湯遊楽 「温泉日記」 

 


*鹿の湯 <栃木県>

 

那須湯本温泉 鹿の湯

栃木県那須郡那須町湯本51
TEL:0287-76-3098
HP

 

交通:
・JR黒磯駅から下野交通のバスで那須湯本下車、
・東北道那須ICから県道17を那須湯本へ。
  直進すると殺生石、道が右にカーブする所を右にはいる。

 

 「那須湯本温泉 鹿の湯」は、栃木県の那須町にあります。

  「鹿の湯」という名前は7世紀の前半、傷ついた鹿が体を癒していたことから発見されたという故事にちなんでいる那須湯本温泉は、昔から有名な共同浴場、休日には大勢の入浴客でごった返していると聴きました。

 訪れた日が雨模様の平日でしたが、駐車場にはけっこう車が入り、硫黄臭が風に乗って鼻先へただよってきます。
 殺生石、温泉神社をめぐり、階段を下りて鹿の湯へつきました。

 鹿の湯の館内は、右が有料休憩室。受付を済ませて、川をまたぐ左の廊下を渡ると、突き当って右側が男湯、左側が女湯になっています。

 男湯は脱衣所から階下におりて、洗い場と打たせ湯、その先に40℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃、の白濁した湯に満たされた浴槽が六つありあります。
 46℃までの五つの浴槽には浸かっている人、さましながらお湯談義をしながらゆっくりしている人、48℃は一人はいっている常連の方がおりました。

 友人と46℃までゆっくり入り、48℃にたどり着きました。
 このお湯にはいるには、湯もみをして、板を浮かせて波を平らにお湯が動かないようにして、湯船の角から足をゆっくり入れ温度にならして、腰まで入り、肩まではいる。この入り方でないと入れないとおしえられた。

 湯をならしてくださったので、いわれたように足から徐々に膝まで入ったところで、暑いからピリピリ、ジリジリ感が一挙にまし、チクチクと刺すような刺激がしてさっと抜くこともできず、我慢してゆっくり足を抜きました。(実際の湯温計測で49.2℃)
 抜いた後もこの感覚が寝る頃までつづいたり、皮膚に残った硫黄臭が心地よい貴重な体験ができました。

 女湯は、脱衣所をはさんで、洗い場と浴場に分かれ、その先には41℃、42℃、44℃、46℃と湯温の違う浴槽が四つのあり、数段下がった所に大きな浴槽が一つあります。
 洗い場には、流しっぱなしの湯口と、打たせ湯、頭にかぶる湯があるようです。
 石鹸やシャンプーの使用は禁止されていました。
(2006.11.25 )

 

 

・入浴料金:大人400円   日帰り入浴営業時間:午前8時〜午後5時
 食事処:なし
 休憩室:無料なし 有料有り
 駐車場:有り

 

 温泉分析表:
源泉名:鹿の湯・行人の湯混合源泉 湧出地:栃木県那須郡那須町湯本 湧出量:? 知覚:無色透明、硫化水素臭、強い酸味 泉質:酸性含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型) 泉温:68.4℃ Ph値:2.5 溶存物質総量:1040mg/kg (平成11年2月23日)

 


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