湯遊楽 「温泉日記」

 


*六龍鉱泉 <東京都>

六龍鉱泉

〒110-0008 東京都台東区池之端3-4-20
TEL 03-3821-3826

 

交通:
・東京メトロ千代田線 根津駅 徒歩5分

 

 下町の銭湯「六龍鉱泉」は、台東区池之端、上野動物園の裏手にあります。

 上野駅を眺めながら昼にそばを食べ、桜の葉が赤く、黄色く色づきはじめる不忍池を一回り、骨董店(骨董市開催中のみ)を眺めながら向かい、通りから少しはいった所にある銭湯に着きました。

 開湯まで、一時間あるので「根津鯛焼き」を並んで買う。先の団子坂下の 「手づくり・焼きたて パンの店 コーンポピー”」へ「国産小麦・無農薬前粒粉の食パン」に足をのばしましたが、目的のものはなく、残念でした。

 帰りは、不忍通りの1本なかの通りを家並みや商店を眺め、散策しながら、ぶらりぶらりと銭湯に着いたのは3時40分ころになっていました。

 下足を入れ、戸を開けると受付になっている。
 ここで料金を支払い、男湯と女湯に別れるようにかえられたようでした。
 脱衣所は鍵付きのロッカーになっているので立ち寄り湯でも安心して入浴ができます。
 また、大鏡の上に、「東京市衛生試験所の試験検査書、温泉の効能書き」が貼ってあり、古き良き歴史を感じさせてくれます。

 洗い場の奥に黒っぽく見える湯船は、左が低温、右が高温の二つがあります。
 低温の湯船から出た人の皮膚が赤っぽく、かなり熱そうに見えました。
 実際、湯に足を入れるとジリジリと熱く感じ、水で薄めてはいりました。
 真ん中にエアーが吹き出していて、熱い湯が押し寄せてくるので、内心くるなと思いながら身を沈めていた。
 地元の常連さんはすっとはいっているんです、少し身体をさましてから、はいってもやはり熱かったです。

 高温の湯船は、湯面が波一つないように静まった黒湯、私が入湯していたわずかな時間に入る人は見かけなかった。

 カランからのお湯がぬるいので、身体にかけると心地よく、帰るときは足にお湯の熱さの余韻が残って、足が軽くなっていました。
 熱湯好みの方にはたまらない銭湯です。(200711)

 

 

・入浴料金:大人430円(12才以上) 小学生180円(6才から12才未満) 乳幼児80円
  営業時間:15:30〜23:00 月曜定休
 食事処:なし
 休憩室:なし
 駐車場:なし

 

 温泉分析表
源泉名:? 湧出地:東京府東京市下谷区上野花園町14番地 湧出量:?L/min 泉質:重炭酸泉 知覚:赤黒褐色透明 無臭 泉温:15℃ pH値:アルカリ性 溶存物質総量:1,277g/kg (S6.10.15 東京市衛生試験所)

 


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