「世界一ラジウム温泉」といわれるようになりました。 浴室は男女に分かれ、午前と午後で男女を入れ替えています。 お湯を飲むと塩辛い、苦い、酸っぱい、炭酸の味がブレンドされ、良薬は口に苦しという感じがしますが、飲泉後お腹の調子がよいように感じます。 湯船の源泉の色が午後は透明に近く、午前は淡く白濁しており、30分くらい浸かっていると自分の周りのお湯が暖まり、包まれているような心地よい感じがします。 この源泉に30分位入り、隣の暖かい浴槽で身体を温める入浴方法を1日に2-3回するとあります。 他にも放射能泉でよく知られている温泉が、新潟県栃尾又温泉、鳥取県三朝温泉、島根県池田ラジウム鉱泉、岐阜県恵那ラジウム鉱泉などがあります。
・宿泊料金:8,550円〜
温泉分析表
|