湯遊楽 「温泉日記」

 


*板橋前野源泉 <東京都>

前野原温泉 さやの湯処

〒174-0063 東京都板橋区前野町3-41-1
TEL 03-5916-3826
HP

 

交通:
<電車>都営三田線「志村坂上」駅下車10分
<車>首都高速5号線中台インターから5分。
   254号(川越街道)東新町交差点より7分。

 

 「前野原温泉 さやの湯処」は、東京都板橋区にあります。

  昨年、天然温泉に浸かれ、十割そばを食べられる日帰り温泉があると聞き、暖かく、晴天に恵まれた新年早々からぶらりと出かけてみました。

 到着した午後2時ころ、駐車場には空きがあった。
 入り口の下駄箱の鍵をもって受付に行くと、「この鍵のバーコードが、入館した時間をチェックし、入浴料、館内での飲食等の支払いを帰るときに自動精算機でまとめて精算する」という。
 館内ではキャッシュレスになっていた。が、自販機には現金が必要でした。

 受付の前がロビー、左に曲がり右側が浴場、左側が手もみ処、その他にうたた寝処、食事処があります。

 浴後どこで休もうかとロビーの長椅子を見ると、浴後の方々が休息をしています。
 1階のうたた寝処を見ると1b間隔に横に並んで寝入っていて、入る隙間がありません。
 2階は女子専用休憩室になっています。
 結局ロビーかなと想いながら、脱衣所に向かった。

 お風呂の概要を見ると14種類あります。
 その中から、天然温泉源泉掛け流し風呂と薬草蒸風呂に入ることにしたが、内湯ではなく、前者は寒空の下の露天、後者はその先の一室になっていました。

 内湯で少し温まってから源泉風呂にいってみると、6人はいるといっぱいの大きさでしたが、入ることができました。
 地下1500mからの無色透明の源泉が加温され湯口からゴンゴンと注がれ、掛け流しにされています。
 湯口には黄褐色の堆積物がつき、浴槽の源泉はうぐいす色に変化しています。
 お湯の中に手を入れて見ると10p位迄見えるくらいなので、浴槽の中が2段になっているのが見えません。
 お湯が口にはいると塩辛く、身体が締まるかもなんて氣にもなる、よく温まるいいお湯、いつも満員のようでした。

 お風呂からいったん出てお食事処「柿天舎」へ、横にはなれないがところてんを食べ、ゆっくり涼みながら水分の補給をしました。

 小休止後に薬草蒸風呂にいき、入り口からはいると熱い蒸気が空間を覆い、3b先が見えないくらいでしたが、幸い交代して下さったので石椅子に座れた。

 息をすると充満した薬草の水蒸気が鼻や口から入って息がしくく、タオルで顔を覆ってみたら呼吸が楽になった。
 普段サウナ(熱気浴)は空気が熱すぎるので入らないのですが、蒸し風呂は10分くらいすると上半身が暖かく汗ばんできたので外に出ましたが、足の方まで温まるまでいても良かったのかもしれません。

 再び柿天舎にいき、涼みながら十割そばをいただき、さやの湯処を後にしました。
 また再訪したい温泉です。(20080110)

 

 

・入浴料金:平日−−大人 800円 小人500円 (小学生以下) [一日]
       土日祝−大人1000円 小人700円   [5時間まで 以降1時間毎に100円加算]
  営業時間:午前10:00〜午前 1:00  年中無休
 食事処:あり
 駐車場:あり
 休憩所:あり

 

 温泉分析表
源泉名:板橋前野温泉 湧出地:東京都板橋区前野町3-41-1 湧出量:270 L/分 (掘削 動力揚湯 揚湯量は規制により50t) 泉質:ナトリウム−塩化物強塩温泉 知覚:無色透明強鹹味殆ど無臭 ガス発泡有り 泉温:41℃ pH値:7.6(高張性弱アルカリ性温泉) 成分総計:2391mg/kg
平成16年11月22日

 


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